庭で焼きいも

庭の木を剪定した後に出るのが剪定屑。暫く放置して乾かすとよく燃えます。よく乾いた木はすぐに高温になるので煙もあまり出ません。

 

去年の剪定屑がいい感じに乾いたので庭でたき火をしました。…で、たき火をするときの定番、焼き芋です。今日はついでに焼きリンゴと焼きもちも…。暖かい火のそばで年越しそばも頂きました。

 

では、みなさん良いお年を。

赤穂市のパン屋 「あこうぱん」のお正月飾り

赤穂市に行ってきました。ついでに赤穂のパン屋さん「あこうぱん」に寄りました。ここのパン屋さん、パンが美味しいのはもちろんですが、ユニークなパンが店頭に並びます。

 

…で、駐車場に車を停めるなり…爆笑!…やってくれました。定番のお正月飾りがなんと…パン…!…ここまでやるかぁ~…

 

せっかくなので、店頭に並んでいた「かがみパン」買って来ました。…で、せっかくなので、うちに帰って小さな三宝に乗せてみました…かわいい…で、お正月を待たずに美味しく頂きました。

 

雪の三日月

今朝の山々も雪化粧でした。いよいよ寒くなってきました。寒いのは嫌ですが、この季節だからこそ出会える美しい風景は、自然からの嬉しい贈り物です。

冬将軍到来

今朝窓を開けたらうっすらと雪が積もっていました。写真は梅の木に少しだけ積もった雪です。このまま止むのかと思ったら昼前には大雪に。

 

寒い日になりましたが今日は大掃除です。合間に昨日スーパーで安かった豚肩ロース肉を焼き豚とハムにしようと仕込みました。

 

この時期になると、おせち料理のちょっとした冒険料理をしたくなります。でもうまくいったりいかなかったり…以前「かまぼこ」を作ってみたら大失敗…私にとってはハードルが高すぎました…

トマトの苗

11月20日のブログで発芽のご報告をした冬トマト「CF桃太郎はるか」。少しずつ少しずつ育って、今、右の写真の状態です。玄関先のパッションフルーツのハウスの中に同居しています。

 

発泡スチロールの箱の底にキリで水抜き穴を開け、ネット入り鉢底石を敷いて、苗箱を乗せ、苗を並べました。透明のビニール袋に入れて上の部分をくくって保温しています。

 

苗は16鉢あります。外のハウスでどれだけ育つか実験していますが、半分は保険の為に家の中にいれて、日中は家の縁側で、夜は部屋の中に入れています。外の苗は、苗箱がスカスカだと寒いかなと思ったので、一緒にカブの苗が植わっている小さな鉢を入れています。

 

日中、お天気が良い日はハウスの中はかなり暖かいです。家の軒下に入っているので、外の吹き曝しのハウスよりかなり保温効果は高いようです。

 

パッションフルーツも、トマトも、寒さにまけずにがんばれ!

 

鞍掛ひたし豆

数日前に仕込んだ「鞍掛ひたし豆」。収穫して1年半後にようやく日の目を見ました。…で、これがまた美味しい!びっくりです。こんなお宝、食べずにしまっておいたなんて信じられない…と今だから言えます。

 

実は先日仕込んだ豆は、今晩で完食してしまいました。明日また仕込みます。ちょっと時間はかかりますが、手間はかかりません。豆の甘さがたっぷりの美味しいお豆です。

 

< 鞍掛ひたし豆の作り方 >

 

  1. ざっと水で洗い、半日から一日水に浸します。水に浸すと大体倍の量にふくれるのでたっぷりめの水に漬けます。
  2. 豆を一つぶ取って半分に輪切りにしてみて、中に空洞がなくなったら水を替え、多めの水に入れ火にかけます。
  3. 沸騰したら5~10分程度、好みの固さに茹でます。
  4. 茹ったらざるにあけ、2~3回水を替えて豆を洗います。
  5. タッパーなどに豆を入れ、2~3%の塩水に豆を浸します。
  6. 冷蔵庫で1時間ほど置いたら食べられます。

 

 

 

柿の粗皮剥き・ヒメコスカシバの幼虫

庭の木々の剪定がほぼ終わりました。梅、桃、アンズ、スモモ、柿、梨、ヘーゼルナッツ、ユスラウメ、ローリエ(月桂樹)…ついでにモクレン、ユキヤナギ、カエデ…。

 

剪定が終わったので、次は粗皮(そひ)剥きです。写真は柿の粗皮の下で越冬中の方々です。上の写真はヒメコスカシバの幼虫と思われます。

 

ヒメコスカシバの幼虫は枝分かれしている部分にとりついて樹を食い荒らし、せっかく伸びた新梢の付け根をボロボロにしてしまいます。それにしても、何故「付け根」の部分を選ぶのでしょうか。組織が柔らかいのかな?それとも安定感があるのかな?

