納豆菌の培養

今日は、以前から取り組んでみたかった、畑に撒くための納豆菌の培養を始めてみることにしました。

 

納豆菌はとても元気な菌で、高温では120度にならないと死滅せず、低温では-100度でも死滅しないのだそうです。

 

増殖に最適な温度帯は27度~37度。増殖可能な温度帯は5度~50度だそうです。食用の納豆を自作する場合は45℃で24時間。多分、他の雑菌の増殖を抑えるためと思われます。増殖にはたくさんの空気も必要です。

 

畑に良いとされる菌は、納豆菌の他に酵母菌・放線菌・乳酸菌・根粒菌・光合成細菌その他いろいろありますが、それぞれ働きが違って、また、作物や畑の状態によっても適した菌が違うそうです。

 

納豆菌の役割はたくさんありますが、平たく言うと悪玉菌を淘汰したり、植物に有用な物質を生成したり、カビやヨトウムシなどを減らしたりetc…なかなかの働き者です。

 

納豆菌の培養は、「納豆菌」と「砂糖」と「豆乳」と「塩素を除いた水」を使うのだそうです。その他に増殖の為に「空気」と「温度」が必要なので、「熱帯魚用のヒーター」と「エアポンプ」なども必要です。器具の但し書きには「観賞魚の飼育以外には使用しないように」とあるので、自己責任で安全に配慮しつつ使用する必要があります。

 

いろいろな資料を調べながら、「配合は?」とか、「保温の方法は?」などなど、資料の行間を埋めながら資材を集めてみました。費用等は後日一覧でお知らせします。

 

今日は、下調べと資材調達で終わりました。

いよいよ明日は培養開始…できるかなぁ?

 

お野菜の冬支度

駐車場のフェンスに育てていた「つるむらさき」と「きゅうり」。今晩から寒くなるというので、フェンスから外して麦わらマルチの上に地這いにし、穴あきのビニールマルチでトンネル掛けにしました。

 

ビニールの裾は土に埋めずに、支柱に使うイボ竹にパッカーで留めて、所々をブロックで重石をしています。

 

使いまわしのビニールなので少しぼろぼろ。でも、このボロボロ部分が意外と熱が上がりすぎるのを抑える…はず…?どぉ~かなぁ~…

 

とりあえず、もう少し頑張ってね~

西粟倉へ梨を買いに…ついでに温泉も…

今日の午後は、西粟倉に梨を買いに行きました。自宅から行くと片道30分ほどで着きます。佐用の北部に道の駅「ひらふく」がありますが、その先の鳥取自動車道「佐用平福IC」で鳥取方面に乗り、「西粟倉IC」で降りるとすぐに、道の駅「あわくらんど」があります。(鳥取から佐用平福までの区間は無料の区間です。それを佐用方面に過ぎてしまうと有料になります。)

 

「あわくらんど」の中や、道を隔てた向かい側に青果店があり、明るい店員さんが出迎えてくれます。今は「新興」と「王秋」がでていました。しばらくしたら「あたご梨」で終わりだそうです。梨の他に、柿も出ていました。渋柿も箱売り。これで干し柿にしたいところですが、今回はパス。

 

「王秋」は日持ちがする梨だそうで、置いておいても年明け1月や2月頃までもつのだそうです。通常2個千円ですが、時間の経過とともに変わる味の変化も知りたくて、今回は若干小さめの梨が6個入って千円のものを買ってみました。

 

とりあえず帰宅して一つ頂きました。甘くてシャキシャキしていて、とても美味しい梨です。これが日をおくとどう変化していくのかが楽しみです。

 

梨を買った後、ついでなので温泉に立ち寄ってきました。あわくらんどから車で数分。「湯~とぴあ黄金泉」。予定にしていなかったので、何も持たずに行きましたが、受付でバスタオルの貸し出しとタオルの販売をしています。シャンプーなどは中にあります。露天風呂からの紅葉が気持ちよく、まったりとしたひとときを過ごしました。

 

