もうすぐ出荷(8月10日の藤稔 幸水収穫 キュウリ収穫 巨大ズッキーニ収穫 サルオガセ ショエノルキスフラグランス開花 台風襲来 出荷準備)

日本列島の真ん中を台風が横断しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

・お陰様で、猛暑も台風も獣害も耐えつつ、ぶどうたちは、日々美味しくなってきています。写真は8月10日頃の藤稔です。

 

・その隣は数日前に収穫した「幸水」。佐用町主催の果樹講習会も今年が最後の3年目。なかなかものにならなかった幸水も、少しだけ収穫できるようになりました。…でも、幸水は春先の新芽が消えやすいので、これからが難しいのだそうです。

 

・その下は、こちらも猛暑に耐えてすくすく育ったキュウリとズッキーニ…って…ズッキーニ…育ちすぎました…。大量消費は市販の「こうじ漬けの素」を愛用しています。巨大ズッキーニのこうじ漬けが意外とおいしくて…若干シャキシャキした食感のチーズ…と言った感じでしょうか…。夏バテ防止にも一役かってくれています。

 

・その下のモシャモシャは「サルオガセ」ではないかと思われます。数年前から自宅の屋根伝いのケーブルになにやらモシャモシャしたものがくっついて、それが、大きくなったり小さくなったりしながら、ず~っと住んでいます。

 

先日、朝ドラを見ていたら…「これ…かな???」…自然の木に引っかかっている様子とはずいぶん違いますが、暑い夏も寒い冬も耐えて、ずーっとここにいます…よっぽど気に入ったのでしょうか…ここが…???

 

・その下は、相方の憩いのスペースで咲いた蘭「ショエノルキスフラグランス」のちっちゃいちっちゃいちっちゃいちっちゃい花です。右側の花の縦の長さは2ミリほど。

 

蕾を付けたころから「つぼみつけたんだ~…」「咲くかな~」「まだかな~」と、気をもんでいましたが、先日ようやく咲いて、嬉しそうに見せに来ました。せっかくなので写真に撮ってインスタのストーリーズに載せたら、まんざらでもない様子。花も可愛いですが、相方もなかなか…

 

それにしても、このちっちゃいちっちゃい花…どんな虫たちに来てほしいんでしょうか…。

 

・一番下は台風が兵庫県を直撃した日、出荷準備のために、部屋の建具を外して広々としたところです。これからここに棚やらいろいろセッティングして、出荷場になります。田の字型間取りの日本家屋って、フレキシブルで便利ですね~。

 

ちなみに、今回の台風、ほとんどど真ん中だったせいか、意外と雨は降らず、一時的に強風が吹きましたが、ブドウも無事でした。天気予報のレーダーを見ていたら、ちょうど台風の目に入った頃、レーダー上では雨雲もなくなっていました。…台風の目に入ったのって、長い人生の中でもなかなかない体験でした。

 

それにしても、今回の台風の目…ハート型でした。こんな形になることもあるのですね。

 

昨年は早生の「紫玉」が8月24日初出荷でした。今年はどうでしょう…。また、皆さんにお会いできるのが嬉しくて嬉しくて楽しみで楽しみで…。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

暑中お見舞い申し上げます(今のピオーネ ぶどうの獣害 ぶどう畑のヒグラシ ぶどう畑のクマツヅラ ぶどう畑の夏空)

暑い日が続きます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

身近な人で、熱中症で発熱している人がいて…微熱が下がらず、2回もコロナの検査を受けたり(2回とも陰性でした)…体調管理が難しい季節…みなさんもどうかお身体お大事に…

 

・ぶどう畑では、暑さの中ブドウたちは着々と美味しそうになってきています。上左の写真は今のピオーネです。房の先から熟していくって見るからによくわかりますね。

 

…で、ブドウがおいしくなってくると、元気にやってくる奴らが今年も…。上右の写真…食害されたすぐそばの枝にちょこんと残されたブドウの皮…ここで食べたのね…あのぉ~…皮ではなくて、お代を置いて行ってほしいんですけど…

 

・暑い暑い中でも、元気なのがセミ…写真はヒグラシと思われます。透明な羽がいかにも涼しげですね。ブドウ畑の足元には「クマツヅラ」と思われる小さな小さな薄紫の花が健気に咲き誇っています。

 

・一番下の写真はぶどう畑の夏空です。美しい青空とふわふわ浮かぶ千切れ雲がいかにも清々しいですね。

 

ー 次のブログ更新は8月18日(金)の予定です。8月13日と14日の未明には、夏の大イベント「ペルセウス流星群」が極大となります。1時間に約30個だそうです。月が細い時期になるので、お天気さえ良ければ観測日和になりますね。 ー

 

 

ごめんなさい(三日月支所のヤマモモ ぶどうの獣害 モモの収穫とジャムコンポートづくり ユウスゲ鑑賞会 ヤブカンゾウの花 鳥の遊び場 黒猫の避暑地)

前回、更新日延長のお知らせをしながら、結局次の更新日が来てしまいました。本当に申し訳ございませんでした。

 

7月4日にようやくブドウの袋掛けが終わり…と思っていたら、一週間もたたないうちに獣害が始まりました。獣害の強い味方、「サル除け網」があるせいか、以前よりは随分ましですが、劣化した柵を目ざとく見つけては入り込みます。

 

・先日、三日月の支所入り口に、たわわに実る「ヤマモモ」の木を見つけました。こんなところにあったんですね~…。近くには、まだまだ知らないお宝がたくさんあるのでしょうね。