 

下の写真はちいさなカタツムリたちです。外は寒いのに、数ミリの樹皮の下は暖かさが違うのでしょうか…。

 

固い樹皮をまとう柿の木。粗皮の下は小さな虫たちが身を寄せ合うアパートのようになっています。虫たちには悪いですが、退去してもらいます。

桃の剪定

果樹の剪定の季節。今日は桃です。梅と桃は同じ「バラ科」の植物。でも、性格は少し違います。

 

梅は今年伸びた短めの枝に来年の花芽が多くつきます。桃はやや長めの枝でも花芽が付きます。ただ、桃の場合、枝の元の方に花芽、先の方に葉芽が付く傾向があります。剪定の際に葉芽を残さないで花芽のすぐ先で切ってしまうと、葉芽が落ちてしまい、その枝は葉が出ずに枯れてしまいます。

 

また、桃はあまり強い剪定をしてしまうと、翌年には枝の成長が優先されてしまい、実が落ちてしまう傾向があるので、そのバランスを考えながら剪定をします。

 

一番下の写真は剪定後の梅です。梅は骨格の枝以外はやや短めの枝が多く、平べったい感じ。桃は長めの枝も残っていて、骨格の枝も梅より少し立ち気味に仕立てるので、全体のシルエットもやや立ち気味です。(上向きに伸びた枝は整理しています。)

 

徒長枝がぽんぽん出ることを「枝があばれる」と言います。枝が暴れたからといって、強い剪定で切り詰めてしてしまうと余計枝が暴れます。樹種にもよりますが、一般的に「枝が強い時には弱めに剪定、枝が弱い時には強めに剪定」するのだそうです。

 

暴れる子供にがみがみ怒っても静まらない…ってことでしょうか…

 

樹勢が強い時に、徒長枝を一部放任して伸ばしておくことで樹勢を落ち着かせるという方法もあるそうです。放任する枝のことを「息抜き枝」というのだそうです。

 

樹も人間も、がんばっているときこそ「息抜き」が大事ですね。

納豆とひたし豆の仕込み

今日は「大豆」と「鞍掛ひたし豆」を水に浸けて仕込み始めました。両方とも大豆の仲間です。写真の豆は今年の豆ではなく、去年の豆です。

 

計算では去年の年末頃には消費されている予定だったのですが、情けないことになかなか腰が上がらず…至る…現在…

 

ここ数カ月、ようやく自家製ヨーグルトをほぼ毎日食卓に上らせることができるようになりました。次は納豆です。

 

自分で育てた大豆で納豆を作る…昔の人が普通にやっていた事ですが、実際に日常生活のサイクルの中に組み込むのはなかなか大変です。歯車をひとつひとつ組み立てるように、生活に馴染ませるようにサイクルに組み込んでいきます。

 

大豆は多めに煮て、半分は豆と煮汁に分けて冷凍。使うときに豆と汁を解凍して両方を鍋にいれて一度沸騰させ、熱いうちに湯を切って納豆菌にまぶして仕込みます。

 

鞍掛ひたし豆は、乾燥大豆の状態ですが、枝豆のように食べられるとのこと。1年を過ぎているのに、なんと!今回初仕込み。…いやはや…

 

 

イラガの繭とカマキリの卵のう

梨についていたイラガの繭とカマキリの卵のうです。真ん中に三つ丸っこい鶏卵のような形をしているのが、害虫の「イラガ」の繭です。下の方の緑の園芸支柱と枝の間にまたがってい張り付いているのが益虫の「カマキリ」の卵のうです。チョウセンカマキリの卵のうと思われます。

 

イラガは6月頃羽化した成虫が果樹などに卵を産み付け、それが孵った幼虫たちが7月~8月頃集団で葉っぱを食い荒らす害虫です。しかも、幼虫は毒のある毛を身にまとっているので人間が触ると刺激のある痛みを与える厄介な害虫です。

 

イラガの繭は、こういった樹木以外にも、時おり近くにある波板の隙間や、ブロックや建物の柱や壁などにも張り付いて越冬しています。いろんな所を見回ってはがして焼却処分します。調べてみたら、イラガの繭にも毒があるのだとか…知らなかった…今まで素手で取っていましたが、これからは手袋を使う事にします。

 