温泉出口では、移動パン屋さん。たまたま月曜日の午後来られているそうです。行ったときは確か2時頃だったような気がします。レーズンぎっしりの美味しいパンを買いました。やっぱりパンもレーズンパンが大好きです。

 

あわくらんどでは、今時珍しくなってしまった、りんごの「紅玉」が出ていたので思わずこれも衝動買い。そのままシナモンと一緒に丸ごと焼きリンゴにしようか、それともパイ生地でくるんでリンゴパイ…ジャムもよいですね~。

 

お昼にぶどう畑を出て、平福の道の駅でご飯を食べて(日替わり定食700円!)、梨を買って、温泉につかって、佐用に戻ってイオンで買い物してから帰宅して4時すぎ。ちょっとした小旅行気分が手軽にできるのも佐用ならでは。渋滞が無いのもよいですね。

保科アカデミー室内管弦楽団 定期演奏会

今日は岡山シンフォニーホールで行われた「保科アカデミー室内管弦楽団」の定期演奏会を聴きに行ってきました。この団体はアマチュアの団体です。でも、素晴らしかった。アマチュアで、このレベルはなかなかないかも。生の演奏を聴きに行く価値というものを改めて教えられた気がします。

 

ここ佐用は、兵庫県内ばかりでなく、大阪や京都、岡山や広島まで日帰りで気軽に足を運べます。日本海側の鳥取や島根も案外近いし…佐用は意外と便利です。

秋の雑草・ヒメクグ

秋の雑草というと、真っ先に目につくのがピンクの「イヌタデ」…通称「あかまんま」。でも、今日の主役はその陰でひっそりと生えている「ヒメクグ」です。

 

今まで気にも留めなかった…というより、厄介な雑草としか思ったことはありませんでした。刈っても刈っても出てきて、根っこが切れたらそれぞれの根っこからまた出てきて、いつのまにかコロニーを作って繁茂する。見た目もイガイガしていて近寄りたくない感じ。

 

ある本で、この厄介な雑草に甘い香りがあると知りました。気になってこのちいさなぽんぽんを一つ摘んでもんでみたら、本にあったように、かすかにココナッツのような甘い香り。少しだけこの厄介な雑草のことが好きになりました。

 

ちなみに、その本の名前は、森昭彦著「身近な雑草のふしぎ」(発行・SBクリエイティブ)

 

西はりま天文台 (関西熱視線 「星に願いを~山の上の天文台~」)

今日、午後7時半からのNHKの放送で、西はりま天文台の事が放送されました。この「西はりま天文台」と「SPring-8」は、ここ兵庫の西端の西はりま地域が誇る世界有数の施設です。

 

以前にも少し触れましたが、まだ佐用・三日月に住む事を予想さえしていなかった約10年前。SPring-8のオープンキャンパスと西はりま天文台に泊まるために、家族で初めて佐用を訪れました。間近に見たSPring-8の施設の途方もない大きさ…西はりま天文台の巨大な「なゆた望遠鏡」…そしてその「なゆた」が見せてくれた星の世界…これらの施設を作り、また運営している人々の想像を絶する努力と行動力の結晶です。

 

いくら素晴らしい施設があったとしても、それだけでは廃れていきます。それを運営する人の純粋な「想い」がひとすじまっすぐにあることで、人々の純粋な「想い」の共鳴が広がっていく…。

 

再放送は明日10月27日(土)午前10時55分~です。

アオマツムシのラブコール

秋も深まってきました。虫たちは恋の季節。ぶどう畑の一角に育てているナシの木で、アオマツムシのオスが、彼女に猛アピールしていました。上で羽を震わせて盛んに鳴いているのがオス。下で聞き入っているのがメスです。

 

さて、彼の恋は成就したのでしょうか?