 

・ブドウの作業の合間に、早生の「大久保」という品種のモモを収穫しました。天候のせいか、今一つ味が乗っていなかったので、一気に全部収穫して、熟した順にジャムやコンポートにし、瓶詰をして滅菌処理をしてみました。

 

冷凍庫…というのも手軽なのですが、いかんせんすでに満杯…。今年はこれで賞味期限のテストも兼ねて、少しずつ消費していくことにしました。

 

・最近知った「兵庫県光都土木事務所」のインスタで、上郡町の「金出地ダム自然植物公園」の「ユウスゲ鑑賞会」が催されることを知り、行ってきました。

 

夕方4時頃に咲き始めるというユウスゲ。夕涼みをしながら見るユウスゲは、清涼感あふれる素敵な花でした。特別参加のヤギさん…今年4月生まれなんだそうです。ヤギも性格はいろいろだそうですが、この子たちは人懐こくておっとりしていて、とってもとっても癒されました。

 

この植物園には、朝ドラの「牧野富太郎博士」に命名された「鞍居桃」や、西播磨と岡山県東部のみに分布する「コヤスノキ」などもあり、ここでも身近なお宝発見。

 

「鞍居桃」は、上郡町鞍居川流域梅谷地区から万勝院の谷あいに自生する日本古来の野桃だそうで、秋には地域の協議会でジャムやコンポートづくりもされているようです。

 

・自宅の庭でも「ヤブカンゾウ」の花が花盛りです。「ユウスゲ」も「ヤブカンゾウ」も、同じ「ススキノキ科ワスレグサ属」だそうです。ヤブカンゾウは八重で、たまにおしべが花びらと同化しているようなのもある不思議な花です。一日咲いて、夕方にはしぼんでしまいます。

 

・暑い暑い日が続きますが、最近うちの近所ではスズメが増えてきています。あっちでちゅんちゅんこっちでちゅんちゅん…近くに遊びに来てくれないかな~…と、事務机横の窓際に、水浴びスペースをつくってみました。近くには春に作った砂浴び場も…。来てくれるかなぁ~…。近すぎるかなぁ~…。

 

・最後の写真は、ブドウ畑近くのお寺の祠。お昼ご飯を終えて車から降りてふと見ると、黒猫がお昼寝していました。

 

こちらもびっくりしましたが、あちらもびっくりしたようで、まん丸なびっくりまなこ…なかなか可愛らしい…暑いもんねぇ~。そこ涼しい?

 

ー 次のブログ更新は8月2日(水)の予定です。8月2日の満月はスーパームーン。8月の満月は「スタージョン(チョウザメ)ムーン」というそうで、合わせて「スーパースタージョンムーン」…なんだかすごい満月ですね。

 

7月30日は夏恒例みずがめ座流星群が極大を迎えます。夏休みの天体観測にいかがでしょう? ー

ますます賑やかになってきました(ブドウの花 カキの花 キウイの花 オオキンケイギク…特定外来生物 朝のカナヘビ 脱皮中のカナヘビ 庭の山椒のノコギリクワガタ)

・ブドウの花が咲き始めました。一番上の左の見えている部分の高さは約1.5cm。右の写真がブドウ一粒分の花です。周りにおしべ、真ん中のトックリみたいのが子房でそのてっぺんの平たい部分がめしべです。つぼみの時に包まれいた「花冠(かかん)」を下からよっこらせと脱いで咲きます。

 

・秋の果物たちも続々と開花しました。キウイの花は独特ですね。真ん中にちっちゃなキウイの赤ちゃんが見えます。逆さまに見るとツンツン頭のひらひらのフリルの襟のわんぱく王子様に見えて、癒されています。

 

・その下は、国道沿いに美しく咲く「オオキンケイギク」…「キバナコスモス」に似ているようですが、葉っぱが違います。実はこれ2018年に「特定外来生物」に指定された、駆除対象なんだそうです。(詳しくは環境省のホームページをご覧ください。)…きれいですが、生きたままの移動も禁止…在来種に脅威を与え、広がったらえらいことになるんだそうです。

 

・暖かくなってくると、素敵な生き物たちとの遭遇が楽しい季節。最近、ぶどう畑では「カナヘビ」が増えてきました。

 

早朝畑に行くと、ぶどう棚の上でしっぽをだら~んとさせたカナヘビに出会いました。日中だったら近寄る事も出来ないくらい俊敏に動くのですが、全然動きません。朝早くは体温が低くて動けないのでしょうか。

 

試しにしっぽを触ってみましたが、時折舌をちょろちょろ動かす程度で、全然動きません。…いや~なかなか楽しい…本人(人?)は迷惑なんでしょうけれど…

 

・その下は、日中出会った脱皮中のカナヘビです。脱皮中とはいえ、日中だったせいか、古い皮をぴらぴらさせながら、すたこらさっさと逃げ出しました。右側は後ろ足。足の後ろもぴらぴらしています。

 

・一番下は、昨日。庭で育てている山椒の木に、強風の中、ノコギリクワガタがしがみついていました。トゲトゲの山椒の木。痛くないのかな~?