梅の剪定

年の瀬も押し詰まってきました。年賀状かかなきゃ…掃除もしなくちゃ…で…「梅の剪定」です。

 

「梅の剪定は年賀状を出す前に済ませる…」のだそうです。樹が眠っている間に済ませなければいけない冬の剪定。春一番に目覚めて花を咲かせる梅は早くに済ませなければいけません。

 

剪定に使う道具は真ん中の写真。最初はのこぎりで大きめの不要な木を切ります。その後、ハサミで細かい枝を切り、傷口に癒合剤を薄くぬります。のこぎりやハサミを使うときは軍手を使いますが、癒合剤を使うときはビニールの手袋を使っています。

 

癒合剤は木工ボンドでもおっけ~です。

 

来年の春に実を生らせる枝を確保し、古い枝を整理し、古い枝を更新させる新しい枝を確保し、樹幹内の陽当たりを考え、作業性を考慮し…いろんなことを考えながら剪定するので悩みますが一番面白い作業です。

 

この家に引っ越してきた時に既に植えてあった樹は、しばらく手入れされていなかったせいで、樹形が乱れていました。成る実も、利用できるものではありませんでした。

 

年々手を入れていく中で、少しずつ樹形が落ち着いて、果実も年々良いものがとれ始めてくると、ますますこの剪定が面白く思われてきます。

 

来年ももっと良い梅がとれますように。

 

さて、年賀状書かなきゃ…

梨の基肥(もとごえ)

今日はお昼前から雨という事で、急いで庭の梨の基肥(もとごえ)を入れました。季節からすると若干遅めです。

 

今回は、樹を中心にして株元から30センチほど離れたところから1メートルの範囲で深さ30センチ幅20センチほどを一文字にスコップを入れ、堆肥を入れて土と混ぜて埋め戻し、肥料とカキガラ石灰を直径2メートルほどの範囲で地表に振って軽く土と混ぜ、上から落ち葉や枯草などを積みました。(堆肥の入れ方はいろいろあります。)

 

カミキリムシなどの害虫が入り込まないように、株元は敷き藁がかぶらないように裸地にしてあります。まだ若木なので、肥料の量は通常の半分程度です。

 

庭の梨は3本。日本と中国と西洋の梨がそれぞれ1本ずつです。洋梨は病気にも弱く育てるのが難しいと言われていますが、できたらいいなぁ~…というわけでチャレンジ中です。

 

この秋には11月1日と2日のブログでご紹介した自家製の納豆菌を、50倍にして土壌に、100倍にして葉面に散布してみました。気のせいかその時残っていた葉っぱが元気になったような感じがしました。西洋の梨を日本の納豆菌が救うかも?

 

大阪の果物屋さん 山口果物

先週大阪で行われたホームページのセミナー。いつも他所で用事がある度、いろんな果物屋さん巡りをするのが最近のマイブームです。

 

先週は、上本町の果物屋さん「山口果物」さんに行ってきました。店先には今が旬のリンゴや洋梨、みかん…珍しい品種もいろいろあって、果物好きにはたまりません。

 

店内では果物たっぷりのスイーツが頂けるというので、フルーツのフレンチトーストを頂きました。

 

メインのフルーツとつけるフルーツソースが選べます。今回はメインを柿、ソースに洋梨をチョイス。どうなるかなぁ~…と、内心ちょっと不安になりながら…でも、フレンチトーストの甘さと柿や洋梨のソースの絶妙なバランスとアイスのアクセントに脱帽しました。

 

ここのお店の方は、毎月、果物の講習会をされているほどの果物愛に溢れた方の様で、店員さんの対応から、お店全体にも果物LOVE感が溢れていました。

 

上の写真の左側は洋梨の「ゼネラル・レクラーク」右側はリンゴの「ピンクレディー」です。洋梨というと昔は「ラ・フランス」くらいしか知りませんでした。最近は「ル・レクチェ」「ドワイアンヌ・デュ・コミス」「マルゲリット・マリーラ」「シルバーベル」etc.…品種によって出回る時期が微妙に違いますが、日本梨の最盛期が過ぎて、寒さが増してきた季節に出回るトロっとした洋梨の食感と甘い香りに、最近はまっています。洋梨は収穫してから暫く常温で置いて追熟させます。てっぺんの膨らんだ部分に少しシワが寄り始めた頃が食べごろなんだそうです。

 

リンゴの「ピンクレディー」は、生産者限定の品種で、希少な品種なんだそうです。写真には写っていませんが、リンゴはもう一つ、緑色の「グラニースミス」も買いました(…食べちゃいました…)。加工用に向く品種とありましたが、やや酸味が強いとはいえ、ジューシーでしゃきっとした味わいと、青りんご独特の素敵な香りは、生食でもとても美味しいと思いました。

