梅の剪定

年の瀬も押し詰まってきました。年賀状かかなきゃ…掃除もしなくちゃ…で…「梅の剪定」です。

 

「梅の剪定は年賀状を出す前に済ませる…」のだそうです。樹が眠っている間に済ませなければいけない冬の剪定。春一番に目覚めて花を咲かせる梅は早くに済ませなければいけません。

 

剪定に使う道具は真ん中の写真。最初はのこぎりで大きめの不要な木を切ります。その後、ハサミで細かい枝を切り、傷口に癒合剤を薄くぬります。のこぎりやハサミを使うときは軍手を使いますが、癒合剤を使うときはビニールの手袋を使っています。

 

癒合剤は木工ボンドでもおっけ~です。

 

来年の春に実を生らせる枝を確保し、古い枝を整理し、古い枝を更新させる新しい枝を確保し、樹幹内の陽当たりを考え、作業性を考慮し…いろんなことを考えながら剪定するので悩みますが一番面白い作業です。

 

この家に引っ越してきた時に既に植えてあった樹は、しばらく手入れされていなかったせいで、樹形が乱れていました。成る実も、利用できるものではありませんでした。

 

年々手を入れていく中で、少しずつ樹形が落ち着いて、果実も年々良いものがとれ始めてくると、ますますこの剪定が面白く思われてきます。

 

来年ももっと良い梅がとれますように。

 

さて、年賀状書かなきゃ…