香る秋(ぶどう棚の干し柿 おうちの玄関沖縄化計画 加西市のコウノトリの写真 香る寒蘭 香るヤーリー ミツバチの巣箱)

美しかった今年の紅葉も終盤戦となりました。ブドウの落葉も進んでいます。

 

・自宅のぶどう棚では、ほんとうなら収穫直後に外す雨除けテントを外さないで、干し柿を作っています(^^; ここは、雨も避けられるし、鳥よけも獣除けもあるので、安心して干せます。

 

品種は堂上蜂谷。11月14日に干し始めた干し柿ですが、まだまだかかりそうです。

 

・本格的な寒さはまだですが、うちの沖縄化計画のメンバーたちには寒いんだそうで、他の蘭たちと共に、相方が続々と玄関に招き入れています(2番目の写真)。ブドウの販売時期にはブドウが並んでいた玄関が、今は植物園になっています。

 

・玄関の入り口の横にあるのは、ブドウの販売の時期に、お客様が撮影して持ってきてくださったコウノトリの写真です(3番目の写真)。加西市の溜め池に飛来しているのだそうです。一つ一つの写真には、毎日のように通っていればこそわかるストーリーがあって、伺ったお話しを思い起こしつつ、楽しませて頂いています。

 

・…相方が玄関に招き入れたメンバーの中で、今、一番の魅力をアピールしているのが右端の「寒蘭」です。コウノトリに負けじと、美しい花びらを広げています(4番目の写真)。…この寒蘭…香りも素晴らしい…。花の時期も長いし、この時期に咲くので玄関で楽しめるし……でかした!相方!

 

二番目の写真の、寒蘭の左側にあるのは、薬効も豊富な「かりん」の実です。これも香りを楽しみつつ、しばらく追熟してから、果実酒にします。

 

・部屋の中でも、素晴らしい香りを放っているのが、9月に収穫した梨の「ヤーリー(鴨梨)」です(5番目の写真)。資料では「追熟すると、部屋中が香る」…とあり、「ほんとかな~??」と思っていましたが、ほんとでした。

 

芳香剤と違い、自然が放つ香りはやっぱり最高です。…良い香りに囲まれると、思わず深呼吸をしたくなるのも、癒し効果の理由のひとつなんでしょうね。

 

・6番目の写真は、先日、ブドウ畑の近くにある「ひょうご環境体験館」の講習会で、相方が作ってきた「ミツバチの巣箱」です。毎年この時期にミツバチの巣箱の講習会をやっているのは気になっていたのですが、ようやく参加することができました。

 

・一番下の写真は、これもミツバチの巣箱になるんだそうです。チェーンソーをがりがりいわせて、苦労して穴をあけています。…がんばれ!相方!…でも、くれぐれもケガだけはしないでね?

 

― 次のブログ更新は、12月8日(木)です。 ー

丸い秋(秋の風景 大天梨 なめこ ガマズミ)

今日は皆既月食。皆さんご覧になりましたか?カメラにとられた方も多いと思います。私もいろいろ試してみましたが、結局お送りできるものは撮れませんでした。

 

デジカメの画面上では、天王星が月に隠れる様子もしっかり見えたのに…でも、いろんな方がいろんな所で同じ月を見ているんだろうな~と思うと、なんだかほっこりします。

 

…というわけで、今日は秋の丸いもの特集です。…が、その前に、今の三日月の秋景色を一枚…一番上の写真は自宅からの風景です。山の木々もずいぶん秋らしい装いになりました。

 

・二番目は、「大天梨(だいてんり)」という梨です。佐用町主催の果樹講習会に参加して一年半。やっとまともな実をつける事ができました。まだまだ収穫量は少ないですが、来年はもっとたくさんなったらいいなぁ~…

 

・三番目は、ブドウ畑の端っこ…日陰になる場所で育てている「なめこ」です。うかうかしていると、写真のように笠がしっかり開いてしまいますが、これでも結構おいしく頂けます。

 

・四番目は「ガマズミ」と思われます。子供が小さい頃、幼稚園の先生に貰ったと、小さな手で嬉しそうにお土産に持ってきてくれたのを思い出します。写真はぶどう畑の近く。似たような赤い実はたくさんありますが、これを見つけたときは、ワクワクしました。

 

…本格的な冬の前に、木々の葉も、足元も、なんだかとっても賑やかです。梨の次はお芋、柿、栗、キウイフルーツ…近くの直売所もにぎやかです。…そういえば、佐用坂の愛媛のおいしいミカン屋さんも開店しました。

 

…おいしいものもたくさん…私の体型も丸くなり……やばいです……

 

ー 次のブログ更新は11月26日(土)です。 ー

田舎暮らしの果樹園

昨日ブログ更新する予定が遅くなりました。

申し訳ございませんでした。

 

・ブドウ園の袋掛けが終わり、自宅での事務仕事が続いています。現在、今年のDMの版下を作成中。今年は品種紹介の版下をリニューアルしようかな~…と思っています。それから、ご来店用の注文書もあった方がいいかなぁ~…とか…。いつもお買い上げいただいているお客様、お問合せ頂いた方々…今しばらくお待ちください。

 

最近は、マイクロソフトのWordで作った版下を簡単にPDFに変換して印刷会社に入稿できるようになりました。30年ほど前に別の仕事で版下を作っていた時代は、手で切り貼りした版下を直接印刷会社に持ち込んでいましたし、つい10年ほど前はWordのデータを簡単にPDF変換することはできませんでした。

 

パソコンやネット環境の向上のお陰で、自宅の机の上で全ての作業を完了することができます。…これはすごい事です。WordのデータはPDF変換するために「ぼかし」「網掛け」等、使えない表現はまだありますが、マイクロソフトさん、アドビシステムズさん、プリントパックさん…。ほんとうに助かっています。心から感謝です。

 

…そういえば「プリントゴッコ」…なんて商品もありましたねぇ~…発売されたときは感動しました…

 

・7月に入り、気温も上がり、最近は雨量も増しているせいか、庭の果樹たちも元気にすくすく育っています。上の写真の左上は「ウメ」「モモ」「スモモ」、その下が「カキ」、真ん中から右側が「ナシ」。下の写真の上の方に「ブドウ」その下が「ブルーベリー」です。このほかに「イチジク」「クリ(ぽろたん)」「アンズ」「アーモンド」「ミカン」「サクランボ」「レモン」「キウイフルーツ」を育てています。

 

佐用町主催の「農の匠」果樹講習会で、ブドウ以外の様々な果樹の育て方を教えていただいています。講習会を受けるまでは、ちゃんとした実がほとんどつかなかった庭の果樹たち。少しずつまともな実が付くようになってきました。

 

庭をつらつら見ると「ナシ」の枝は、今春、新梢の誘引作業を頑張ったせいか、枝の伸びが落ち着いていますが「モモ」「ウメ」「スモモ」の徒長枝はガンガンに伸びてしまっています…このあたりの新梢管理がまだまだ課題です。それから、「モモ」は収穫~出荷がむずかしい果物だそうで…。まだまだ課題はたくさんあります。

 

…それにしても、こんな風にいろんな果樹を育てられるなんて…なんと幸せな事でしょう。田舎暮らしの醍醐味ですね。

 

ー 次のブログ更新は、7月31日(日)…の予定(^^;です。 ー

ハクセキレイ

今日の写真は、昨日移動した南側の事務机からの野鳥観察です。電線の上に二羽、ハクセキレイが留まっています。

 

上から2番目の写真は、一番上の写真の右側の鳥。上から3番目の写真は、一番上の写真の左側の鳥です。

 

左側の鳥は、この写真の少し前、もう少し左側の電線に留まっていました。右のハクセキレイがこの場所に留まるとすかさず近くに飛び移りました。

 

右と左…なんとなく右の方が「シュッ」っとしているように見えます。右の鳥は、カメラを構えると、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。

 

左のセキレイはじ~っとしています。右のセキレイが飛んで行ってから、しばら~~~くしてから、追いかけるように同じ方向に飛んでいきました。羽の模様や体型や行動も、なんとなく左の方が幼さを感じます。

 

以前、このホームページで「セグロセキレイ」と表記したブログが多々ありますが、もしかしたらその中に「ハクセキレイ」が混じっていたかもしれません。「セグロセキレイ」も「ハクセキレイ」も、夏場の背中の羽の色は黒いのだそうです。

 

写真のように、目のあたりに一本黒い線があって、他の顔の部分が白いものは「ハクセキレイ」なんだそうです。ハクセキレイは冬場になると背中の羽の色が薄くなるのだそうです。

 

左のセキレイの羽が薄い色なのは、産毛が生え変わる前…とも見えるし、衣替えの真っ最中…にも見えるし…どっちかな?