 

いや~果物ってホントにいいもんですね~…

ブルーベリーの紅葉と新芽

寒い寒い…ブルーベリーの新芽が顔を真っ赤にして寒がっています…てな訳は無いですが…そんな感じにけなげに見えるブルーベリーの新芽です。

 

今年は庭のブルーベリーの落葉が遅いように思います。まだまだ真っ赤な葉っぱをたくさん付けて、クリスマスムードを演出してくれています。

 

ブルーベリーは基本的には落葉果樹です。ただ、ラビットアイという系列の品種は、落葉が遅い品種が多いそうです。写真はラビットアイ系の「ホームベル」という品種。ラビットアイ系は…・熟す前の未熟な実の色がウサギの目のような綺麗な赤色になる・他の品種よりも熟す時期が遅めのものが多い・耐寒性は他の品種よりもやや弱いものが多いetc.…という特徴があります。(佐用くらいの寒さは、ぜんぜん平気です。)

 

ブルーベリーのように冬前に新芽を形成して越冬する植物はたくさんあります。凍ってしまわないのかな?とも思うのですが、越冬する樹木や草花は、いろいろな方法で細胞内が凍結しない術を身に着けているのだそうです。夏は暑さに強い体。冬は寒さに強い体…人間もある程度は変化しているのだそうですが、植物の振れ幅には負けます。

 

ゆずの砂糖漬けのレシピ 大根のべったら風

11月29日のブログでご紹介したゆずの長期保存レシピ。ゆずの砂糖漬けの砂糖がほぼ完全に溶けたので使ってみました。

 

まずは一口味見…結構いけます。そのままお茶うけにしても、ほろにが甘くておいしいです。今日は庭の大根でべったら風の漬物に入れてみました。

 

毎年のことですが、秋冬野菜の種まき時期とぶどうの出荷の時期が重なるので、なかなか良いタイミングで蒔くことが出来ません。今年は台風の襲来が予測されてお店をお休みした日に、雨風の隙間をぬって強硬に種まき。カブやレタスなど芽が出なかったものもありましたが、大根は無事すくすく育ってくれました。

 

写真ではトッピングにゆずの砂糖漬けと、凍らせておいた甘酒が乗せてあります。この小さなお皿の中だけ、もうお正月が来たみたいになりました。(ゆずを取り出す場合は、必ず清潔な箸などで取り出してください。)

 

・大根のべったら風 ゆず風味

< 材料 >

  • 大根(皮をむいておく)…(※1)
  • 塩 …… (※1)の大根の重量の2%(大根の重量×0.02)
  • 砂糖 …… (※1)大根の重量の12%(大根の重量×0.12)
  • 酢 …… (※1)の大根の重量の4%(大根の重量×0.04)
  • ゆずの砂糖漬け …… お好みで(今回は大さじ1程度入れました)→生のゆず皮を細く切ったものでもおっけ~です

< 作り方 >

  1. 皮をむいた大根を厚さ1センチのいちょう切りにしてジップロックに入れる
  2. 1に分量の塩を入れ、大根にまんべんなくまぶして10分ほど置く
  3. 2に分量の砂糖を入れ、大根にまんべんなくまぶす
  4. 3に分量の酢とゆずの砂糖漬けを入れ、大根にまぶす
  5. 袋の空気を抜きながら口を閉じ、万が一汁がこぼれてもよいように袋ごとタッパーなどに入れる
  6. 冷蔵庫に入れて2時間ほどで食べられます

何日かは日持ちします。前回は5日ほど持ちました…それ以上の日にちでどれだけ持つかは、食べてしまったので不明です…。食べる時には必ず清潔な箸などで取り分けてください。

 

むいた大根の皮は、5cmほどの長さに細長く切って、ざるなどで干すと、切り干し大根になります。なかなか水分が抜けない場合は、お皿に広げてラップをせずに冷蔵庫で何日か放置するとよいです。ただ、保存している間にカビる場合があるので、冷凍するか、市販の食品用の乾燥剤を入れるかして保存し、早めに炒め物などで使い切ります。

レモンの冬支度

日に日に寒さが増してきました。今日はレモンの冬支度です。レモンも寒さに弱い常緑果樹。2年前に地植えにしてから何とか持ちこたえていますが、やはりこの土地の寒さと冷たい暴風で、冬ごとにかなりダメージを受けます。

 