 

 

庭にサワガニ

庭の石垣の横を通ったらひょこひょことサワガニが歩いていました。こちらに気が付くと、ひょいっと石のくぼみに身を寄せて避難…でも、思ったより穴が浅くて困った様子です。

 

雨の日やその翌日などは庭でもサワガニを見かけます。写真のサワガニは片方のハサミが大きいのでオスと思われます。メスは両方同じ大きさなんだそうです。オスは通常右のハサミが大きいのが多いのだそうですが、たまに左が大きいものがいるそうです。…と言われると、俄然レアものをさがしたくなるのが人の性。いるかなぁ~…

朝露の饗宴

今日の写真は朝露です。それぞれのコスチュームをまとっているモデルさんは、一番上がスギナ。真ん中はハナイバナ。一番下はブロッコリーです。ブロッコリーの朝露の中に閉じ込められているのはカタバミの種と思われます。

 

この気品あふれる美しさは、パリコレも真っ青?

きのこの季節

今年もキノコの季節がやってきました。写真は、なめこです。なめこの生え方がおもしろい。集団で「わぁ~~!」っと出てきます。一方、シイタケは単独あるいは少数行動派。きのこもいろいろですね~。

広島電鉄

久しぶりに用事で広島に行ってきました。自宅から車で相生駅まで30分。相生駅から新幹線に乗って1時間で広島駅に着きます。

 

目的地は広島駅からさらに路面電車で数駅乗ります。今日はお天気が良かったので行きは散歩がてら徒歩で行きました。あとで知ったのですが、今日の午前中、脱輪して1時間ほど立ち往生した車両があって、大変だったのだそうです。

 

広島電鉄の路面電車はいろんなタイプの車両があって、それぞれ表情が違います。来年春には、さらに新型車両がお目見えするとのこと。いろんな顔の車両が走っていて、なんだか機関車トーマスの世界に迷い込んだみたいです。

 

車両ですから。性格があるわけではないのですが、顔つきから勝手に性格を想像してみるのもなかなか楽しいです。

 

アーモンドの花の狂い咲き

アーモンドの花が一輪、狂い咲きしています。今年、各地で桜などの狂い咲きの情報が相次いでいます。狂い咲きの原因として、早期の落葉があげられているようです。

 

秋の葉っぱは、落ちる前に冬越しの為のホルモンを樹に蓄えた後、落葉するのだそうです。この冬越しの為のホルモンは、落葉までに形成された花芽や葉芽を休眠に導くものなのだそうです。

 

数か月後に、このホルモンがなくなって、ジベレリンなどの成長ホルモンが動き出し、温度が上がることで、新芽が休眠から覚め、春の芽吹きとなるのだそうです。

 

今年は、いろんな樹木の落葉が早いという報告もあります。台風や異常気象のせいで葉っぱに負担がかかって、もちこたえられなかったという見方もあるようです。休眠のホルモンが十分に蓄えられないうちに落葉したことで、狂い咲きするということらしいのですが、来年の芽吹きや樹木の生育が気になるところです。

 

秋キュウリ

駐車場横のフェンス菜園。秋キュウリもまだまだ健在です。ここ数日の朝晩の冷え込みのせいか、少し葉っぱの元気がなくなってきましたが、キュウリの実を見る限りまっすぐで、まだまだいけるよ!って言っているようです。

 

秋キュウリは基本的には地這いで育てるそうですが、意外と支柱でも育ってくれています。いつまでならせてくれるかな?

雨よけの片付け

先週末から、ぶどうの雨よけに使っていたテントを片付けています。畑で撤収したものは露などの水分を含んでいるので、改めて乾かしています。

 

写真は昨日。秋晴れで、はかどりました。ところが、今日は不安定な天気。結局途中で作業中止になりました。天気予報では「兵庫北部」が雨。「兵庫南部」が晴。ここ佐用は、北部の天気と南部の天気が行ったり来たりするので、いつも天気予報を見ながら悩みます。

 

気象庁のナウキャストやNHKのデータ放送の天気予報などを見比べながら情報収集です。

 

ナンバンギセル(南蛮煙管)

ぶどう畑の入り口にうつむきかげんにひっそりと咲く花がありました。「ナンバンギセル」です。

 