 

秋冬の事務机

昨日は二十四節気の「霜降(そうこう)」でした。正式には「霜降の入り」…といっても良いのでしょうか。霜降に入る日を「霜降」という場合と、霜降から立冬までの期間を指す場合があるという資料があります。

 

「そうこう」…(^^;…しているうちに、温かい季節に使用していた北側の事務机も、日中座っていると冷え冷えしてきたので、今日から南側の窓辺へ引っ越しました。

 

机の上にはウォークマンと、野鳥観察の為のビデオカメラも設置。事務仕事をしていても、鳥が騒がしいと気になって気になって…。

台所の窓からの眺め

今日の写真は夕方の台所の窓からの眺めです。梅雨明けして日中は猛暑。でも、夕方になると、山々から吹き下ろす涼しい風が、天然のエアコンのようです。

 

久々に…事務机からの眺め

雨が続きます。事務仕事も続きます…というわけで、久しぶりに事務机からの眺めです。

 

ほぼジャングルですね~。このジャングルの中に野菜が育っています。下の写真のAは「ミョウガ」Bは「ゴーヤ」Cは「エゴマ」です。

 

ゴーヤをミョウガの上に伸ばして、夏場の日陰にならないかな~…と思っています。実は昨年はソウメンカボチャを這わせてみましたが、日陰になるほど育ちませんでした。さて今年はどうでしょう…晴れたら草取りがんばろ~!

 

このジャングルの中に時折いろんな野鳥が遊びに来て、野菜についているいろんな虫を食べてくれています。可愛らしい鳴き声が気になって気になって…。

 

 

天気の予測

天気予報では「午前中は曇り」…というので、ブドウ畑で作業していたら、作業開始後まもなくざぶざぶ降ってきました。「今日はだめかな~…」と早々に帰宅。…すると案外雨が上がって…。梅雨あるあるです。気象予報士泣かせなんでしょうね。

 

いつも天気予報はテレビニュースの天気予報と、NHKのデータ放送と、ネットのウエザーニュースとウエザーマップを見比べながら、翌日の作業の予定を立てます。今は特に不安定なので、朝、もう一度当日の天気を確認します。

 

季節によって3つとも同じ場合もありますが、最近は予測がバラバラな事が多いのを見ると、気象予報士さんの苦労が偲ばれます。

 

…というわけで、袋掛けも終わったし、今日は諦めて久しぶりの休養日にしました。ふと庭を見ると、庭の果樹たちの枝もガンガンに伸びています。あ~…こっちもお世話してあげないとな~。夏季剪定もしないとな~…。

 

鳥たちも野生動物たちも植物も…この季節の生き物たちの成長のエネルギーには圧倒されます。

 

 

皆既月食の夜にホタルを見ていた件

今日は「皆既月食」でした。時間帯も早朝とかではない観測しやすい時間帯。前日までの天気予報も申し分なし。「観測するぞ!!」…と思っていたのに…夕方から雲が空を覆いました。天体観測あるあるですが…

 

それでも、「もしかしたら…」と期待を込めて月が見えやすい場所まで散歩。残念ながら月の輪郭さえ見えませんでしたが、ふと足元を見たらホタルが乱舞していました。

 

自宅近くでいつもホタルを見ていた場所では、今日はまだあまり見られませんでしたが、少し足を延ばした川沿い…月が誘ってくれたホタルスポットです。

 

時期的にゲンジボタルと思われます。他にもいないかな~と周囲を散歩していたら、意外にもトラックが行き交う国道の上をふらふら飛んでいるホタルをみかけました。

 

ほたるって結構…行動範囲広め…なんですね。

春の森のきのこ

ぶどう畑での作業は立ち仕事。山で作っているので、作業中はずっとエッジをきかせて斜面を踏ん張りながらの立ち仕事です…なので一日働くと、ふくらはぎがパンパンになります。ついでに上向きの作業が多いので首筋から肩にかけてコリコリになります。

 

一年中忙しいぶどう栽培ですが、時間を作ってウォーキングで心身ともにリセットです。

 

先日いつものコースから少し足を延ばしたら、森の中にキノコらしき姿を発見。カメラの望遠で見てみたらやはりキノコです。でも、ヒダがぼろぼろっぽい。虫食いでしょうか。

 

色も形も「ツキヨタケ」に似ていますがよくわかりません。そもそもこんなところに生えるものなのでしょうか。夜に来たらわかるのですが、野生の鹿やイノシシとかに遭遇しそうで…

 

…でも、勝手にツキヨタケだということにして…人知れず森の中で美しく光る姿を空想します。

 

「さよう農の匠」養成塾 塾生募集

今日は雨だったので、お休みです。前から気になっていた「さよう農の匠」養成塾に応募してきました。

 

ここに住み始めた時にすでに植えてあったモモ、ウメ、甘柿。そして来てから植えた渋柿、ナシ、キウイフルーツ、ブルーベリー。ぶどうは産地だったお陰で、普及所や他の生産者さんのご指導を頂けたので販売するところまで至ることができましたが、他の果樹はネットなどで調べてもやっぱり販売するところまでは至ることができません。…で、今年、農産物の生産者の掘り起こしと育成を目的とした「さよう農の匠」養成塾の塾生募集を知りました。

 

相方はブドウで手一杯なので、行くとしたら私か~…。覚えられるかな~…などなど不安いっぱいでしたが、勇気を出して佐用町役場の農林課に行ってみたら、気さくな担当者の方が出られて、ほっとしました。

 

ブドウ農家を始めてみて、ブドウ栽培の面白さや、自然の中で働く気持ちよさと共に、ブドウ栽培を通して知り合った同じぶどう農家の方々や、お客様や地元の方々との交流が暖かくて楽しくて…。「食」を通じた人と人との交流って、独特の暖かさがあるのは何故でしょう。

 

受講料は半年12,000円。受講期間は3年。募集締め切りは3月19日(金)までです。コースは野菜コースと果樹コースがあります。(書類選考もあるそうです。)ネットで「さよう農の匠」で検索すると概要を見ることが出来ます。定員もあるようなので、詳しくは「佐用町役場 農林振興課」までお問い合わせください。

燻製機作ってみました

左の市販の燻製機。もっとたくさん作りたいなぁ~ということで、燻製機作ってみました。四角いのと丸いの…で、燻製してみました。

 

1週間ほど前からソミュール液に漬けこんだベーコンとハム、それから、豚ロース固まり肉で、ポークジャーキーもどき。

 

作っていたら夕方になってしまったので、燻煙は30分ほどしかできませんでしたが、ガス台とオーブンで再加熱して試食しました。

 

そこそこ柔らかくてそこそこ美味しかったです。が、あと一歩…といった所。やっぱりしっかり時間をかけて燻煙したらちがうんだろうなぁ~…とりあえずできる事が分かったので、また、時間のある時に再トライです。

ヤマメの燻製

以前ご紹介した釣り名人の熊さんが、再び嬉しい川の幸を届けてくださいました。せっかくなので今回は燻製に挑戦してみました。

 

頂いてすぐに下処理。洗ってウロコとぬめりを洗い落とし、内臓とエラと血合いを抜いたら、全部に塩を振って一部はすぐに塩焼きで頂きます。

 

…で、残りは冷蔵庫で一晩置いてから、

  • 朝、キッチンペーパーで水けを取って、網で風乾。
  • 夕方、フライパンにアルミホイルを敷いた上からチップ(今回はサクラ20g)を乗せ、網を乗せた上にヤマメを乗せ、フライパンに合う大きさの大きめのボウルをひっくり返して蓋をして、弱火~中火で60分…で、出来上がりです。

すぐに頂く塩焼きも最高ですが、ぎゅっと凝縮された味わいはスモークチーズのような濃厚な美味しさ…。ん~!幸せ~!

 

くまさんいつもありがとうございます!