去年はビニールをかぶせましたが、風が吹くたびに飛ばされそうで心配…また、あおられたビニールで枝が折れそうになるし…そのうえ、土が乾燥しすぎてしまいました。

 

今年は異形丸鋼を四隅にしっかりと打ち付け、その上に園芸支柱と金具(パイプバンド)をやぐらに組んで骨組みを作り、寒冷紗を3重ほどに巻き付け、パッカーで固定しました。やぐらは近くに立ててあるハウスの骨組みにつなげて固定してあります。(近くに固定できるものが無い場合は、四隅の柱の上部から紐を伸ばしてペグを打ち込むか、ペグの代わりにブロックなどを4方向に置いてくくりつけてひっぱると安定すると思います。)

 

今日のところは上の部分は開けっ放しです。ビニールをかぶせると乾燥しすぎてしまいそう…でも雪とか降ったらつらいだろうなぁ~…というわけで、後日、上の部分も寒冷紗で覆う予定です。寒冷紗でどこまで寒さに耐えられるか心配ですが……やっぱりビニールの方がいいのかなぁ~…どうかなぁ~…

 

 

パッションフルーツの試し採り

ぶどうの販売の期間に店先で日陰を作ってくれていたパッションフルーツ。今は簡易温室の中に養生されています。試しにひとつ、実を取ってみました。

 

半分に割ってみました。食べてみたらそこそこ食べることができました。…が、やっぱり少しすっぱいかな?

 

よくよく考えてみたら、パッションフルーツそのものって食べたことないかも?スイーツとかでは食べたことがあるので味は何となく知ってますが…いまさらのように気が付きました。

佐用のカフェ GOCCIA coffee factory

今日は友人とランチ。最近佐用にできたカフェに行ってきました。頂いたのはワンプレートランチとカプチーノ。ランチの一品一品…ひとつひとつ大切に大切に、今まで培ってこられた技と知恵をこらして作られていて、ひとくちひとくち幸せが口に広がります。

 

そして、コーヒーも最高に美味しかった!

 

「自家焙煎のコーヒー」の看板はよく目にしますが、実際に自家焙煎で美味しいコーヒーを作るのはとても難しいと聞いたことがあります。…でも、ここのコーヒーはほんとに美味しかったです。

 

端正な造りの店構え…オーナーの趣味と言われるユーモラスな多肉植物…窓から望む広々とした里山…各席にはモバイルを充電できるコンセントとWi-Fiのコードがかかれたちいさなプレート…どれもが「どうぞゆっくりしていってくださいね。」と誘ってくれます。

 

佐用町出身のオーナー谷本ユウキさん。以前は京都でイタリアン中心のお店で働いていたとのこと。「ぼく、長男なので…」とUターンして来られたとか。数年前から自家焙煎珈琲を販売しておられたようで、満を持してこの秋にお店を開店されたようです。帰りにはオーナーお薦めのコーヒー豆を買って帰ってきました。次にはご主人のイカ釣りの話しも聞きたいな…素敵なお店と出会えました。

 

GOCCIA caffee factory

佐用郡佐用町長尾826

TEL 070-2322-5429

※ イベント出店などで不定期にお休みになる場合があるようです。ご来店の際にはお電話でご確認ください。※

(今日現在の情報ですが、Facebookの住所から示される地図は別の場所が表示されるそうです。お店の場所は佐用の「Pホール」の道を隔てた向かいにあります。)

岩津ねぎ

兵庫には美味しいねぎがあります。朝来市で江戸時代から作られている「岩津ねぎ」です。朝来市は「天空の城」で有名な「竹田城」のあるところです。

 

白い所も青い所も柔らかく甘く、いろんな料理に使えて、余すところなく頂ける、最高に美味しいねぎです。朝来の気候でなければできない美味しさ。育てるのも手間がかかり、そのうえ一年のうちで美味しい時期のみ販売…そして生産量も限られる。生産地域限定&季節限定のねぎです。

 

今日、仕事を終えて帰ったら、玄関先に届けられていました。どうやら、ぶどうのお客様が遠くからわざわざ届けてくださったとのこと。ありがたくてありがたくて…

 

焼き葱も美味しいし鍋にしてもいいなぁ~…ネギを前にしてわくわくわくわく…あ~…しあわせ…

 

I様!ありがとうございます!これで寒い冬の作業もがんばれます!