 

右の写真はノコギリクワガタのの正面から見た写真です。ガタイにそぐわないピンクのブラシのおちょぼ口と、逆光に美しく白く輝く眼が見えます。

 

…この後、近所の小学生がもらってくれました。めちゃくちゃ喜んでくれている様子に、ほっこりしました。

 

ー 次のブログ更新は6月20日(木)の予定です。翌21日は「夏至」。太陽が一番高い場所にあります。お昼には是非、自分の影を見てみてください。結構短い…。

 

この頃、日没後に細い月と金星の素敵なコラボが見られるそうです。また、早朝には秋に見ごろを迎える「木星」と「土星」が東の空から昇ってくるそうです。 ー

にぎやかになってきました(青梅収穫 蛇結茨の開花 ぶどう畑のお昼ご飯 ぶどうのつぼみ のびるのむかご カナヘビのひなたぼっこ)

・春一番に咲いた梅の実もずいぶん大きくなってきました。摘果を兼ねて青梅を少しだけ収穫…ちょっとずついろんなものを試してみました。まだ本当の収穫期ではないので、やや実が薄いですが、それでも美味しく頂いています。

 

・ぶどう畑の帰り道、県道28号線沿いに毎年咲く美しいジャケツイバラの花が咲いています。枝にトゲトゲがあるので、鹿の食害がないせいか、年々勢力を拡大しているように思います。

 

・気温も高い日が多くなってきました。お昼ご飯はぶどう畑でブドウを眺めながら…時折遊びに来る鳥たちの姿や鳴き声に癒されながら頂きます。…おやつは隣のぶどう畑のおばあちゃんに頂いた「こんぶ飴」…懐かしいですね。

 

・写真のぶどうのつぼみは5日ほど前のものです。先端が二つに分かれているのが、にゃんこみたいで可愛らしくて写真に…でも、このままにしているとちゃんとした房にならないので、この後すぐに一つにしました。

 

・足元にはノビルのむかご…このユーモラスな姿に癒されます。

 

・一番下は今日の写真。今日は朝から肌寒い日でした。お昼前になってようやく日がさして…ふと見ると、ぶどうの葉っぱの上にカナヘビが…

 

猟の最中か…とも思いましたが、どうも動きが鈍い…どうやらひなたぼっこをしているようです。少しわかりにくいですが、左の写真では目をつぶっています。

 

写真を何枚か撮っている間も、こちらが気になるのか目を開けようとするのですが、すぐに眠たそうに眼を閉じてしまいます…気になるけど…睡魔に勝てない…そんな様子に、こちらもほっこりさせてもらいました。

 

ー 次のブログ更新は6月4日(日)の予定です。この日の夕方、金星が「東方最大離角」になるのだそうです…って、この言葉、初めて知りました。「金星が太陽から一番遠くになる事」なのだそうで、日の入り後の金星の光度が一番高い…という事らしいです。

 

一日の終わりに美しく輝く宵の明星…癒されますね。 ー

 

 

ブドウの新芽が開きました(ミツバチの巣箱設置 キンリョウヘンの花 こんにゃくの花)

・山笑う季節。桃も梨も花が終わり、ようやくブドウの新芽が開き始めました。

 

・自宅の暖かい所で保管していたキンリョウヘンも咲き始めたので、ミツバチの巣箱の近くに置きました。写真は相方が丸太をくり抜いて作った野趣あふれる巣箱…なんだか人の顔にも見えてきます。おでこに付いているのは「キョンシー」の御札…ではなく…「待ち箱ルアー」…キンリョウヘンの匂いを科学的に作ったもの…だそうです。

 

暖かい日には、タンポポなどに二ホンミツバチらしい姿を見かけるようになりました。夏野菜の準備をしていたら、たい肥にも、せっせと集まってきています…どうやら、花の蜜だけでは摂取できないミネラルを吸いに来るのだそうです。

 

「分蜂マップ」というアプリでは、北の方でも分蜂の報告が続々…でも、こちらにはまだ…。来てくれないかな~…。

 

・キンリョウヘンの他に屋内の暖かい場所に保管していたコンニャクイモ…大きな玉からにょきにょきと大きな花が伸びて咲きました。高さは170センチほど。しばらく室内で観察していましたが、オナラのような臭いが強烈になってきたので、外に出しました。

 

白い部分の上の方と下の部分の形が違います。上の方が雄花、下の方が雌花ではないかと思われます。下の写真の右側は外に出して3日後。外の寒さのせいなのか、開花が進んだのかわかりませんが、様子が変わりました。…なんとも不思議な花です。

 

ー 次のブログ更新は5月6日(土)の予定です。この日は満月で「半影月食」。この日の前後でみずがめ座流星群が極大になるそうです。 ー

 

 

 

 

受粉の季節(アンズ 水仙 しだれ梅 スモモ アーモンドの花 花粉の顕微鏡写真)

ますます春本番になってきました。みなさま花粉症は大丈夫ですか?

 

庭の花々も順々に盛りを迎えています。まだ咲いていませんが、梨の花ももうそろそろ咲き始めそうです。

 

・アンズやスモモ、梨などの人工授粉。桃や梨の摘蕾、ブドウ畑の雨除け設置…それから、冬に「ひょうご環境体験館」の日本ミツバチの講習会で作った巣箱や、知り合いに頂いた古い巣箱の設置などなど…ますます生き物が動き出し、私たちも忙しくなってきました。

 

・ずいぶん前に、電気屋さんでスマホに付けられる顕微鏡を手に入れました。一番下とその上の写真がそれで撮影したものです。右側は撮影したデータをさらに拡大たものです。

 

その上の写真はやや倍率が低めの接写用レンズで撮影しました。この程度の倍率でしたら100均でも手に入ります。左側が雄しべ、右側の真ん中の緑色のが雌しべです。

 