里山の紅葉

自宅周りの山々も紅葉が進んでいます。観光地の様なはっきりとした紅葉ではありませんが、むしろそれだからこその癒しがあります。

 

一番上の写真は自宅2階からの眺め。左側に見える白い倉庫が、二番目の写真の中央に写っています。さらに二番目の写真の左下に見える小さな滝に近寄って写した写真が三番目です。

 

色とりどりの葉っぱが川面を彩っています。

シジュウカラの休憩所

昨日は一日ざぶざぶと雨が降っていました。そんな天気の中、モンスターのようになっている庭のヤマブドウ棚の中で、何やら賑やかに鳥の鳴き声がします。

 

数羽の小鳥がぶどう棚の中をあっちへ行ったりこっちへ行ったり…家の縁側からそっと覗きながら、望遠でカメラを構えてやっとのことで鳥の姿をとらえることが出来ました。シジュウカラのようです。何羽かでいるところを見ると、巣立ちしたばかりの子どもたちとその親鳥なのかもしれません。

 

今の時期、ブドウにはコガネムシなどの虫たちがたくさん寄ってきています。鳥たちにとっては食べ放題のレストラン。いろんな鳥たちが日々訪れてくれます。

 

こんな雨の日は、少しは雨もしのげるし、食べ物は豊富だし、言う事なしの休憩所ですね。

 

ちいさな鳥たちの姿。その小さな体でよく通る声で力いっぱい鳴き、ひたすら虫などをつっつき…。無心で精いっぱい生きている姿がかわいくてかわいくたまりません。

梅雨本番

今日からず~っと雨だそうです。梅雨本番です。皆さんどうかお気を付けくださいね。

 

雨を頂いて夏野菜たちもすくすく育ちます。「よく降るね~」…縁側から庭を眺めながら相方と話していました。

 

…この季節の雨は、ブドウにとっては恵みの雨です。「雨をもらって、ぶどう達もモリモリ育つね~」と言ったら「♪まるまるもりもり…」と歌が返ってきました。…ん~…なるほど、「まるまる…」…ね~…ぶどうだけに…

 

座布団一枚、取っていい?

 

 

事務机からの眺め 梅雨編

梅雨です。雨です。

 

今日は一日事務仕事。…というわけで、恒例の窓の外の風景シリーズです。左上に見えるのはヤマブドウ。ぐんぐん伸びて巨大なモンスターになっています。

 

晴れた日の日中にはしなだれている右下のガクアジサイも今日みたいな日はとっても元気です。

 

雑草も元気。…あ~…庭も草刈りもしなきゃ…

 

ホタルat網戸

昨晩、窓を閉めようと思ったら、網戸にホタルがとまっているのに気づきました。

 

自宅近くの本郷川にはホタルがいます。ホタルの季節はいつもぶどうの作業が一番忙しい時期なので、毎年見逃してしまいます。歩いてすぐの場所なのに、なかなか行けません。

 

今年もホタルの季節だなぁ~…と思いつつ、過ごしておりました。今日行こうか明日行こうか…と思っていたら、ホタルの方から訪ねてきてくれました。

 

相方の言うには、明け方まで同じ場所にいたそうです。陽が昇ったらどこかへ行ってしまったそうです。

 

来てくれてありがとうね。またいつでも遊びに来てね。

 

 

台所からの眺め

こちらは台所の流しの正面の窓からの眺めです。ガクアジサイがほぼ満開。で、おとといのブログの時に大事なキャストをご紹介し忘れていました。下の写真の右側の真ん中、斑入りのギボウシです。

 

蒸し暑い日が続きます。でもまだ、夕方になるとす~っと涼しくなります。正面の山から吹き降ろす爽やかな風とともに、台所の窓の額縁の中の草花が、一日の疲れを癒してくれます。

 

この紫陽花の正面は、一昨日の窓辺よりもぜったいこっちだと思います。この家に来た時には植えてあった紫陽花。これを植えた方は、台所仕事を心から大切に思っておられた方なんじゃないかなぁ~…なんて想像しながらほっこりしています。

ガクアジサイとドクダミとミョウガのコラボ

梅雨ですね~。昨日からほんとによく降ります。この時期に元気になるのがこの方々。赤いガクアジサイとロウソクの燭台の様なドクダミがミョウガを背景にしっとりと咲いています。

 

自宅の事務机からの景色です。田舎暮らしの醍醐味でしょうか。

田植えの季節

いよいよ田植えの季節。田んぼにはちっちゃな苗が整列。

 

写真は自宅近くの畑からの眺め。やっぱり田んぼの眺めって特別ですね~。

 

ぶどうの忙しい季節と、お米の忙しい季節が重なってしまうので、うちではお米は作っていないのですが…お米作りたかったなぁ~…

庭の山鳩(キジバト)

こちらは庭の山鳩。「キジバト」とも言います。公園などで群れている鳩は「ドバト(カワラバト)」だそうです。

 

違いは模様。キジバトは特徴的なうろこ状の模様があります。それから、キジバトは群れずに、単独またはつがいで行動するそうです。

 

庭のキジバトは、ほとんど一日庭で何かをついばんでいます。でも、人慣れしないので、近づくと飛んで行ってしまいます。

 

今日も一日事務仕事。窓際でじっと作業をしていたら、窓のすぐそばまで来てくれました。

春の頂き物

ぶどう畑から帰ってきたら、ご近所さんが春の味覚を届けてくださいました。

 

左はお料理上手なお隣さんからタケノコの天ぷら。すでに美味しい味がついていて、絶品です。

 

右はこごみ。いつも近所の直売所「味わいの里三日月」に出荷している生産者の方から。ここのところの外出自粛で、観光のお客様が激減。出しても全然売れないので…と…

 

ぶどうの仕事は、平常時でも販売時期以外、人と接触することがほとんどありません。その上、一年中仕事が山ほどあります。いわば、ず~っと畑にお籠り状態。…なので、あまり生活は変わりません。

 

でも、お世話になっている直売所や生産者の方のそんな話を聞くと、「今は辛抱の時期」とはいえ、一日でも早く…と願わずにいられません。

よもぎ餅の季節

「よもぎ摘ませてね~」…数日前、ぶどう畑によもぎ摘みに来られた方が、今日よもぎ餅を作ってきてくださいました。

 

昨日作られたと言われていたのですが、その場で思わず一個かぶりついてしまいました。これが美味しいのなんの…。ほのかな甘みがあってよもぎの香りに溢れた美味しいお餅です。

 

「昨日は雨だったからね~」…雨でもぼ~っとしていないんですね。働き者ですね。頭が下がります。

ぶどう畑の差し入れ

 

今日は近くの生産者の方がおやつに…と手作りの巻き寿司を持ってきてくださいました。

 

おやつ用の小分けしたパックと、それから夕飯用に…と別にお持ち帰りまで。

 

優しい甘さの、ほっこりする味。

 

その方の手作りしている姿を想像しながら、ささやかな幸せが広がって、身も心も元気を頂きました。

鹿肉の差し入れ

「遅くまでがんばってるねぇ~」お隣さんが時々声をかけてくださいます。

 

今日はそんなお隣さんから、大好きな鹿肉の差し入れを頂きました。鹿肉は元気のかたまり。ひとくち頂く度に、体中に元気が広がっていきます。

 

お隣の奥さんは鹿肉料理の名人。鹿肉がこんなに美味しいなんて、知りませんでした。お隣さんの応援の気持ちと鹿肉のパワーを頂いて、明日からまた頑張ります!

縁側の菜園

この種を蒔いたのはいつだったか…多分今年に入ってからだったような気がします。

 

ダメもとで蒔いた「ソラマメ」と「スイートピー」の種。100均で買ったプランターに培養土を入れて、暖かい縁側に置いておきました。ほとんど水やりもしていないのに、ちゃんと芽を出し、元気な苗に育ちました。ソラマメは今ホームセンターで400円弱で売っている苗と同じくらい立派になりました。

 

…さて、これからどうしよう…と、今更ですが悩んでいます。

ソラマメはアブラムシが大好き。外に出したとたんにアブラムシの餌食になりそうで…

 

植え替えして、このまま縁側で育ててみたい…そんな誘惑に駆られています。「縁側でソラマメの収穫」…めっちゃ魅力的なフレーズだと思いませんか?