ゆず酒の皮の砂糖漬け

11月30日のブログに載せた「ゆず酒」。漬けてから10日ほど経ったので、ゆずの皮を取り出しました。この皮、なかなか良いつまみになります。ゆずの香りの甘い口あたりですがほんの少しほろ苦く、なかなか素敵な味わいです。焼酎漬けなのを忘れそうですが、車で出る用事がある時には気を付けなければ…

 

せっかくの皮なので、これも細かく千切りにして砂糖漬けにしました。砂糖の分量はゆずの重さの半分程度。清潔な瓶を用意してゆずを入れ、すりこ木などでぎゅっと押し込んだ後、分量の砂糖を上から蓋のように入れて、砂糖の上からさらに軽く押さえました。(瓶には必ず「ゆず酒づけの皮」と書いて通常の砂糖漬けと区別しておく必要があります。)

 

香りも色も素敵なゆず。でも、毎年、その「苦味」をうまく処理できずにてこずっていました。今年ようやく付き合い方が分かってきたような気がします。

 

12月の小麦畑

今日の小麦畑です。種まきから約1か月。寒い中ですくすく元気に育っています。今年で小麦を育てて3回目の冬です。

 

すっとまっすぐ伸びたしなやかな若葉。初冬の寒風にも負けずに立つ姿は、凛として本当に美しく、思わず見とれてしまいます。

第12回 さようマラソン&ウォーク

今朝起きて窓を開けたら、さらさらと雪が降っていました。初雪です。8時頃まで降り続けてやみました。

 

今日は、さようマラソン&ウォークでした。店舗にしている自宅の横の道がハーフマラソンのマラソンコースになっています。

 

いろんな所から走りに来てくださっているんだろうなぁ~と思いながら、ほぼ毎年声援を送らせて頂いています。ここはコースの終盤戦の通り道。みなさん多分疲労困憊…へとへと…でも、声援を送ると手を振ってくださったり、小さくうなずいてくださったり…中にはいろんなゼスチャーをしてくださったり…毎年、一緒に走らせて頂いているような暖かい気持ちにさせて頂いています。

 

今日は底冷えのする天気でした。でも、こちらも声援を送りながら身も心もホカホカ…毎年、暖かい気持ちを頂いてありがとうございます。また来年お会いできるのを楽しみに…

 

キウイ酒

キウイは食べる分だけ少しずつ追熟させながら、冬中楽しめます。追熟はジップロックにリンゴ1個につきキウイ10個程度を入れて数日置きます。

 

追熟用のリンゴは「紅玉」か「ジョナゴールド」が良いそうです。ジョナゴールドは「紅玉」と「ゴールデンデリシャス」の交配種。紅玉は英語で「ジョナサン」…ジョナサン+ゴールデンデリシャス…で「ジョナゴールド」…なるほど~…

 

キウイのきれいな緑がお酒になったらきれいだろうな~と思って調べてみたら、キウイ酒は固めのキウイで漬けられる…とのこと。すかさず仕込みに入りました。

 

・キウイ酒

< 材料 >

  • 追熟していない固めのキウイ 1キロ(普通サイズで約8個。うちのは小さかったので18個ほど使いました。)
  • 砂糖 200g(氷砂糖がよいそうですが、今回は安い上白糖で作りました。)
  • ホワイトリカー(度数35%) 1.8リットル
  • (お好みで レモン 4~5個 … 今回は使いませんでした。頂くときに酸味が欲しかったらその時に添えてみようかな?)
  • 清潔な保存瓶 4リットル用

< 作り方 >

  1. キウイは皮をむいて、半分に切る (レモンは皮をむいて4つ程度の輪切りにするそうです)
  2. 瓶にキウイ、砂糖、ホワイトリカーを入れて時々ゆする
  3. 2カ月でレモンを、3カ月でキウイを引き上げ、漉してから保存。
  4. 1カ月程度で飲めるそうですが、2カ月以上漬け込むと美味しくなるそうです。

 

「…出来上がりは淡い黄緑色になる…」…おぉ~楽しみ~~

アリグモ

庭の柿をむいていたら、ヘタからアリのような虫がポロン…とこぼれました。よくよく見るとアリではありません…虫ではありません…クモでした。

 

その名も「アリグモ」。アリに似ていますが正真正銘のクモです。虫は足が6本。クモは足が8本。写真の触覚のようにみえるものは、実は足です。顎が小さいのでメスと思われます。顎が小さいせいで、余計アリににていますが…くどいようですが…クモです。

 

動き方もアリそっくりです。前足の2本を触覚のように動かします。アリグモはハエトリグモの種類とあります。アリと見せかけてハエをだますのでしょうか?普通のクモのようにクモの巣は張らないと書いてあるものもありますが、柿のヘタにクモの巣のようなものがありました。ここに潜んでいたようです。広葉樹の樹上が好きなのだそうです。

 

以前からアリグモの写真が撮りたいと思っていましたが、庭や畑などでは、動きが速すぎてアリかクモかわからず、また、捕獲も難しく…でも、やっと撮れました。地味にうれしい…

小麦の狂い咲き?