開葯前の雄しべはまるで数の子…開葯後の花粉は宝石のようです。同じように咲いている花の中でも、劇的なドラマが展開されているのですね。

 

ー 今回ブログ更新が1日遅れました…すみませんでした…次回のブログ更新は4月6日(木)…の予定です。

(^^; ー

剪定の季節(梨の剪定 サンシュとロウバイの花 ミツバチ蘭 アトリの群れ ノスリとスズメのガン見)

・寒い寒い日が続きます。今、外ではずんずんずんずん…と雪が降り積もっています。

 

寒い寒い今の季節、果樹の木々が眠っている間に、落葉果樹は剪定の季節です。写真の一番目は梨の剪定前、二番目は剪定後です。

 

剪定後はずいぶんすっきりしました。ピンクのリボンは、骨格として残す枝に目印としてくくり付けています…でないと、剪定作業をしているうちに、切ってはいけない枝を切ってしまって、あ¨~!!という事がしばしば…

 

・三番目の写真の左は「サンシュ」右は「ロウバイ」のつぼみです。かぶった霜が朝の光に照らされてキラキラ…ザラメにまぶされたお砂糖菓子のようです。

 

・四番目の写真は「キンリョウヘン(金稜辺)」という、シンビジウム(蘭)です。昨年、佐用町光都の「ひょうご環境体験館」で相方がミツバチの巣箱を作りました。…で、調べたところ、「キンリョウヘン」という蘭が、ミツバチを呼ぶらしい…。(詳しくは別のページ「趣味のページ 養蜂 ミツバチを寄せる蘭」に投稿しました。)

 

・ぶどう畑でも、いろんな作業がてんこ盛り…ですが、野鳥たちもうろうろ…7番目の写真は群れで飛ぶ小鳥…相方と「ウソ」ではないか?「シメ」か?いやいや、「アトリ」では???…といろいろ協議の末、首周りのピンクと白っぽいくちばし等の特徴から「アトリ」という事で決着しました。

 

・8番目の写真はぶどう畑からの帰り、山の上の枯れ木に留まっていた鳥…「ノスリ」と思われます。ぷくぷくしたアゴが、なかなか可愛らしい…。かなり遠くですが、しっかりこちらをガン見しています。…さすが野生の鳥…

 

・最後の写真は、相変わらず元気な、お隣の「ちゅん一家」…こちらも、しっかりガン見です。「あの人いっつも見てるよね~」「見てるね~」…とかとか話してるかも?…今晩は大雪…。どうやって寒さをしのいでいるのでしょうか…

 

ー 次のブログ更新は2月6日(月)です。 ー

 

謹賀新年(寒蘭の花 干し柿の取り込み ブドウ棚の棚線の張替 トンビの警備)

あけましておめでとうございます

今年が皆様にとって穏やかな一年となりますように

今年もよろしくお願いいたします

 

…というわけで、今年最初の写真は、おうち沖縄化計画進行中の玄関です。ライチやマンゴーの苗も元気です…が…その中で、お正月飾りが埋もれています…

 

・その玄関では、寒蘭がまだまだ咲いてくれています。少し早めに咲いた左の白い寒蘭はずいぶんしなだれて来ていますが、右の赤い寒蘭はまだまだ元気…白い花が咲き始めて2か月ほど…毎日、昼間には素敵な香りを漂わせてくれています。…ただ、あんまり咲かせていると株が弱るとかで、この後、相方が花を落として、花瓶に生けました。花瓶に生けてもほのかに香ります…素晴らしいです。

 

・秋に干した干し柿は、寒さのせいか、なかなか出来上がりません…が、そこそこいい感じになりはじめたので、一部を縁側に移動させました…日々、熟し具合を味見しつつ味見しつつ……出来上がった頃にはどれだけ残っているでしょうか…

 

・ブドウ畑では様々な冬の作業が進んでいます。昨年の9月の台風で、盛大に切れまくった棚線の張り替えも進めています。4番目の写真の縦に伸びている線…ず~っと向こうの森の際まで張っています。古くなった棚線もあわせて、今年は30本ほど張りなおします。

 

・棚線を張っていると、視線の先に、木の上でじ~っと留まっているトンビが見えました。ず~~~っと同じ木の上で、一羽、ただただひたすら、じ~~~っとしています。

 

近くに、他のトンビたちが3羽ほど飛び回っています。たまにカラスもちょっかいを出してきます。…でも、このトンビだけは、ひたすら同じところに留まっています。

 

何かを守っているようにも見えるのですが、トンビの繁殖期は2月頃なんだそうで、巣を守っている…というわけでもなさそうで…これからどんな行動をするのか…気になるところです。

 

・山の方からは、冬鳥の「ツグミ」の声が聞こえるようになりました。防鳥網の破れ目から、また、遊びに来てくれるかな?…ついでに、ツグミを追ってタカが来てくれないかな…

 

ジョウビタキやコゲラの声も聞こえます。たまにホオジロやモズも遊びに来ます…。…時折、鳥たちの鳴き声が静かになる時があります…そんな時は、タカ類が「す~っ」と音もなく飛んでいる事があるので、期待を込めて空を眺めます。

 

落葉樹の葉が落ちて、野鳥の観察のしやすい季節になりました。寒い日が続きますが、冬のぶどう畑は、なかなか賑やかです。

 

・お正月シーズン…テレビ番組もいろいろ楽しい番組が目白押し…今日、何気にテレビをつけたらNHKの「超・進化論」という番組をやっていました。「第一集 植物からのメッセージ」…植物の未知の世界を垣間見せて頂きました。NHKのサイトから一週間は見逃し配信されるそうです。