鹿肉

ご近所さんから珍しい貴重品をおすそ分けして頂きました。「鹿肉」です。

 

せっかくなので、3日ほど冷蔵庫で醤油麹に漬け込んだ後、たっぷりとおろしにんにくをまぶして、お酒を振り、ラップをかけて200Wで20分。

 

やわらかくて臭みもなく、絶品です。頂くそばから、もりもり元気が湧いてきます。

 

鹿肉は、さばく人の腕次第で、味が左右されるのだそうです。この鹿肉をさばかれた方…相当な腕の持ち主と思われます。

 

里山の味、堪能させて頂きました。

 

鹿を上手にさばく人…憧れます。

剪定枝の整理

 

昨年の剪定木の整理が終わったので、今年の木を改めて整理して積みました。一番上の写真は梅などの徒長枝を中心に長めの枝が積んであります。長さが2メートル以上あるものもあります。…春から夏までのほんの数か月でこんなに伸びるって…すごいですね~。

 

ここで積んだまままま夏を越すと、下から伸びてきた雑草に飲み込まれていきます。また、地べたに積むと乾燥も進みにくいのと、シロアリが繁殖します。…なので、枝を短めに切って、地面から少し上がった場所に渡した板の上に積みました。

 

揃えて積むと、かなりコンパクトになりました。他の細かい枝や太い枝も同じくらいの長さに切って積みます。…ここまでやっておくと、いざバーベキュー…というときにも便利です。

 

…やっぱりそっちなんじゃ~ん…いやいや、あくまで庭の整理です……(^ ^;

 

たき火料理part2

今日も去年の剪定木の整理で、たき火料理です。剪定直後の木は水分をたくさん含んでいるので、燃やすと煙がたくさん出ます。昨年の木は燃えやすく、煙も立ちにくいので、一年寝かせたものを使います。

 

今日のメニューは一番上の写真。左が「焼き芋」真ん中が「鶏もも肉」右が「焼きリンゴ」と「焼き玉ねぎ」。この他に、「牡蠣」と「ごはん」です。

 

鶏もも肉は安い時に買いだめしてみりんと酒と醤油に漬け込んで冷凍しておきました。それを解凍して、アルミホイルでくるんであります。牡蠣は、赤穂の坂越の牡蠣です。先日赤穂で用事があった時に買って来ました。ご飯は小学校の頃に使っていた飯盒で炊きます。

 

鶏ももや焼きリンゴ、焼き玉ねぎなどは、アルミホイルで包む際、最初に下から包み込んでから、さらに上からかぶせるように包みます。そうすると、開けた時に、上のアルミホイルを先に取り除くので、食材に灰が落ちにくい。

 

飯盒のご飯は土鍋で炊くご飯とほぼ同じ。強めのおき火の中で沸騰するまで(約10分)。その後弱めのおき火で10分。火からおろしてさらに10分で出来上がりです。

 

真ん中の写真の網の下。炭の一番下に芋。その上に炭をかぶせて鶏もも肉。さらに炭をかぶせてリンゴと玉ねぎを乗せて、さらに炭をかぶせて蒸し焼きにしてあります。大体40分~50分程度蒸し焼きにしました。

 

リンゴなどは串を刺してスッと通ったらできあがりです。肉は赤い肉汁が出なくなったら出来上がりです。

 

蒸し焼きにしている間、上に網を渡して、焼き牡蠣とご飯(弱めのおき火)を調理しています。(写真ではブロックを使っていますが、突然割れて跳ねる場合があるので、本当は耐火煉瓦などを使ってくださいね。)

 

 

暖かくなると風が強く吹くようになります。剪定木の整理もこの時期を逃すと難しくなります。

 

そうそう、料理メインじゃないんですよ?あくまで「剪定木の整理」です。…そうは見えない…ですか??(^ ^;

 

お手軽たき火料理

剪定をすると雑木が出ます。昨年剪定した木を土から少し上げた場所に積んでおきました。たき火にちょうどいい感じに乾いてきたので、今日は焼き芋です。

 

せっかくなので何かないかなぁ~…と見回して…「りんご!」「みかん!」「お餅もいいねぇ~!」ついでに「たまねぎ!」

 

サツマイモは新聞紙にくるんで水に浸し、キュッと絞ってからアルミホイルで包みます。

 

リンゴは下の部分を残してコップ状に芯をくり抜き、皮から内側に向けてプスプスと金串を刺し、穴に砂糖・ラム酒に漬けたレーズンを詰め込んで、たっぷりのバターで蓋をします。アルミホイルを最初下から包み、次に上からかぶせるように包みます。

 

玉ねぎは茶色い皮をむいて、根っこの部分を取ってから、アルミホイルでそのまま包みました。

 

たき火の火が落ち着いて、「置き」になった状態の中で、それぞれ蒸し焼き。サツマイモは大体40分程度の目安。リンゴや玉ねぎは適当ですが、全て金串がスッと刺さったら出来上がりです。

 

焼き芋はとろとろ…焼き芋はたき火が一番おいしい。玉ねぎも絶品。

 

鶏もも肉とかがあったら、フォークなどでプスプスと刺して、みりんと醤油とお酒に漬けて、ステンレスのバットに入れて、バットごとアルミホイルでくるんで照り焼き…なんてのも美味しいね~

 

朝霧の季節

朝霧の季節です。今年は暖冬…とはいえ、やっぱり寒い日もあります。今朝は冷え込みました。6時過ぎに干した洗濯物が30分ほどで凍ります。

 

今朝は朝霧も深かったです。上の写真は朝8時頃。下が9時30分頃です。同じ場所を撮ったと思えないほど、景色が違います。

 

このあたりでは「朝霧の深い日は晴天」と言われています。今朝の空はやる気満々!外仕事がはかどりました。

事務机からの借景

年も明けて、早くも今年91.5分の1が終わりました。…いやいや、始まったばかりでこんな話もなんですが…

 

年末の片付けも終えて、年賀状も終わって、年始回りもおせちも終わって、ようやく昨年の「人生の楽園」でお問い合わせ頂いたお客様の情報整理にとりかかっています。

 

先日窓際に引っ越ししたばかりの事務机。…でも、やっぱり北向きで寒くて暗いので、昨日と今日は気分を変えて自宅の2階に引っ越しています。

 

ここは、ちょっと前まで「干し柿」を干していた部屋です。遠くに山々がどっしりと見えます。

 

これが終わったら確定申告……事務仕事はまだまだ続きます……さて、がんばろ~っと!

 

年末の買い出しとおせち料理の仕込み

クリスマスが終わりました。クリスマスが終わると今年もあと一週間…という事に、懲りずに毎年この時期になって愕然としています。

 

今日は雨。せっかくの部分日食も雲の向こう。相方も畑仕事がないので、久しぶりに少し遠出をして、ついでにお正月の買い出しをしてきました。

 

家の片付けで出てきた本を売りに、太子町のbookoffへ。…それから用事があったので、相生にはしご。相生のカワベで買い出しをしました。今の所まだ肉類や魚類は通常価格なので、今のうちに買いためておきます。

 

家に帰ってから、「鶏もも肉」と「ぶりの切り身」をジップロックに入れて、「みりん」と「醤油」と「お酒」を、どぼどぼと適当に入れ、空気を抜いて冷凍庫に放り込みました。

 

「豚ロースかたまり肉」は、醤油麹にまぶしてジップロックに入れ冷蔵庫へ。明日は、真空低温調理で、「鶏むね肉」を「サラダチキン」に、「牛ももかたまり肉」を「ローストチキン」にする下ごしらえをします。作り終えたら冷凍庫で保存です。

 

久しぶりに街に出たので、bookoffで古本を見たり、電気屋さんで最近の電化製品の進化具合に感心したり、太子町の「モッチモパスタ」で美味しいバケットと生パスタを堪能したり…なんだか一足早いお正月が来たような、まったりした一日でした。

ユズ湯のプレゼント

昨日、外出から帰ってくると玄関先にユズが置いてありました。

 

今日は冬至。ご実家でユズをつくられているご近所さんからユズ湯のプレゼントです。短いメモ書きからも、ほっこり暖かさが広がります。

 

温まりましたよ~。ありがとうございます。

さよう マラソン&ウォーク

今日は「さようマラソン&ウォーク」です。ほぼ毎年、自宅近くのハーフマラソンコースで旗を振って応援してます。颯爽と快走されている方、ゆっくりでもにこやかに走られている方、いろんなコスチュームを着て楽しみながら走られている方、高齢でもがんばっている方…いろんな方からたくさんエネルギーを頂いています。