小麦は寒さにあうと花芽をつけると聞いたことがあります。北海道は寒いので、一年のうち小麦を2回育てることが出来るのだそうです。

 

庭のブルーベリーの株元に乾燥防止に敷いた小麦のもみ殻から発芽した小麦から丸々とした穂が育ち、とうとう花が咲き始めてしまいました。

 

秋に入った頃、とても寒い時期が一時ありました。そして最近の季節外れの暖かさ。…小麦も調子が狂ってしまったようです。

 

相変わらずアーモンドも一輪…また一輪…と、狂い咲きしています。レンギョウの花も咲き始めてしまっています。植物の体内時計が戸惑っているように思います。天候不順は温暖化だけでもないような気がします。季節外れの寒気の影響も、なにげにざわざわと不安にさせられます。

 

もみじのじゅうたん

庭のもみじが美しいじゅうたんを広げてくれました。今年の紅葉は少し赤が少ないように思います。でもそれだけに赤と黄の色とりどりの落ち葉で表情豊かな作品に仕上がりました。

 

かりんのレシピ(2)(3)かりんのシロップとかりん酒

先日洗ったかりんの実。レシピによると「皮の表面に油が浮いたら」…とあります。…が、よくわからない。でも香りが少し変わったような気がします。3日くらいたっているし、今日は雨だけど明日は晴れるから、農作業したいし…まあいっか~…と仕込んでみました。

レシピには、「かりん酒は香りが良く、ほろ苦く、絶品です」…と書いてあるので、期待大です。

 

写真は仕込んだ直後です。(レシピは4リットル瓶ですが、今回はそれぞれ倍量作ったので8リットル瓶です。)

 

水色は透明です。レシピのかりん酒は、透き通った赤色。…こんな素敵な果実酒ができるなんて…わくわくわくわくわくわくわくわく……待ちきれない!

 

・かりんのシロップ

< 材料 >

  • かりん 1キロ
  • 砂糖 1キロ
  • 食酢(またはホワイトリカー35°) 200cc 
  • 4リットルの保存瓶

< 作り方 >

  1. かりんはお湯に漬けながらスポンジなどで洗い、水けを拭いて2~3日乾かす。
  2. かりんを縦半分に切った後、薄めの輪切りにする。(硬くて滑りやすいので、気を付けて切ってください。)
  3. かりんを清潔な保存瓶に入れて、食酢を回しかけ、一度ふたをしてかりん全体を食酢で濡らす。
  4. 砂糖を半分ほど入れて、もう一度ふたをして、かりんに砂糖をまぶす
  5. ちいさなキッチンポリ袋などを手にはめて、かりんを上からぎゅっと押して、できるだけ空気を抜く。
  6. 上から残りの砂糖を入れて蓋のようにして、さらに先ほどのビニールを使って上からぎゅっと押す。
  7. 砂糖が溶けるまで時々瓶を優しくゆする。
  8. 3カ月ほどしたら実を取り出し、出来上がり。(発酵する場合があると書いてあったので、ふたをやや緩めにしめました。ゆする時はふたをしっかり閉め直してからゆすってください。)

 

・かりん酒

< 材料 >

  • かりん 1キロ
  • 砂糖 200~300g
  • ホワイトリカー(35° )1.8リットル
  • 4リットルの保存瓶

< 作り方 >

  1. かりんをお湯でスポンジなどを使って洗い、水けを拭いて2~3日乾かす。
  2. かりんを縦に半分に切り、4~5個の輪切りにする(硬くてすべりやすいので、気を付けてきってください。)
  3. 清潔な保存瓶にかりんと砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぐ
  4. 半年ほどしたら実を取り出し、できあがり。(発酵する場合があると書いてあったので、ふたをやや緩めにしめました。ゆする場合は、しっかり閉め直してからゆすってください。)

 

サンシュユ酒 その後

10月28日のブログでご紹介したサンシュユ酒のその後です。(わかりやすいように瓶の後ろに白い紙を立てて撮影してあります。)5日経って、実を茹でた方に赤い色が出始めました。右は生のまま…色が出る気配さえありません。

 

加熱によって細胞膜か何かが壊れて成分が流出しやすくなったのか、酵素のたんぱく質が固まったのか…理由はよくわかりません。

 

とりあえず今回は両方そのままにして様子を見る事にしました。

 