ナンバンギセルの花期とぶどうの出荷時期は、ほぼ同じ時期のようです。出荷の時期は忙しいので気が付くことがありませんでしたが、咲いていたのですね。

 

後ろにススキの葉が写っていますが、このナンバンギセルは光合成をせず、ススキなどに寄生して生きる寄生植物だそうです。同じ種類で「オオナンバンギセル」という種類もあるそうで、こちらの花は少しゴージャスで茎も真っ白。深窓の令嬢と言ったところでしょうか。

 

全草を薬草にするのだそうで、生薬名は「野狐(ヤコ)」。別名を「思い草」…万葉集にもうたわれているそうです。昔から日本人の生活のすぐそばに、ススキと共にひっそりと命をつないできたのですね。ぶどう畑の地区は、平家の落人伝説がある場所。難を逃れた平家の人々も、この花に癒されたのでしょうか。

発芽玄米作ってみました

新米の季節です。ぶどうの出荷が終わったので、上郡の「杉本農産」さんにお米を買いに行きました。今回は玄米で購入。前からやってみたかった「発芽玄米」に挑戦してみました。

 

道具はざるとボウル。ふきん。炊くのは普通の炊飯器です。

 

夕方食べたいと思ったら、前の日の朝から準備です。例えば…

  1. 朝7時ざるの中で玄米を洗い、ボウルにきれいな水を張った中にざるごと入れて放置。
  2. 夕方7時、水を入れ替えて放置。
  3. 次の日の朝7時、水から玄米の入ったざるをあげて、水を捨て、再びボウルにセットして濡れ布巾をかぶせて上からラップをして放置。(布巾が乾かないように…)
  4. 夕方7時、写真の様に8割がた、ちょこっと芽が出たら、白米と同じ水加減で、白米と同じコースで炊きます。

置き場所は、わりと温度が一定でふんわりと暖かいので、冷蔵庫の上にしました。上げ下ろしをする際には水がこぼれないように、また、足元に注意してくださいね。芽が出るまでの時間は季節などによって違うそうです。発芽の時間の予測がつきにくいので、時間のある時にまとめて作って炊いたものを、冷凍しておくという手もありかも。

 

…で、これが本当に美味しい!お米ってこんなに美味しかったのですね。日本人として生きていながら、今まで約ン十年知らなかった…。杉本農産さんの美味しいお米で作ったからかな?

 

ところで、気になることひとつ。糠取ってないけど農薬は大丈夫?…杉本農産の美人の奥さんに聞いてみたら「普通、米にも糠にも農薬は残りませんよ。」だそうです。で、安心して発芽玄米生活始められました。なんだかめちゃくちゃ嬉しい。日本人に生まれて本当に良かった!お米農家の方と知り合えてよかった!

日岡八幡神社の秋祭り

今年も日岡八幡神社の秋祭りの日がやってきました。昨年は雨天でしたが今日は気持ちの良い秋晴れ。屋台に乗っている子どもたちの声と太鼓の音がゆったりほっこり響きます。

 

おもちゃそうめんかぼちゃ

去年、庭におもちゃかぼちゃがたくさん生りました。今年、同じところから、似たような苗がにょきにょき…またおもちゃかぼちゃが生るのかな?と思っていたら、15センチほどの少し大きめのおもちゃかぼちゃがなりました。

 

試しに収穫して中を割ると、なんと、中はそうめんかぼちゃ。茹でてほぐしたらまったくそうめんかぼちゃになりました。「やったぁ~!」とひとくち口にして「!」「にがっ!!!」…とんでもなく苦かったです…残念!