 

ー 次のブログ更新は1月24日(火)です。前日の1月23日の夕方に、南西の空で、細い月と、金星と土星が大接近するのだそうです。高度が低いので南西に開けた場所で観測できるのだそうです。夕方なので、お天気さえよければ、「根性」がなくても観測できそうですね(^^; ー

香る秋(ぶどう棚の干し柿 おうちの玄関沖縄化計画 加西市のコウノトリの写真 香る寒蘭 香るヤーリー ミツバチの巣箱)

美しかった今年の紅葉も終盤戦となりました。ブドウの落葉も進んでいます。

 

・自宅のぶどう棚では、ほんとうなら収穫直後に外す雨除けテントを外さないで、干し柿を作っています(^^; ここは、雨も避けられるし、鳥よけも獣除けもあるので、安心して干せます。

 

品種は堂上蜂谷。11月14日に干し始めた干し柿ですが、まだまだかかりそうです。

 

・本格的な寒さはまだですが、うちの沖縄化計画のメンバーたちには寒いんだそうで、他の蘭たちと共に、相方が続々と玄関に招き入れています(2番目の写真)。ブドウの販売時期にはブドウが並んでいた玄関が、今は植物園になっています。

 

・玄関の入り口の横にあるのは、ブドウの販売の時期に、お客様が撮影して持ってきてくださったコウノトリの写真です(3番目の写真)。加西市の溜め池に飛来しているのだそうです。一つ一つの写真には、毎日のように通っていればこそわかるストーリーがあって、伺ったお話しを思い起こしつつ、楽しませて頂いています。

 

・…相方が玄関に招き入れたメンバーの中で、今、一番の魅力をアピールしているのが右端の「寒蘭」です。コウノトリに負けじと、美しい花びらを広げています(4番目の写真)。…この寒蘭…香りも素晴らしい…。花の時期も長いし、この時期に咲くので玄関で楽しめるし……でかした!相方!

 

二番目の写真の、寒蘭の左側にあるのは、薬効も豊富な「かりん」の実です。これも香りを楽しみつつ、しばらく追熟してから、果実酒にします。

 

・部屋の中でも、素晴らしい香りを放っているのが、9月に収穫した梨の「ヤーリー(鴨梨)」です(5番目の写真)。資料では「追熟すると、部屋中が香る」…とあり、「ほんとかな~??」と思っていましたが、ほんとでした。

 

芳香剤と違い、自然が放つ香りはやっぱり最高です。…良い香りに囲まれると、思わず深呼吸をしたくなるのも、癒し効果の理由のひとつなんでしょうね。

 

・6番目の写真は、先日、ブドウ畑の近くにある「ひょうご環境体験館」の講習会で、相方が作ってきた「ミツバチの巣箱」です。毎年この時期にミツバチの巣箱の講習会をやっているのは気になっていたのですが、ようやく参加することができました。

 

・一番下の写真は、これもミツバチの巣箱になるんだそうです。チェーンソーをがりがりいわせて、苦労して穴をあけています。…がんばれ!相方!…でも、くれぐれもケガだけはしないでね?

 

― 次のブログ更新は、12月8日(木)です。 ー

いつものあのこ(自宅前の鹿 さまよう雄鹿 いつもの小鹿 寝ぼけまなこのホオジロ 夜明け前の猫のデート ナンバンギセルの花)

・早朝ブドウの収穫に行くと、いろんな動物たちに会います。大体同じようなところで、同じような動物に会います。

 

・一番上の写真は、自宅の真ん前の空き地に居た親子連れ…いつもはもう少し奥のお大師さんの近くに居ます。

 

・二番目の鹿はぶどう畑に行く途中の道路。若いオス鹿のようです。…今は繁殖期。毎年この時期にこの辺りで若いオス鹿がうろうろしているのに出会います。メス鹿を求めて、さまよっているのでしょうか…。鹿は畑を荒らす害獣ですが、思わず「がんばれ!若者!」と励ましたくなってしまいます。

 

・三番目の写真は、前回のブログでおっとりと草を食べていた所でいつも会う小鹿です。相変わらずおっとりと、道の真ん中でぼ~っと佇んでから、おもむろに去っていきました。…あまりのおっとりぶりに心配になります…害獣なんですが…

 

・四番目の写真に、ホオジロが写っています。わかりますか?…答えは五番目の写真です。…ブドウの収穫の為に畑に入った相方が、「ほいほい…」と何者かに優しく声をかけた直後に、寝ぼけまなこのホオジロが、びっくりして飛んできました。

 

…ブドウ畑は防鳥網があるので、夜行性の猛禽類に狙われる心配もなく、雨除けがあるので雨もしのげる…まさに小鳥たちのパラダイスです。

 

…え?防鳥網があるのに入れるの?…そうなんです。上手に網の間をすり抜けて出入りしています。ホオジロたちは、あまりブドウに悪さをしないので、特に問題にはなりません。

 

・最後の写真は、こちらもブドウ畑の近くでいつも会うミケと茶白のネコです。仲良しなのか、いつも一緒に居ます。

 

今夜は十五夜…猫たちも「今夜は月がきれいだね~…」なんて言いながら、お月見デートを楽しむのでしょうか…

 

・最後の写真は、相方の趣味です。2年ほど前、ブドウ畑の片隅で、相方が「ナンバンギセル」の花を見つけました。「ナンバンギセル」は、ススキなどに寄生して生きる寄生植物です。ナンバンギセルが寄生したススキごと自宅に持ち帰って、鉢植えにして育てています。

 

花期は8月~10月だそうです。ナンバンギセルは絶滅危惧種だそうですが…あなたのいつもの通り道…足元に…もしかしたら紫色のうつむきかげんの花が咲いているかも?