かりんのレシピ(1)かりんジャム

秋の実り。珍しく「かりん」が手に入りました。かりんは生では食べられません。香りは良いのですが、固いし、ぱさぱさしています。

 

せっかくなのでこれもいろいろ仕込むことにしました。かりんの下ごしらえは、皮をお湯を使ってスポンジなどでごしごし洗います。(皮には油分がたっぷりついています。)水けを拭いて2~3日置いて、皮に油が浮きだしてから仕込むそうです。

 

ジャムのレシピには洗ってすぐに仕込めるものがあったので、少しだけ試してみました。果肉を入れる方法と、果肉を入れない方法があったので、両方試してみました。果肉を入れた方は、食感が若干気になる人もいるかも。…でも、量はたくさん作れます。2つのレシピでは砂糖の割合が随分違います。実を入れるバージョンの方が甘いです。とりあえず、レシピ通りに作ってみました。

 

作ってみると、かりんから出る豊富なペクチンに驚かされます。家中かりんの良い匂いが充満します。

 

  • かりんの下ごしらえ→湯を使ってスポンジなどで表面の油を洗い、水けを拭く。
  • かりんを扱うときの注意→かりんは硬いのと、皮が滑りやすいので、皮を剥いたり切ったりする場合はけがをしないように気を付けてください。

 

・かりんジャム 実を入れるバージョン (できあがり 約300cc)

< 材料 >

  • かりん1個(約300g)
  • 水 500cc
  • 砂糖 280g

< 作り方 >

  1. かりんは皮をむいて芯を取る。(後で使うので、捨てないで…)実は細かく刻む。
  2. 皮と芯を鍋に入れ、水500cc入れて10分ほど煮てざるなどで漉す。(とろみのある漉した液を使います。皮と芯は捨てます。)
  3. 2で漉した液を少し大きめの鍋に入れ、さらに刻んだ実と砂糖280gを入れて軽く混ぜ、2時間ほど置く。
  4. 3を中火にかけ、混ぜながら少し沸騰させて実が少しオレンジ色になったら火からおろす。
  5. 4を8時間~10時間ほど放置する(もう少し長くても大丈夫)
  6. 放置後火にかけ、焦げないように木べらで混ぜながら、10分ほど煮る。(沸騰後強めの中火にして…沸騰を保ったまま吹きこぼれない程度の火加減で…)(やけどに注意)
  7. とろみがついたら、清潔な容器に入れて保存。

・かりんジャム 実を入れないバージョン (できあがり約150cc)

< 材料 >

  • かりん 1個 (約300g)
  • 水 700cc
  • 砂糖 230g

 

< 作り方 >

  1. かりんは4つ割りにして種を取り除き皮付きのまま薄いいちょう切りにする。
  2. 鍋にかりんと水700ccを入れて、沸騰後吹きこぼれない程度に火を弱めて、30分~40分煮る。
  3. 2を茶漉しなどで漉す。(漉した液を使います。実は捨てます。)
  4. 漉した液を少し大きめの鍋に入れ、砂糖230gを入れて火にかけ、焦げないように木べらで混ぜながら、10分ほど煮る。(沸騰後強めの中火にして…沸騰を保ったまま、吹きこぼれない程度の火加減で…)(やけどに注意)
  5. とろみがついたら清潔な容器に入れて保存。

ゆずのレシピ(3) ゆず味噌

ゆず味噌が大活躍する季節になりました。寒くなってきて美味しくなってきた大根と、掘りたてが美味しい里芋、それからこんにゃくと厚揚げを一緒に昆布で白く炊いて頂く…最高です。

 

ゆずみそはゆず2~3個程度で、かなりたくさんできます。日持ちもするので、何かと重宝します。(かなりとろみがあるのでくれぐれもやけどには注意してくださいね。)

 

< 材料 >

 

  • 味噌 400g
  • きび砂糖、またはてんさい糖 400g
  • ゆず 約100g(2個くらい)
  • 本みりん 大さじ2

 

< 作り方 >

  1. 味噌と砂糖を鍋に入れ、混ぜ合わせる
  2. 弱火にかけて5分程度、こげないようにゆっくり混ぜながら煮る。(やけどに注意)
  3. 2にみりんを入れて、さらに混ぜながら8分~10分ほど煮詰める。(冷めるとやや硬くなるので、若干柔らかいかな…?くらいで止めるとよいです。)
  4. とろみがついたら火を止め、すりおろしたゆずの皮とゆずの果汁を入れてよく混ぜる。
  5. 清潔な容器に移して保存。