 

そういえば、去年、おもちゃかぼちゃの隣にはそうめんかぼちゃ(金糸瓜)を育てていました。見事な交雑ぶりです。これで美味しかったらよかったのになぁ~

国際宇宙ステーション

ソユーズのトラブルのニュースがありました。乗組員の方々が無事でよかったです。

 

今月は国際宇宙ステーションが見えやすい月です。見やすい時間帯や方向は、国際宇宙ステーションのホームページから検索できます。雲のない明け方や夕方。太陽の光がまだ空に残っている頃に、宇宙ステーションに太陽の光が反射して光る姿を見ることができます。

 

宇宙ステーションの高度は約400キロなのだそうです。陸地を車で走ったら、時速60キロで6時間半ほどで着きます。人間が普通に行けるのはさらに下、約20キロの範囲内だそうです。陸地でこのくらいの距離だったら毎日通勤しているよ…という人もたくさんいますね。

 

空の上は本当に遠い。宇宙開発も安全第一で…と祈らずにはいられません。

フェンスで菜園

写真は手前がツルムラサキで奥の方が秋キュウリです。玄関先の駐車場脇のフェンスです。すぐに見えるところにあるので、キュウリが巨大化する前に収穫することが出来ます。また、みそ汁の種がないなぁ~…とか、あと一品ほしいなぁ~…といった時に、すぐに取りに行けるところにツルムラサキがあると便利です。いわば生きている野菜室です。

 

ツルムラサキは霜が降りるまで元気に伸びます。葉っぱ類が少ない季節にとても重宝します。

 

とんび

数日前、秋晴れの日、庭先の電柱に一羽のトンビがとまっていました。トンビの鳴き声は、よくドラマなどで田舎のショットと共に象徴的な効果音として必ずと言っていいほど使われます。実際、しょっちゅう聞こえます。

 

トンビはあまり羽ばたかずに大きな羽を広げ、上昇気流を捉えて悠々と空を滑空します。狙われているようで少し怖い気もしますが、その姿があまりにもかっこよくて気持ちよくて思わず見とれてしまいます。

 

そんなトンビですが、カラスにちょっかいをだされて追いかけ回されている姿を時々見かけます。

 

どう見てもトンビの方が身体が大きいように見えるのに、やっぱり集団で行動するカラスには、気迫負けしてしまうのでしょうか。写真のトンビも羽が少しぼろぼろに見えます。

 

湘南の方では、人間のお弁当などを集団で横取りするトンビが問題になっているようですが、この辺りのトンビは単独で行動しているようです。

 

人間の勝手なエゴなのかもしれませんが、思わず「とんび、がんばれ!」と応援したくなります。

ジャックな気分

今日の写真は早朝のぶどう畑から光都を望む風景です。山が大きなお皿のようになって、その中に霧が溜まっています。ふわふわのメレンゲのようで美味しそうです。

 

自宅を出る時、周辺は霧が立ち込めて曇っていました。ぶどう畑にあがると青空。そして、収穫を終えて帰ったら、山の下はまだ霧が立ち込めていました。霧の上下を行ったり来たり…なんだか雲の上下を行ったり来たりしているような、不思議な感じがします。「ジャックとマメの木」のジャックの気持ちも、こんな感じかな?

秋の直売所めぐり

ぶどうの出荷もひと段落したので、今日は近隣の直売所を見てきました。やっぱり現場を見るというのはとても大事…消費者目線で売り場をめぐる事も必要…でも、そんなまじめな理由は半分建前で、結局やっぱり直売所めぐりはわくわくします。

 

山崎のJAや道の駅にはナシが並んでいました。ぶどうももちろん大好きですが、ナシも大好き。最近はナシもいろんな種類が出てきているのですね。口当たりの柔らかいものやシャキシャキしたもの。甘みの濃いものや爽やかなもの。早生・中生・晩生…それぞれ好みによって選べる幸せはぶどうと同じです。長い年月をかけて地道に品種を開発し続けてくださる方々のお陰。生産者としても消費者としてもありがたい存在です。

 

今日は「秋月」「秋甘泉」「新興」を買ってみました。どんな素敵な個性を持っているのか楽しみです。

10月・体力強化月間

ぶどう農家は重労働と言われています。不自然な姿勢での細かい仕事…敷き藁の為の冬場のカヤ刈り…長いホースを引きずっての防除作業…。特に、三日月高原ぶどうのように、山で作るぶどうは、足元が不安定な傾斜地での作業なのでよけい大変です。

 