 

ー 次のブログ更新は9月28日(水)です ー

 

 

ブドウもどんどん育っています(キセキレイのえさやり 今のブドウ畑 ブドウ畑のみーちゃん スイカズラの花 道端のキイチゴ)

・ブドウの作業もいよいよ忙しくなってきました。自宅を出るとき、電線の上でキセキレイが何かをくわえながら鋭く鳴いています。(1番目の写真)。巣立ちしたばかりの幼鳥を呼んでいるのでしょうか…。くわえながらも上手に鳴きます。親鳥たちもいよいよ忙しくなってきているようです。

 

・2番目の写真は、今のブドウ畑です。ずいぶん枝も伸びてきました。日々どんどんすくすく育つブドウたちに、元気をいっぱいもらいます。

 

・最近、ぶどう畑に可愛らしいお客様が来られます。近所にお住いの「みーちゃん」です。(3番目の写真)。ぶどう畑にふらっと立ち寄って、伸び始めた雑草に埋まってお昼寝しています。めちゃくちゃくつろいでおられます。

 

・ブドウ畑の山々では、いろんな野鳥の声が聞こえるようになりました。ホトトギス、ウグイス、ホオジロ…さらに時折カッコウ、アカショウビン、サンコウチョウの声も聞こえます。ぶどう畑では、一日中ちまちまとした根気のいる細かい作業が続きますが、一日中野鳥たちのいろんな声が楽しめる最高の環境…とも言えます。

 

・少し前に咲いていた桐の花とは違った良い香りが山から漂ってきています。スイカズラの花が咲き始めました。(4番目の写真)。道路沿いではキイチゴがなりはじめました。(5番目の写真)ちょこっと頂いておやつにします。…ブドウ畑の作業は、五感の恵みをいっぱい頂きます。

 

ー 次のブログの更新は、6月14日(火)です ー

 

 

ブドウがつぼみをつけました(ブドウのつぼみ キウイの花 蛇結茨の花 桐の花)

・いよいよブドウがつぼみをつけ始めました(1番目の写真)。…でも、実際に使うつぼみはこの一本のほんの先っちょの十分の一くらいでしょうか。これから何回かに分けて、つぼみを整理していきます。…この作業を「整房(せいぼう)」といいます。

 

枝もずいぶん伸びてきました(2番目の写真)。写真の品種は「藤稔(ふじみのり)」。枝がもう少し伸びたら誘引線に誘引します…が、この藤稔の枝は、とってもとっても折れやすいんです。整房の為にちょっと触れただけで根元からポッキリ折れてしまうこともあります。また、頑張って誘引して、翌朝畑に来たらぼろぼろと枝が折れてしまっていて、心も折れそうになることがあります(TT;

 

…というわけで、枝元がしっかりするまでは、誘引しないことにしています。でも、放っておくと今度は雨除けのテントに枝がつっかえて、やっぱり折れてしまいます。…なので、伸びて来た枝をねじって、下に向けます。…「捻枝(ねんし)」と言います。教科書的には、何回も捻枝するようには書いていないのですが、捻枝してしばらくするとすぐに「ピッ」と上を向くので、また捻って…ねちねちねちねち…で、少し手元が狂ってぎゅっと稔枝したらまた枝がまだ「ポキッ」…と… あ”~~!!折れた~!!

 

・…で折れた心を癒してくれるのが初夏の花々です。3番目の写真は「キウイ」の花。柔らかなスカートのような花びらに、愛らしい雌しべと雄しべ。優しくてちょっとユーモラスな姿に癒されます。

 

・この季節、「光都」から「市の上」の交差点までの28号線沿いに、陽だまりのような色の黄色い花が咲きます。「蛇結茨(ジャケツイバラ)」の花です。(4、5番目の写真)また、山々や国道沿いには、藤の花とは違った紫色の花が咲いています。…「桐の花」です。(6、7番目の写真)桐の花は甘い素敵な香りをあたりに漂わせます。

 

味わいの里三日月のルピナス畑や、田んぼのレンゲも見ごろです。

 

ー 次のブログ更新は6月1日(水)です。この頃、佐用は「ホタル」の季節。ぶどう畑もますます忙しくなります。ー

彼岸花とブドウ

ピオーネがまだ熟さないので、少し時間ができました。今のうちに事務仕事を片付けてしまおう!!…と、思っていたら、庭のイチジクが鳥につつかれはじめました。仕方がないので、鳥よけの網を張りました。

 

ふとイチジクの株元を見ると、彼岸花のつぼみから、うっすらと紅が点し始めていました。

 

そういえば、毎年、「彼岸花が咲きそうだな~」と思って、楽しみにしていたら、ピオーネが熟し始めて…ばたばたし始めて…「はぁ~…出荷が落ち着いてきたな~…」と思ってふと気が付くと、彼岸花が終わっていて…というのを繰り返しているように思います。

 

 …ということは、彼岸花が咲き始めるとピオーネがおいしくなり始めて、満開の頃、シャインマスカットやクイーンニーナが食べごろになる…という法則が…あるような…ないような…

 

どう思います?