 

でも、どうか無理はせずに、元気でゴールを目指してくださいね。

東雲の借景

今日の写真は今朝、日の出直前の自宅の二階からの眺めです。山々の落葉樹も、あと数日でほとんど落葉すると思われます。

 

澄み切った空気の中で、陽に照らされる直前の柔らかな紅葉や、ふんわりとした空の色…山々に抱かれている安らぎを実感するこの風景が大好きです。

堂上蜂屋柿の干し柿

寒くなってきました。2017年の春に庭に地植えにした「堂上蜂屋柿」がやっと収穫できました。今年は6個。そのうち2個は傷があって柔らかくなってしまっている部分があるので、「ずくし」で頂きます。

 

その他は干し柿に。本当はT字型に枝を切ると干しやすいのですが、そうするとせっかくの葉っぱを大量に切り落とすことになるので、もったいないので短く収穫。「がっちりとまる」という洗濯ばさみではさんで干しました。

 

干し場所は二階の窓際。窓を閉めれば獣に食べられる心配もありません。

 

剥いた皮は、もったいないので、氷砂糖と焼酎に漬けました。熟していない他の品種の渋柿がまだ少しあるので、干しつつ漬けます。柿酒…初めてです。

味わいの里三日月 「きママ工房」さんのスイーツ

昨日のブログでご紹介した直売場「味わいの里三日月」のおすすめがもうひとつ。「きママ工房」さんのスイーツです。

 

写真の左上がプリン、右上がシフォンケーキ、下がドーナッツ風のお菓子。(中にあんこが入っています。)

 

ここの特徴は、厳選された原材料を使って作られていること。…とにかく食べてみたらわかります。美味しいです。この中でも私のイチオシはプリンです。

 

味わいの里三日月さんでは、この他にちらし寿司や、直売所オリジナルのお饅頭や巻き寿司、食堂のランチも、素材の味を大切にされたお母さんの味で、とっても美味しい。

 

販売日が限られている商品もあるので、遠方から来られる方は、お電話でお問い合わせの上ご来店されることをお勧めします。

 

自宅からの借景・もうすぐ紅葉

今日の写真は今朝、日の出直前の三日月の山々です。少し朝もやに煙っています。自宅の庭からの眺めです。

 

ずいぶん紅葉がすすんできました。今年は少し遅めの紅葉になりそうです。

アキグミ

今日も、ぶどう畑の散歩道シリーズです。ぶどう畑のある里山には、いかにも美味しそうな赤い実をつける木々がそこここにあります。美味しそうだと言っても、毒を持っていたりするので要注意です。

 

今日の写真は「アキグミ」。いかにも美味しそうな赤い実です。食べても毒ではないそうですが、渋いのだそうです。…でも、果実酒やジャムに出来るそうです。

 

渋い実も果実酒にすると、深みのある美味しい果実酒になることがあります。…機会があれば、地主さんを探して、採らせて頂こうかな?

 

 

マンゲツモチ(もち米)

新米の季節です。今日はこの近くでお米を作っている方から、もち米が届きました。

 

「マンゲツモチ」という品種だそうです。天皇陛下が先日稲刈りをされた品種と同じものです。おもちにすると伸びが良く、お赤飯などにしてももちもちの、知る人ぞ知る美味しい優秀なもち米だそうです。

 

お米が丸っこく、ほんとにお月様のようです。

 

入手されたい方は、下記までご連絡ください。

 

仲井さん

電話 080-4188-5866

(「電話番号は、『よいぱぱ ごはんらくらく』…と覚えてね」と言われました^^)

 

散歩道の巨大きのこ

昨日で藤稔が終わり。次の品種がまだまだ完熟していないので、今日からしばらく臨時休業です。

 

久しぶりに早朝散歩に行ってきました。川沿いの土手に野球ボールよりは大きい手まりのような白いものが…よく見るとキノコでした。直径は12センチほど。「オニフスベ」ではないかと思われますが、きのこの同定は難しいので、断定はできません。

 

昼はぶどう畑で草刈り。草刈りをしていても、草のなかからいろんなきのこが出てきます。暑い暑いといいながら、確実にきのこの季節…秋が来ているんですね。

三日月のマンホール

散歩道、足元に三日月のマンホールがありました。大きな蓋と小さな蓋の親子蓋(二重蓋)です。三日月のイルミネーションの三方里山がデザインされています。

 

台風後の本郷川

二日前に台風が去りました。今日の写真は自宅近くの本郷川です。お天気は良くなりましたが、まだちょっと水量が多いように思います。

 

水量が多い時には濁っている川ですが、水量が落ち着くにつれて、透明度が増していきます。

 

勝手口

台風10号が広島を通過しました。こちらは時折風や雨が強めに吹きましたが、思ったほどひどくありませんでした。

 

台風に限らず、夏場に風雨の強い天気になると、窓が開けられなくて家の中が蒸し暑くなってしまいます。そんな時、勝手口があってよかったとつくづく思います。

 

勝手口の外には屋根があって、洗濯物などが干せるようになっています。どの方向に風が吹いても勝手口から雨が降りこむことがありません。

 

勝手口の方向も地理的な事を考慮されているように思います。もし反対側の谷側だったら、谷を渡る風が強く吹き込みすぎていたと思います。

 

この家は昔の造り。造りばかりではなく、家の方向や細かな配置に住みやすさを感じることがあります。80年前にこの家を建てた棟梁の智恵の恩恵をありがたく頂いています。

蛙飛び込む田んぼ道

いつもの散歩道。歩いていると用水路に「ぽちゃんぽちゃん…」カエルが慌てて逃げていきます。時々道路に迷い込むカエルも…。そんなカエルはほとんどちっちゃい…子どもかな?

 

次々逃げ込んでいくカエルの姿を撮りたいなぁ~と思いつつもなかなか撮れないので、カエルが跳び込んでいく用水路の写真です。

 

田んぼの稲も頭を垂れ始めています。早生のお米はもうそろそろ刈り取りかな?

 

 

 

散歩道のサワガニ

今日も散歩道シリーズです。今日の出演者はサワガニです。アスファルトの道路をのこのこ歩いていました。

 

写真を撮ろうと立ち止まった私の足元に近寄ってきて、靴の周りをぐるっと歩き回って離れていきました。

 

サワガニは夜行性。今日は曇りがちだったので、出て

きたのかな?

 

アカメガシワの雌花

今日もしつこく散歩道シリーズです。散歩道の道沿いの防護壁に、個性的な作品が生えていました。

 

調べてみたら「アカメガシワ」の雌花でした。アカメガシワは雌雄異株なんだそうです。写真は雌花の下に種の赤ちゃんの膨らみが見えるので、花が咲いてから少し経ったもののように見えます。

 

アカメガシワは漢方薬のほか、材は建築や器具類に利用され、種は染料になるそうです。なかなか優秀な植物です。

 

荒れ地に真っ先に生えるパイオニアの性質を持ちながら、周りの植物が繁茂して日陰になると枯れるのだそうで…人間でもそんな人っているよなぁ~などと、思わず同情してしまいました。

 

キツネノカミソリ(?)

今日も散歩道シリーズです。道端に彼岸花のような花が咲いていました。「もう彼岸花が咲いている…?」と不思議に思って近寄ってみると違いました。

 

多分「キツネノカミソリ」だと思うのですが、茎がオレンジなので、別の品種かもしれません。キツネノカミソリも彼岸花の仲間。種苗会社のカタログを見ても、ヒガンバナの仲間の園芸品種はいろいろあって、キツネノカミソリもいろいろあるのかもしれません。

 

ヒガンバナが咲くのは9月。いつもぶどうの出荷の最盛期。そば畑の白いそばの花と、赤い彼岸花の時期はいつもばたばたしています。

 

出荷時期前のひととき。ささやかな楽しみをまたひとつみつけました。

 

 

三日月の散歩道part2

今日も散歩道シリーズです。昨日の写真の逆側の風景です。遠くに三方里山(さんぼりさん)の三日月マークが見えます。

 

ひろ~びろ。きもちいい~!