重労働とはいえ、偏った姿勢での細かい作業が多いので、やはり体全体のバランスや体幹を鍛える時間を作らなくては…ということで、今月は体力強化月間にすることにしました。

 

昨日は1時間ほど自宅周辺をウォーキング。写真は三日月駅の南側の農道です。晩生の稲穂が垂れる田んぼ道。遠くに灯り始めた三日月のイルミネーションが見えます。その下は三日月小学校。山を隔てて左側に小さく見える三角の屋根は三日月中学校です。この写真を撮った後に、イルミネーションの山のふもとをぐるっと一周して帰りました。

 

田んぼの周りは農道が整備されているので、ウォーキングにはうってつけです。空気のよい場所でウォーキングができるのも、里山ならではです。…三日坊主になりませんように…

パッションフルーツの実

9月27日のブログでご報告したパッションフルーツの実が膨らみ始めました。下から見ると、立派な髭をたくわえてパイプ煙草をくわえた、ヨーロッパの貴族のようにも見えます。

 

さてさて、ちゃんと熟すでしょうか…?

 

いも掘り

今日は庭で宝探しをしました…いえいえ…芋ほりをしました。

9月の下旬にぶどうを買いに来られたお客様が、もう芋ほりをされたと話されていました。「あんまり遅くなると大きくなりすぎて使い勝手が悪くなるからね。」…なるほど、そういえば毎年10月下旬に芋ほりをして、かなり巨大になってたなぁ~…というわけで、今年は早目の芋ほりです。

 

写真は安納芋です。食べ物の収穫はどんなものでも嬉しいものですが、芋ほりは特別な気がします。何もないように見える土の中から、突然現れるお宝。いくつになってもわくわくします。

 

掘っているときは嬉しくて次から次へと掘っていってしまって、ふと気が付くと、ひざが…腰が…腕が…。いくつになっても…とは言いつつ、体力の方はいくつになっても同じというわけにはいきませんね。

 

 

庭のヤマブドウと柿

庭のヤマブドウが美味しくなってきました。農薬も肥料も使っていません。もちろん種ありです。房の中にはクモや小さな虫やカタツムリが潜んでいるので、それらを取り除きつつ頂きます。口に含むと種と皮ばかり…ですが、独特の香りと酸味のある何とも言えない味わいがあります。

 

庭の柿の実も少しずつハロウィンモードになってきました。秋ですね~。

うりぼう出没

最近、時々、家の周りでイノシシの子どもの「うりぼう」を見かけるようになりました。

 

今日のお昼にふと庭を見たら、柿の木の下で早熟れで落ちた柿の実を食べていました。周りに親がいる様子もなく、柿を食べたあとは、鼻で土を掘って何かをあさっていました。ミミズなどをさがしているのでしょうか。

 

そおっと外に出たら、気配を察したものの、慌てた様子もあまりなく、とことこと逃げだして、側溝に入って行きました。体つきは子どもですが、顔つきは大人のイノシシに近いような感じです。

 

まだ小さいですが、じきに大きくなって家族で訪問されても困るので、今年の冬は獣対策でトタンや金網などを立てる必要がありそうです。

 

トタンや金網も、高いんですよね…困ります…

スズメガの幼虫?

イモムシ系が嫌いな人ごめんなさい。今日の写真もイモムシです。朝、コンクリートの上をせっせと這っていました。体長6センチほど。スズメガの幼虫と思われますが、図鑑などで調べても、種類の同定ができませんでした。

 

先が黒いオレンジのハローウイン系のしっぽがチャームポイントでしょうか。お尻の部分を顔のように見せているような気がします。とぼけた可愛らしい顔に見えます。

 

イモムシの写真を撮り続けているうちに、なんだか愛着がわいてきてしまいました。相方に「イモムシが可愛い…でも、きっと百人に一人くらいは同じ趣味を持つ人がいるのでは?」…と話したら、「いやいや、1PPMくらいじゃないか」…と…PPM…「100万分の1」…日本の人口にしたら百人くらい居るということかな?なかなか心強い!