ネジバナの季節

ネジバナが咲きました。都市部でも公園などで雑草のごとく群生しているのをよく見かけますが、これでも立派な「蘭」の仲間。

 

ねじれる方向は右巻き左巻きがほぼ同じくらいの割合で出現するそうです。また、写真の様にほとんどねじれないものもあります。

 

白いものもあるそうですが、種類を固定するのが難しく、白花だけ育てたい…と思ってもなかなかうまくいかないのだそうです。

 

うっとおしい梅雨の季節、雨にそぼ濡れて美しさを増す健気なネジバナと、電線に並んで留まる小鳥たちのイメージが重なって、いっそう愛おしさが増します。

趣味の蘭棚

ブドウ畑の作業も一段落。今日は雨がちなので家でゆっくり…で…相方は庭で何やらごそごそ…。先日通販で買った「蘭」をヘゴ板につけています。

 

ブドウ畑の作業は、ちまちました細かい作業が多いですが、相方は趣味でもなぜかちまちました作業をしている気がします。つくづくこういった作業が好きなんですね~。

 

暇さえあれば、庭に作った蘭の棚に首を突っ込んで眺めています。先日、ちっちゃなちっちゃな蘭の花が咲いたので、嬉しそうに見せてくれました。

 

2番目の写真の蘭…「ショエノルキス フレグランス」というそうです。写真ではわかりにくいですが、葉っぱの上から下までの長さは3cmほど。1つの花の長さは2mm~3mmほど…ちっちゃいですね~…超可愛い…。咲いてから1週間ほど経ちますが、まだまだ健気に咲いています。

 

生きている木ではなくても、そこに張り付いて生きていける「着生蘭」という種類なんだそうです。ものによってはプラスチックのかごで吊り下げられてすくすく育つ蘭もあるそうです。(下の写真の手前の蘭)

 

今日は蒸すので、棚の入り口を開けたそうです。風を通してあげるんだそうです。蘭「には」優しいね~…あ、…でも、蘭ほど私に気を掛けられても鬱陶しいか~。私…蘭じゃなくてよかった~。

桐の花とホオジロ

ぶどう畑の近くに桐の木があります。少し前から花が咲いて、辺り一面良い香りがあふれています。

 

昨日は晴れていましたが、冷たい風が強く吹いていました。

その強い風に揺さぶられる枝の上で、必死にしがみつきながらホオジロが元気にないていました。

 

今日は雨。関西も梅雨に入ったそうです。雨がちな中でも、外では鳥たちのいろいろな鳴き声が聞こえます。自宅の庭にも、エサ取りでしょうか、いろいろな鳥が入れ替わり立ち代わり訪れます。今は繁殖期真っ只中。雨だからってそんなの関係ね~…といったところでしょうか。

 

枝垂れ桃のシジュウカラ

花が終わった庭の枝垂れ桃に、毎日のようにシジュウカラが来ています。かすかに「コンコンコンコン」と木をつっつく音がします。君はキツツキだったのかな~?…と、突っ込みをいれたくなります。

 

多分、木に張り付いているカイガラムシを食べているのではないか…と推測していますが、はっきりしたことはわかりません。

 

このシジュウカラ。最近2羽で行動を共にしています。つがいでしょうか。素敵なお相手ができてよかったね~。新居はどこなのかな~。探したら迷惑かな~?

 

そのうち元気なヒナたちがうろうろするようになるのでしょうか。楽しみです。無事を祈りつつ…

山桜と藤の花と新緑のコラボ

このあたりは山のあちらこちらに山桜があります。同じ時期に一斉に咲くソメイヨシノも見事ですが、山桜は咲く時期がばらばら。お陰でいろんなところでぽつぽつと咲いて、長く楽しませてくれます。

 

自宅の窓から見える山に、毎年遅く咲く山桜があります。傍に藤の花…そして新緑。素敵な借景です。

 

藤の花も咲き始めました。いろんな所で、山桜ならではの素敵な共演が楽しめるかも?

佐用 光福寺の大イトザクラ

佐用町漆野・光福寺の「大イトザクラ」が満開です。樹齢300年と言われているそうです。その魅力は私のつたないカメラワークとボキャブラリーではとても表現しきれません。

 

「今日が最高だよ。」とご住職が話されていました。「もしかしたら、この姿が今日明日で見納めかも」とも…。

 

樹の傷みが激しく、大規模な保全措置を取らないといつ倒壊してもおかしくない状態なんだそうです。その為の募金も呼びかけられていました。(郵便振り込みでも募金が可能だそうです)

 

コロナが無かったら、いつもはいろいろなイベントも行われていろんな人たちに見てもらえて、もっとたくさんの人たちに募金を呼び掛けられるのに…とも思います。

 

今週末は雨の予報。もしかしたら花散らしの雨になってしまうかもしれません。どうか来年もその次も、この姿を拝めますように…

 

 

山の桜も満開です

この辺りは山のそこここに桜があります。それらの桜が一斉に満開になりました。自宅の裏山の桜も満開です。

 

サクラが咲くのには春の暖かさもありますが、冬の寒さも必要なんだそうです。冬の寒さにさらされる事で眠りから覚めることができるそうです。「休眠打破」といいます。

 

冬が温かいと目覚めも遅く、桜の開花も遅れるのだそうです。

 

今日は花冷え。寒い一日になりました。お陰で美しく咲いた桜も長く楽しめます。

 

花が咲くのには暖かさも寒さも大事…。優しいピンクの花が、大事な人生訓を優しく諭してくれているようです。

 

アーモンドの花が咲きました

アーモンドの花が咲きました。一番上の写真がアーモンドです。バラ科の花の中で一番好きな花かも…。

 

二番目の写真はこの家に来た時にすでにあったスモモの木です。三番目はその受粉樹。同じスモモでも受粉樹の花はピンクです。昨年は開花の時期がずれましたが、今年は合いました。今年は生るかな?