三日月の散歩道

8月に入りました。ぶどうの出荷まではあと2週間ほど。少し時間ができたので、久しぶりにウォーキングをしています。

 

写真は三日月駅南側の川沿いの農道です。この農道の右側は川です。川沿いに梅の木が植えられています。

 

農道周辺はここの農地の所有者の方々が定期的に管理しています。きれいに草も刈られて歩いていても気持ちがいい。おかげで空気の美味しい美しい場所でウォーキングができます。ありがたい…。

 

梅雨時期の花

今日の写真は、昨日の「台所からの眺め」の花々のアップです。一番上はギボウシ。二番目はガクアジサイ。そして、三番目は、昨日の写真には写っていませんでしたが、アジサイの隣に生えているナンテンの花です。

 

いずれもこの家に来た時に既に植えてありました。日陰で湿潤な場所が好きな植物たちです。前に住んでいた方の植物に対する知識とセンスが伺えます。

 

台所の窓から望む庭

遅ればせながら梅雨入りした関西。うっとうしい梅雨空の季節、台所の窓から見える庭は、今が一番美しい季節です。

 

左下にピンクのガクアジサイ。右下は薄紫の花のつぼみを付けたギボウシと小さな白いロウソクのような花をつけたドクダミ。その上の緑はミョウガ…もうすぐ花芽が出て収穫できるかな?…。右からにょっきり伸びた枝は柿です。

 

緑の山を背景に、窓の額縁の絵が季節ごとに衣替えします。山から運ばれる美味しい風付きの、素敵な額縁です。

 

自宅周りの畑たち

遠くにいる知り合いに、「お宅の庭ってどうなってんの?」と聞かれたので、今日はそのご紹介です。

 

自宅周りはほぼ畑です。面積からすると果樹が圧倒的に広いです。販売用…というよりも趣味や自家用に栽培しています。

 

一番上の写真は玄関側の庭。手前にブルーベリーが20本ほど。その他に見えにくいですが、ヘーゼルナッツ2株、ユスラウメ1本、ブドウ3本。…まだまだ植えて間がないので、収穫量はぼちぼちです。写真の左側に位置する部分は同じくらいの広さの駐車場になっています。

 

二番目の写真は裏庭の軒下近く。ここは主にお野菜を植えています。ズッキーニ、かぼちゃ、ツルムラサキ、モロヘイヤ、トマト、ピーマン、オクラ、バジル、アスパラガス…。夏野菜は取り遅れると巨大化してしまうものも多く、また、緑の野菜は台所からすぐに取りに行ける場所にあった方がよいので、サンダル履きでもいける場所に作りました。

 

真ん中の細長い写真は、2番目の写真の奥の庭です。ヤマブドウ、モモ、ウメ、アーモンド、アンズ、ビワ、イチジク、ナシ、柿(甘・渋)。それからお野菜は、栽培期間の長い、ジャガイモ、サトイモ、サツマイモ、ラッカセイと、ニンジン、金ゴマ、去年から切り戻して連続栽培実験中のブロッコリーを育てています。

 

下2枚は鉢植え群です。軒下の雨があたらないところに大玉トマトとバジルとミニメロン。ストロベリーポット栽培中のいちご。目が離せないキュウリ。地植えにするとはびこって大変になるキイチゴ。不意に使いたくなるニラ。地植えにしたいけど場所が見つからないサクランボ。なかなか花が咲かないミニキウイ…。夏場は水やりが大変ですが、井戸があるので水道代は助かっています。

 

この他に、自宅西側にウメなどを育てています。

先輩生産者さんからの差し入れ

昨日、暑い暑いと作業をしていたら、ぶどうの生産者の先輩から冷たく冷えた缶コーヒーの差し入れが…。お野菜を頂いたり、暖かい励ましの言葉を頂いたり…

 

三日月はぶどうの産地としての規模は小さいながら、それでも周りに生産者の先輩方が居て、暖かく見守って励ましの言葉をかけてくださる…。暑い日々も寒い日々も、皆さん黙々と作業をされて、お互い励ましあって…それが力になる。ぶどうの産地に来て、そんな関係が何よりの宝物です。

雲の湧く山々

昨日はお昼過ぎからすごい雷雨が数時間続きました。写真は今朝のぶどう畑の周りの山々。木々から雲が沸き上がっています。

 

山々の呼吸を実感します。

小麦の干場

昨日収穫した「小麦」。今年は屋根のある洗濯物干し場に干すことにしました。ビニールハウス用の直管パイプ(直径19ミリ)を渡して4段にして干しています。

 

本当は少し干したら脱穀するのですが、ぶどうが一段落するまでこのまま放置です。最悪、秋…かも…

 

小麦の次は大豆です。6月の中旬までに準備をします。ぶどうが一番忙しい時期にぶつかるので毎年ひやひやですが、何とか今年も乗り切りきるぞ!

 

本郷川の藤

自宅近くを流れる「本郷川」。川沿いに藤の花が今満開です。もう少ししたらホタルが飛び交います。

 

お大師さんからの眺め

今日はお大師さん。日曜日で、お天気も良く、暑すぎず寒すぎず…最高のお参り日和となりました。

 

朝から準備していると、早くから同じ地区の方々がお手伝いにあがってくださいました。できる事をできる範囲で出来る人が…そんな感じでさりげなく支えてくださる心遣いが暖かい。…役員をやっていても、こんな風に暖かくさりげなく思ってくださる方々とだから、幸せ感がひしひしと心に沁みます。

 

今日の写真はお大師さんの山からの眺めです。ここのお大師さんはちょっと山を登った所にあります。子どもたちはこの参道を息を切らせながら登ってきます。大人・子ども、併せて約100人。お大師さんを中心に、暖かい輪が広がります。

 

お大師さん

明日は4月21日。お大師さんの日です。ここは地区ごとにお大師さんが祭られています。地区によっては4月21日に近い休日に行われる所もありますが、この地区では平日・休日に関わらず、4月21日にお接待を行っています。

 

今年は4月21日が日曜日なので、各地区で一斉にお大師さんのお接待があります。この日、子どもたちはお賽銭を持っていろんなお大師さんをお参りし、お菓子などのお下がりを頂きます。子どもたちと地域の大人たちのちょっとした交流の場にもなっています。

 

今年度、役員になっているのですが、ご近所さんが「大丈夫?」「困っていることない?」「お手伝いに行くね!」…などなど、優しい声をかけてくださいます。本当に皆さん暖かい。ここに来てよかったなぁ~とつくづく思います。

山桜が咲きました

春の開花ラッシュ。ヤマザクラも咲き始めました。

 

この時期の一瞬だけ、山々のあちらこちらでヤマザクラの存在を知ることが出来ます。でも、すぐに他の木々に紛れていってしまいます。

 

一番下の写真…庭の水仙の背景にもヤマザクラの並木が見えます。こちらは満開までもう少しかかりそうです。

とんど

今日は「とんど」でした。写真は終わりかけ。最初は高くやぐらが組まれていました。背後に少し見えるのは名水ちくさ川の支流です。

 

河原の石で小さなかまどを作り、消防団の方におきびを中に入れて頂いて持参した網を乗せ、鏡餅や丸餅を焼きます。

 

今日はこの支流沿いの集落ごとに「とんど」の煙りが立ち昇ります。遠くに目をやると、そこにもあそこにも…のどかなお正月のひとコマです。

オッケーの木

ぶどう畑の冬の作業はカヤ刈りの他にもいろいろあります。そのほとんどは細かい作業。今日のような曇りの日は寒さが身に沁みます。

 

お昼ご飯の後、体を温めるために近くを散歩しました。散歩道の道路脇を見上げたらふしぎな形の木がありました。木がくるっと一回転しています。どうしてこんな形になったんでしょう…不思議です。

 

木がオッケーの手の形に似ているので、勝手に「オッケーの木」と命名しました。木も励ましてくれたことだし、さあ、午後もがんばるぞ!

