今年のお初さん・ムギワラトンボ

コムギ畑にムギワラトンボ

今年初めてです。

 

小麦畑に行くと、車を止めたすぐそばに、すーっととまりました。

しばらく竹の柵に佇んで写真におさまってから、スーッと飛んでいきました。

なんだかあいさつに来てくれたような気がして、ほっこりうれしくなりました。

 

山笑うぶどう畑

もこもこもこもこ

若葉がもこもこもこもこ

ここももこもこ

あそこももこもこ

山々がにこにこ

空もにこにこ

土がほこほこ

さあ、はじまるよ!

 

 

たけのこご飯

三日月駅から2キロほどのところに、こじんまりとした直売所があります。

「味わいの里三日月」といいます。

こじんまりしていますが、直売所で麹から作ったお味噌や、地元産のお米、お野菜、地元のお豆腐屋さんのお豆腐など、美味しいものが並んでいます。

お味噌もお米もお豆腐も、今はどこでも買えるものですが、本当はこんな味だったんだと教えてくれる本物の味です。

 

今日、お味噌を買いに行ったら、タケノコのお寿司を勧められました。

ちょうどお昼前だったので、買って帰ったら、これがおいしいのなんの・・・。

タケノコは、煮物になっていて、それにすし飯をつめてあります。

タケノコの味付けも最高で、それとごはんと山椒の葉っぱの絶妙なコラボレーション。

今の時期だけしか味わえない味です。

 

ここには珍しい山野草も売っています。

山野草好きにはたまらないのではないでしょうか。

 

名物のルピナス畑も、もう数日で満開になりそうです。

 

ぶどうの花芽のあかちゃんです

伸び始めたばかりの枝に、ちっちゃな花芽のあかちゃんが生まれました。

こんなにちっちゃいのに、じつは百粒以上の花の素を抱えています。

人間のあかちゃんも、ちっちゃくて未熟だけど、大人と同じすべてを持っていますね。

あかちゃんだからって、なめんなよっ!って言われそうです。

 

 

すてきな相棒part2 テデトール4号

すてきな相棒を再び紹介します。

テデトール4号です。

「テデトール」は「手で取る」で「テデトール」・・・

益虫は殺さず害虫のみ捕獲する最強の殺虫兵器です。

 

500ミリリットルのペットボトルと、1.8リットルのみりんの空き容器で作りました。

1.8リットルの容器を真ん中でカットし、口の部分を500ミリリットルのペットボトルとビニールテープでくっつけました。

 500ミリリットルの容器の方に、少量の食器洗剤を入れておきます。

捕獲するときは、カットした部分で上下から虫を挟み込むように捕獲します。

 

挟み込むときに、先に下の部分をそぉーっとあてがいつつ、上からかぶせると、捕獲率があがります。

捕獲後、下のペットボトルの洗剤に虫が落ちたか確認します。

 

これは4号です。

1号は「炊事手袋」・・・素手で虫をつぶすのはいろいろな意味で危険です。

2号は「たも網」・・・魚をすくう「たも網」です。間口が広く網目がガーゼくらい小さいものがよいです。・・・これについては、また後日。

3号は「剪定ばさみ」・・・柿などにつく「イラガ」の幼虫は、肌に触れると猛烈な痛みと炎症が起こります。その他、肌に触れると炎症を起こすような幼虫を排除する場合、炊事手袋でも、手でつぶそうとして頭の上から降ってきたり、手先から袖口に這い上がってくることがあります。

イラガの幼虫は、小さいうちは固まって行動するので、日々点検して、集団で食害している部分を見つけたら、周辺部分から広めにそぉーっと枝ごと切り取って、焼却したり、ビニールに入れて殺虫剤を振ったりします。

切り取る際に、作業している自分の上に食害部分がないか確認しないと、切った振動で上から降ってくることがあるので要注意です。

 

 

小麦復活!

3月に鹿に食べられてしまった小麦が復活したようです。

膨らんだ茎から穂が顔をのぞかせています。

明日にでも出穂しそうです。

とりあえず、よかったよかった・・・。

 

でも、これからも気を抜けません。

湿気の多い日本の気候は、小麦にとって厳しいもののようです。

それに・・・網の外にイノシシらしき足跡が・・・。

 

無事、口にできるようになるまで、大変です。

 

ぶどうの芽吹きラッシュ

今、ぶどう畑の作業は・・・

「みてます」「とってます」「かってます」・・・

 

芽が次々と吹くので、必要のない芽を見つけてとってます。

虫も次々出てくるので、一匹一匹見つけてとってます。

雑草も次々出てくるので、ひたすら刈ってます。

 

写真は新芽の様子。好き勝手出てきます。右下の写真は複芽というそうです。これはすぐにどちらか摘みます。あとはいろいろ悩みながら残したり残さなかったり・・・。

あんまり悩むと作業が進みません・・・。

 

 

 

ハチさん大忙し

ぶどう畑にハチぶんぶん。

時おり仲間がこっつんこ?