 

4番目の写真は梨の花のつぼみです。梨の花が咲くと「ゴボウ」の種を蒔くんだよ…と、ぶどう畑のおとなりさんが教えてくれました。

 

この2週間ほどで、ものすごい勢いで春が広がっています。ぶどう畑の春の作業が始まるのも、いつもより早まるのかな…どうかな…。ぶどうの木のご機嫌を伺いながらの日々です。

梅が咲き始めました

寒々とした庭に、春の兆しが舞い降りました。写真は2日ほど前。うちの庭では一番最初に咲いた梅です。

 

ようこそ。お待ちしておりました。

 

ぶどう畑から 12月のカタバミ

こちらはカタバミ。こちらもちっちゃいですね~。ちっちゃくて草刈り機の刃もかいくぐり、したたかに勢力を伸ばします。

 

ぶどうの樹を背景に入れようと地面に寝転ぶように写真を撮っていると、立ち上がった時には種だらけになっています。

はいけい ぶどうの樹

昨日のスミレさん。ぶどうの樹とコラボしてみました。ぶどうの樹と比べると、ほんとにちっちゃいねぇ~。

 

下の写真は少し色が違います。葉っぱの形も少し違います。ぶどう畑のスミレたち、ほんとにいろんな顔があります。ちっちゃいながらもそれぞれの個性で楽しませてくれます。

 

ぶどう畑から 12月のすみれ

ぶどうの落葉を集めたら、下からかわいらしいスミレが顔をのぞかせました。植物は種を落としたその場で一生を終えます。暑い日も寒い日も、上から大きな葉っぱが降ってきても、淡々と生きています。

 

訪れる虫たちも随分いなくなったね。来週から寒くなるよ。

彼岸花が咲きません…

去年の今頃は、ヒガンバナが満開で、黄金色に実った稲穂とで、里山が光り輝いていました。今年は稲刈りは進んでいるのにヒガンバナが咲きません。今年、ブドウも完熟が随分遅くなっています。ヒガンバナも遅れて咲くのかな?それとも猛暑で球根が傷んでしまったのかな?

シカクマメの花とバタフライピーの花

優しくふっくらとしたマメ科の花が好きです。少し前のブログでもラッカセイの花をご紹介しました。今日の花は「シカクマメ」(上の写真)と「バタフライピー(蝶豆・下の写真)」の花です。

 

「シカクマメの苗があるから植えてみる?」ご近所さんに勧められて玄関先に植えてみました。写真では夏の強い陽の光で色が飛んでいますが、若干薄い青みがかっています。

 

マメ科の花はほんとに不思議な形です。自家受粉するような構造になっているのだそうです。でも、それならそもそもこんなに美しく着飾る花って必要?…なんて思ってしまうのですが。

 

バタフライピーは近くのホームセンターに売っていて、涼し気なその色と、「暑さに強い」と言う売り文句につられて買ってみました。花をハーブティーにするのだそうで、コバルトブルーの美しいお茶になるそうです。

 

コバルトブルーのハーブティーというとミント系の爽やかな香りのイメージがありますが、香りは「豆の香り」なんだそうです。味もどちらかというと黒豆茶に近いのだそうです。アントシアニンたっぷりなので、強い紫外線の夏にはありがたいかも。

 

花を乾燥させて保存するそうです。このところ暑い日が続くので、花も乾燥しやすいかな?

 

そのうちまた、お茶にしてみます。庭の植木鉢にはびこっているアップルミントとかとブレンドしても、おいしいかな?…楽しみがまたひとつ増えました。

 

キキョウの花が咲きました

昨日は「立秋」。暑い日が続きますが、暦の上では「秋」が始まりました。

 

立秋に合わせるように「キキョウ」の花が咲きました。昔からなじみ深い「キキョウ」ですが「絶滅危惧種」なんだとか。確かに野原で見る事は少ないかもしれません。絶滅が危惧されるのは「野生」のキキョウに限ったことなんでしょうか?

 

キキョウは雄しべが先に完熟する「雄性先熟」という性質があるのだそうです。自家受粉を防ぐ意味があるのだそうですが、この性質が「絶滅危惧」になってしまった理由のひとつかもしれません。

 

この涼やかな色を見ると、秋がきたんだなぁ~と実感します。秋が来たわりに、暑いですけどね。

ヤマノイモの花穂

今日の写真は約1か月前の写真です。自宅の庭先に毎年にょきにょきと枝を這わせるツルがあります。もう少ししたらむかごが付きます。多分ヤマノイモではないかと思われます。

 

ヤマノイモのこの花穂(カスイ)の姿が大好きです。対になって広がる葉っぱの付け根から、ツルに戯れるようにまとわりつく花穂。たくましさと明るさと可愛らしさとたおやかさを併せ持ち、優れた華道家も顔負けの造形です。

ネムノキの花

梅雨空が晴れました。雨に洗われた空に、手を伸ばすようにネムノキの花が咲いています。

 

 

ふわふわした、はかなげな花の姿とは裏腹に、どこにでも種を飛ばしていろんな所でたくましく繁殖します。今の季節、山を見回すといろんな所でふわふわと咲き誇っています。