元旦から栗むき

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

 

…で、新年早々栗の写真です。毎年、元旦までに何かしらおせち料理が完成しません…今年は栗の甘露煮です。初詣を終わってから、お正月番組をBGMに、むきむきむきむき…

 

ぶどうの販売の終わりかけの頃、ご自宅でとれたという栗を頂きました。栗の保存…結局、生のまま冷蔵庫に放置するのが一番おいしく保存できることがわかりました。考えてみたら栗って「種」なんですよね。樹から落ちた栗。厳寒の屋外でも、自分自身のでんぷんを糖に変えて寒さに耐えて生きて、次の世代につなぎます。

 

栗に土などがついている場合があるので、洗って、ざっと乾かして、新聞紙にくるんでからポリ袋に入れ、野菜室に放置です。洗ったり、乾かしている時に実に穴が開いていたり、実からカスが出ているのが確認される場合があります。その実は虫が入っているので取り除きます。また、保存中も時々冷蔵庫から出して、虫食いカスなどを確認するとよいです。皮をむいているときにも傷んでいるのがわかるのでそれも取り除きます。

 

大切に栗の木を育て、ひとつひとつ痛いイガを取りながら拾って頂いた方への感謝と、暑い夏をしのぎ、寒さの中で一生懸命甘くなってくれた栗の恩恵を、ありがたく頂きます。

 

庭で焼きいも

庭の木を剪定した後に出るのが剪定屑。暫く放置して乾かすとよく燃えます。よく乾いた木はすぐに高温になるので煙もあまり出ません。

 

去年の剪定屑がいい感じに乾いたので庭でたき火をしました。…で、たき火をするときの定番、焼き芋です。今日はついでに焼きリンゴと焼きもちも…。暖かい火のそばで年越しそばも頂きました。

 

では、みなさん良いお年を。

雪の三日月

今朝の山々も雪化粧でした。いよいよ寒くなってきました。寒いのは嫌ですが、この季節だからこそ出会える美しい風景は、自然からの嬉しい贈り物です。

秋の山々 佐用バージョン

先日はたつの市の秋の山をご紹介しました。今日の写真、上は自宅の物干し場からの山々の眺め。朝、洗濯物を干すときにはいつもこの山々に癒されています。

 

下は佐用の西はりま天文台のある大撫山です。山は表情豊かで、どの山も、いつ見ても飽きません。

 

サツマイモの保存

だんだん寒くなってきました。寒さに弱い芋類の保存にいつも頭を悩ましています。

 

最初はダンボールに入れて土間に置いていたら、寒さで腐っていきました。二番目に試したのは、暖かさが一定する冷蔵庫の上に段ボールごと置きました。が、気が付かないうちにネズミに食い荒らされました。三番目には匂いが密閉できる衣装ケースに入れましたが、蒸れて腐りました。

 

「通気性」と「温度」それから「ネズミ対策」の3つの問題を解決しなければいけません。とりあえず、新聞紙でくるんで段ボールに入れて、冷蔵庫の横に専用の棚を設けました。あとは冬になって山にエサがなくなるとやってくる「ネズミ対策」です。

 

棚全体を金網でくるむという方法も考えていますが、出し入れがしやすい事も考えたいし…。

 

昔は芋を網に入れて、土の中に穴を掘って埋めていたそうです。やってみましたが、冬の凍った土を掘り出すのが大変で、全部掘り出し切らないうちに春になって芽が出て芋畑になりました。

 

サツマイモ、ジャガイモ、里芋…イモ類の保存。今年はうまくいくかな?

 

小麦を蒔きました

小麦を蒔きました。ここで小麦を育て始めて3回目の種まきです。

作業手順は(広さ約2a)

  1. 悪玉菌の殺菌として、先日作った納豆菌 5リットルを8倍にして散布
  2. アヅミン6kg・セルカ(カキガラ石灰)20kg・EMぼかし(味わいの里三日月で売っているもの)5キロ・米ぬか30リットルを散布
  3. うね巾60センチ・株間30センチ・一か所に約30粒ずつの点蒔き(合計900g)
  4. クリアターン(除草剤)散布

大豆の後なので、散布する肥料分は少なめです。雑草のギシギシやシロツメクサが生えていたので土壌のPHが若干低めとみて有機石灰を規定量入れてみました。来年3月と5月に生育状況を見て、窒素分として硫安を追肥する予定です。

 

今年は耕うんもせず、雑草をざっくりと草刈機で刈った後にそのまま蒔き溝を掘って蒔きました。播種の直後に除草剤を蒔きましたが、雑草にはびこられる予感満載です。生の米ぬかを撒いた直後に播種するのも良くないと聞くのですがEMボカシと一緒に撒いてみたらいいかな…と…さてどうなる事やら…とりあえず無事に発芽しますように…

 

去年と今年に収穫した小麦は、まだ粒の状態。粉にもなっていません。でも、毎年種まきは続けたい。種まきするという行事を毎年あたりまえに淡々と続けて行きたい。まず、種を蒔いて、育てて、刈り取って、干して、脱穀して…まではとりあえず生活の時計の中に入れることができるようになりました。あとは、粉にして、パンにする…の2工程だけです。本業のぶどうの作業の合間を縫って、カメの歩みよりものろのろとしていますが、一歩一歩…いや…1ミリ1ミリでも前に進んでいきたい。

 

同時進行で、庭のヤマブドウを干しブドウにするのを実験しています。うまくいったら、ヤマブドウの干しブドウで天然酵母をおこして、自家製小麦で天然酵母パン…よいわぁ~

 

大豆とゴマを干してます

先日作った物干し場。収穫した大豆とゴマを干しています。大豆は「鞍掛ひたし豆」と佐用の地大豆「もちだいず」。ゴマは「金ごま」です。

 

大豆もゴマも乾燥すると、鞘が開いて大豆やゴマが下に落ちます。下に落ちないように、畑で使うナイロンの寒冷紗を袋状にして、台の上に渡して、その中で乾燥させています。

 

今までは、トマトの支柱やぶどうの棚などにビニールをかけて干していました。風が吹いたり雨が強く降ったりするとそのたびに飛ばされたり濡れたりしないか心配で…。でも、ようやく安心して干せる場所ができて、なんだか嬉しくてたまりません。

 

穀類は乾燥させた後の脱穀や選別に手間がかかりますが、でも何故か、お野菜を収穫するのとはまた違った特別な嬉しさがあります。

物干し場

大豆や小麦などを作っていると、どうしても雨のあたらない乾燥場が必要になってきます。今日はありあわせの資材を寄せ集めて専用の干し台をつくりました。

 

それぞれの段に鉄の棒を二本平行に渡して、横に寝かして干しても、棒から釣り下げても干せるようにしてあります。小麦には少し足りないかもしれませんが、もし足らなかったらその時に調整します。

 

農作業には一般的なマニュアルがありますが、いろんなこまごまとした事は自分で考えて作っていく必要があります。身の回りを見渡して使えるものを探しながら、あ~でもないこ~でもない…と毎年試行錯誤しながら、自分の手に合うように調整していきます。でも、これが案外楽しい。

 

広い干場ができると、あれも干せるな~これも干せるな~とやりたいことがどんどん広がっていきます。田舎暮らしに広い干場…必須です。

夏野菜と秋冬野菜の交差点

昨日の収穫です。夏野菜のミニトマトとツルムラサキがまだ収穫できます。ピーマンもまだ小さいですが、お弁当用に収穫しました。

 

秋冬野菜の大根は、種まき後一時虫に食われまくっていましたが、ようやくもち直しました。今の時期のミニトマトは意外と美味しい。真夏よりも若干皮が薄くなって裂果もほとんどありません。

 

ここに来る前に、自宅のすぐ裏に野菜畑がある夢を見たことがあります。夢から覚めてとても残念な気持ちになりました。でも、今は夢が現実になっています。今日は朝食でトマトとチーズのサラダ。お弁当に大根葉の佃煮・野菜炒めのいろどりにピーマン。夕食で自家製なめこの大根おろしあえ・ツルムラサキのお味噌汁…最高です。

10月・体力強化月間

ぶどう農家は重労働と言われています。不自然な姿勢での細かい仕事…敷き藁の為の冬場のカヤ刈り…長いホースを引きずっての防除作業…。特に、三日月高原ぶどうのように、山で作るぶどうは、足元が不安定な傾斜地での作業なのでよけい大変です。

 

重労働とはいえ、偏った姿勢での細かい作業が多いので、やはり体全体のバランスや体幹を鍛える時間を作らなくては…ということで、今月は体力強化月間にすることにしました。

 

昨日は1時間ほど自宅周辺をウォーキング。写真は三日月駅の南側の農道です。晩生の稲穂が垂れる田んぼ道。遠くに灯り始めた三日月のイルミネーションが見えます。その下は三日月小学校。山を隔てて左側に小さく見える三角の屋根は三日月中学校です。この写真を撮った後に、イルミネーションの山のふもとをぐるっと一周して帰りました。