伝令でしょうか?

 

足にいっぱい花粉をつけて、タンポポに頭をつっこんでいます。

お尻まで花粉まみれになってぷくぷくになった足と、一生懸命な姿に癒されます。

 

がんばれてんとうむし

虫たちが騒がしくなってきました。

害虫もいっぱい・・・。

 

ここで突然ですが、害虫選手権開催です。

 

※ グロテスク部門NO1→モモやバラなどにつく「オビカレハ」の幼虫

※ 芳香部門NO1→リンゴなどにつく「チューレンジ」の幼虫

※ カラフル部門NO1→ぶどうにつく「アカガネサルハムシ」

 

「チューレンジ」の幼虫は、潰すとレモンの香りがします。リンゴの葉っぱを食べているせいでしょうか。

他の木だったら違う匂いかも?

 

「オビカレハ」がリンゴとバラについたので、殺虫剤をまこうと思ったら、蜘蛛がいたので、がんばって手でつぶしました。集団でいる形状がすごいので、ここではアップしません。

 

代わりに、ラブラブ中のテントウムシのカップルです。

今日は庭のあちこちで交尾していました。

がんばれてんとうむし。

 

 

 

 

アケビの花です

ぶどう畑の隅に自生しているアケビの花が咲きました。

可憐で、ほのかに甘い香りがします。

 

今の時期に出る新芽のツルの先は、おひたしや天ぷらにします。

ぶどうと同じくらいの時期に甘い実がなります。

 

 

 

 

ぶどうの新芽がひらきました

いよいよぶどうの新芽がひらきはじめました。

実際は上の写真は身長1センチほど。下は3センチほどです。

 

下の写真の茎に、きれいな透明なつぶつぶが見えます。

「真珠腺」というもので、元気なぶどうに現れるのだそうです。

首飾りのように一列に並んで、なかなかおしゃれ。

はたけデビューです。

 

 

 

大イチョウの若葉です

樹齢千年の佐用の大イチョウに逢ってきました。

ごつごつの岩肌のような幹にしがみつくようにうまれた、ちっちゃな若葉とつぼみです。

 

千年生きた後に生み出す、初々しい若葉。

いくつになっても、こんな初々しさをかもし出せるように年齢を重ねられたらいいなぁ。

 

ホオジロ

事務仕事がたまってしまったので、昨日から机にはりついてます。

窓の外からピーピーと元気な鳴き声が聞こえました。

ホオジロです。

すぐに逃げてしまうので、鳥を写真に収めるのはなかなか大変です。

カーテン越しに、そぉーっと近づいてカメラを向けました。

すこし毛が逆立っているように見えるから、やっぱり気づかれてるのかな?

直後に逃げていってしまいました。

 

 

アマガエル

モクレンの枝で、おさんぽしているアマガエルです。

ちょっとまだ眠たそうですが、なかなかりりしい表情です。

実は、これは昨日の表情。

 

今日は外は嵐です。

嵐の中、カエルの大合唱が聞こえます。

人間は家の中に引きこもりますが、カエルたちは「暖かいし、雨もぎょうさん降って、えぇかんじやなぁ~。」と話し合っているようです。

べっぴんさんの恋人は見つかったかな?

 

 

ビロウドツリアブ

庭のムスカリの蜜をホバリングしながら吸っている虫がいました。

 

多分、「ビロウドツリアブ」というアブの一種だと思います。

 

成虫は春だけしか出現しないとか。

つぶらな瞳ですが、身にまとっているのは名前のとおりゴージャスなビロウドのような毛並みです。

 

ヤマブドウの新芽がひらきました

家の庭には、ヤマブドウも育てています。

ヤマブドウは病気などに強く、房の形も気にしないので、無農薬を目指しています。

仕立て方がよくわからないので、まだ満足な収穫はできていません。

 

毎年、他のぶどうより早く、一番に新芽がひらきます。

茶色いふわふわのふとんから、ふわふわの綿毛を身にまとった、かわいらしい葉っぱのあかちゃんが顔を出しました。

 

ジャムなどの加工向きなのは、ヤマブドウが一番!

酸味もあり、色も鮮やかに残ります。

 

無農薬なので、ぶどうの若葉も料理に使えます。

小麦復活?

4月1日のブログの麦です。

鹿に食べられた小麦が、復活のきざしを見せています。

たった2週間で、この成長。

がんばれ~!

 

ナシの花が咲き始めました

ナシの花が咲き始めました。

例年より1週間ほど遅いように思います。

丸っこくって、真っ白で、美しい花ですが

香りはどちらかというと・・・ちょっと・・・

・・・きっと、来てほしい虫が好きなにおいなんでしょうね。

 

 

 

ぶどうの新芽のアップです

ぶどうの新芽のアップです。

綿毛の布団の中で、

朝寝しているようです。

 

外は桜が満開ですが、

秋の果物たちは、ようやく目覚めの季節です。

 

発芽ラッシュ part2

ネギの発芽です。

発芽の姿の中で、一番ユニークだと思います。

ヘアピンの曲がったところを上にして

にょきにょきっと、ある程度伸びた後、

ぐぐぐーっと、重たい頭を持ち上げます。

最終的には、スッと一本立つ姿になります。

 

昨年秋、実験で、玉ねぎを点蒔きしたら

うまく発芽しませんでした。

点蒔きのせいかどうかは不明ですが・・・。

 

種も、ごちゃっと蒔かれた方が発芽しやすい種類と、

点々と、種同士が離れていた方が発芽しやすい種類があるような気がします。

 

もうすぐ新芽が出ます

右上の枝の付け根に2つ

丸く見えるのが、ぶどうの新芽のあかちゃんです。

あたたかくなって、枝の切り口から

樹液がしたたっています。

 

ひとことで「果樹」といっても

春になって成長するために栄養を蓄える場所は

種類によって違うそうです。

 

一般に、柿など、秋に落葉する「落葉果樹」は、前年に伸びた新しい枝や幹と、根っこに。

ミカンなど、秋に落葉しない「常緑果樹」は、葉っぱに。

ぶどうなどの「つる性果樹」は、根っこに蓄えるのだそうです。

 

果樹の種類によって養分を貯蔵する場所が違うのと、

その他いろいろな要因を考慮しつつ剪定するので、

剪定の方法も時期も、それぞれ違います。

いろんな果樹を育てていると、それぞれ剪定方法が違うので複雑ですが、

この「違い」が、逆に面白く、やりがいを感じます。

 

発芽ラッシュ

ほうれん草のふたばです。

アップにすると高原の林のようです。

 

三日月の大ムク

お店にしている三日月の家のそばにも巨木があります。

「三日月の大ムク」と言われています。

県の天然記念物で、樹齢は800年とか。

少しわかりにくい場所にあります。

「三日月の大ムク」の手前に、「本郷の大ムク」があり、

つい最近まで、それが「三日月の大ムク」だとばかり思っていました。

 

民家の塀に囲まれた場所にあるので、

この日は塀越しに拝んできました。

 

大ムクに会いに行こうと車を走らせていくと

大きな倉庫の向こう側に、にょきっと突き出た巨木が突然現れます。

 

倉庫もそこそこ大きいのに、その倉庫が小さく見えるほどの

堂々とした姿です。

 

ハクサイの菜花です

ハクサイの菜花です。

菜花のなかで、私の中ではNO1です。

写真はおひたしです。

おひたしが最高です。

 

ハクサイは、結球させるためには種まきの適期が1週間と言われています。

・・・で、その時期を逸して遅れて蒔くと結球しません。

 

結球できなかったハクサイを春まで育てていると花芽が出来て、菜花がたくさんとれます

・・・・実は、これが甘くて柔らかくて おいしい!!!

 

スーパーでも、直売所でも、なかなか売っていないので、

自分でつくるしかありません。

 

遅く蒔くといっても、遅すぎると芽が出ません。

早すぎると結球してしまいます。

多分、結球しても春まで置いておいたら菜花がにょきにょき出るとおもうのですが、

結球してしまったら、もったいないので鍋になります。

 

雨のぶどう畑です

「今日は午後から雨です」

天気予報が伝えました。

今日は鳥よけの網を張ります。

一度作業を始めると、きりがつくまで2時間ほど

一気に作業をすすめます。

 

雨ぐもに、「まだ降らないで~・・・」とお願いしながら

作業していました。

 

お引越し

子葉が出てきたので、外にお引越しです。

子葉が出たらすぐに外に出さないと、

光を求めて、子葉の下の茎が、ひょろひょろとなが~くなって

がっしりとした苗になりません。

 

まだまだ寒いのと、強い雨にあてたくないので

外といっても、ビニールハウスの中です。

 

子葉が出ると、葉っぱから水分が蒸発するので

発芽前よりも、土が乾かないように、より気を使います。

乾燥防止に、苗床を半分土に埋めてみました。

発芽しました

こんにちわ

ミニレタスのふたばです

あたまにちょこんと

たねのカラ

なかなかおしゃれな

かぶりかたです

 

小麦を育てています・part2

小麦は、2か所で作っています。

もう一か所は、強風で、けものよけの網が倒れてしまい、

鹿にたべられてしまいました。

 

3週間ほど経って、少し復活の兆しを見せています。

鹿に食べられる前に、しっかり根っこが張っていたので、

復活できるのかもしれません。

 

実は・・・鹿に食べられていた時期は、他の畑での作業が忙しく、

1週間ほど、この畑に点検に行けなかった時期でした。

その間、近所の農家の方が、倒れた網の支柱を立て直してくださっていたのでした。

申し訳なくて・・・申し訳なくて・・・ありがたくて・・・ありがたくて・・・

 

どんなに忙しくても、一日一回は見回りにいかなければいけないと、

自戒した一件でした。