 

田んぼの周りは農道が整備されているので、ウォーキングにはうってつけです。空気のよい場所でウォーキングができるのも、里山ならではです。…三日坊主になりませんように…

ちょっとひといき

知り合いが赤ちゃん連れでぶどうを買いに来てくれました。ちょうど手が空いたので、近所をお散歩。散歩中の道々、ご近所さんがそれぞれの畑で秋冬野菜の準備をされていました。

 

あかちゃんを見ると皆さん嬉しそうに近寄ってきてくださいます。優しいまなざしでやさしい声をかけてくださいます。赤ちゃんに癒され、地域の方々に癒され…ほっこりした時間を頂きました。

夏の天体ショー

今日の早朝の月です。自宅二階の窓からの眺めです。山々の上の方にほんのり朝日があたって明るくなってきています。

 

7月28日の早朝は皆既月食だったんですね。台風ばかりが気になってすっかり忘れていました。久しぶりに赤銅色の月に会えたはずだったのに…。この日の月は今年一番小さく見える満月だったのだそうです。

 

大体同じ方角に、明日の夜9時頃には、火星の大接近が観測できるそうです。最近、夕方から南東方向に赤い火星がやけに目立つなぁ~と思っていたら、大接近の間近だったんですね。

 

前回、地球と火星が6000万キロ以内に大接近したのは15年前の2003年。この大接近は「6万年ぶりの大接近」。明日の大接近もそれに匹敵する大接近。土星や木星もきれいに見えるそうです。次に大接近するのは17年後の2035年。

 

8月13日早朝には夏恒例の「ペルセウス流星群」が極大…夏の天体ショーの予定もしっかりチェックしておかなくては…

 

ちなみに、佐用の天文台「西はりま天文台」のホームページに、火星の大接近の詳しい記事があります。興味のある方はこちらもどうぞ。

ちっちゃなクワガタのメスpart2

今日の写真は自宅の網戸にはりついていたちっちゃなクワガタです。メスと思われます。なぜか網戸の内側にいました。

 

先日のクワガタと違って、背中に筋があります。「スジクワガタ」という種類があるそうで、その可能性があるのですが、「背中に光沢がない」と書いてある資料もあり、これは光沢があるように思えるので、はやり確実な同定はできませんでした。

 

クワガタの世界も奥が深いです。

台所からの眺め

今日の写真は台所からの眺めです。台所の流しの正面に窓があります。台所仕事をしながら時折窓を眺めて癒されます。向きはやや北向き。正面には小山があり、涼しい風が山から吹き降ろします。

 

今の時期はピンクのガクアジサイと紫のギボウシの花とミョウガが大きな生け花の作品のように目を楽しませてくれます。

 

家のどこの窓からも、いろいろな借景を楽しませてもらっています。これ以上の贅沢はありません。

ぶどう畑の小径

どこの山奥でしょうか?…実はぶどう畑からすぐの山道です。右側は獣避けのフェンスがありますが、フェンスのこちら側でも鹿などの野生動物に出くわす事があります。

 

普通、鹿は人間の姿を見ると逃げますが、必要以上に刺激しないことが大切です。また、長袖・長ズボンに虫よけは必需品です。

 

山ですから、いろいろ気を付ける必要はありますが、谷からあがってくる涼しい風と新緑の木陰のトンネルの小径は最高です。

 

美味しい空気をいっぱい吸って、ぶどうも元気に育ちます。

つばめの巣立ち

玄関の軒下ですくすく育っていたつばめが、ついに巣立ちました。まだエサ取りまではできないので、電線の上で親鳥からえさをもらっています。

 

育っているひなは4羽。全部は巣立っていないかもしれませんが、それももうすぐかな?顔つきもすっかり引き締まって、頼もしいかぎりです。

 

がんばれ!もうすこし!

 

梅の収穫

梅雨の晴れ間。庭の梅を収穫しました。

家を買った時にもともとあった木は3本。品種は分からないのですが、その中の1本は、陽に当たるところがきれいな紅色になりました。

 

全部で10キロほどになりました。4キロはお砂糖で煮て煮梅に。残りは梅干しです。煮梅は副産物で梅シロップができます。

 

ここのところ、肩こり・腰痛・筋肉痛の大変なぶどうの作業が続く日々。梅に元気をたくさんもらいます。

本郷川のホタル

家の近くを流れる本郷川に、今年もホタルが飛び交う季節になりました。

 

ホタルが飛び交う条件は、夜8時頃・蒸し暑い夜。

昔住んでいたところでは、ホタルを見に行くのに、わざわざ車に乗って行っていました。今は、家から数メートルの場所で見ることが出来ます。

 

ほんとに贅沢です。

本郷川とほたる

自宅近くを流れる本郷川です。橋の上からでも川底がはっきり見えるほどの清流です。6月に飛び交うホタルも、9カ月間の水中生活を終えてそろそろ地中に土嚢をつくってさなぎになる頃と思われます。

 

蛍は卵も幼虫も光るのだそうです。さなぎも外的などに触られたりすると光るのだそうです。飛び交っているホタル以外にも光る幼虫なども一度見てみたい気がします。

借景・山の藤が満開です

今日の写真は自宅の庭からの風景です。常緑樹と落葉樹の新緑のパッチワークのアクセントに藤の花が満開です。

 

この山の麓に沿って本郷川が流れています。ホタルの舞う清流ですが、今日は昨日の雨で滝のような流れになっています。

 

雨に洗われた山の息吹が爽やかに香ります。

雨の庭

今日は久しぶりの雨。自宅で書類整理をしています。

 

今日の写真は雨に洗われる自宅の庭です。庭の果樹も、遠くの山も、新緑の季節です。自宅の庭にはすでにいろんな果樹が植えられていました。梅・桃・柿・すもも・あんず。そこへさらに、アーモンド・渋柿・ユスラウメ・梨・ブルーベリー・ぶどう・ヤマブドウ・ビワ・イチジクを植えました。その他、鉢植えでサクランボ・ミニキーウイを育てています。

 

写真中央の大きな木は柿の木です。引っ越してきた時にはかなり樹高が高くなり、枝が自宅の屋根に覆いかぶさってきていました。収穫するのも剪定するのも大変だったうえに、屋根の上に柿の実や葉が落ちて樋などを詰まらせる心配もあったので、徐々に樹高が低くなるように剪定しています。

 

新緑の季節は、虫や病気の心配の季節でもあります。農薬もそれぞれ適用が違うのと、できるだけミツバチなどには影響が少ないものを選びたいので、ひとつひとつ調べながら選びます。同じバラ科の果樹でも、梅や桃に適用があってもアンズやスモモに適用がないものもあるようで悩みます。

 

梅やアンズはすでに小さな実が育ち始めています。多すぎる実は摘果が必要です。木の根元近くからは、ひこばえがいっぱい出始めています。このひこばえは早めに取り除きます。株元には雑草もいっぱい育ち始めているので、広めに草を刈っておきます。

 

できるだけ一本一本大切に向き合って育てていきたいと毎年思うのですが、まだまだ要領が悪くて手が行き届きません。

でも、毎年毎年少しずつでもうまく付き合っていけるようになりたいなと思っています。

鉄の杭(異形丸鋼)の抜き方

引き続き庭の整備中です。春から雑草がはびこりだす季節はぶどうも忙しい時期。なるべく庭の手入れが楽になるように、埋まっているブロックや石などを取り除いています。

ブロックは写真のような鉄の「異形丸鋼」という棒で固定されています。異形丸鋼は深く土に打ち込んであるので、掘って抜くのは不可能に近い。この杭を抜くのに便利なのが「レンチ(スパナ)」です。

  1. 異形丸鋼は、所々ひっかる場所があって、レンチの巾を絞りながら、杭を中心にレンチを回し、止まる位置を探ります。
  2. 固定できる位置を見つけたら持ち手を少し斜め上にしてしっかりと留め、杭を中心に持ち手を回します。
  3. ある程度楽に回るようになったら、回しながら引き抜きます。

抜く時に、回すと固定が外れてしまう場合があります。その場合は、外れない範囲で小刻みに左右に回しながら抜きます。

 

抜いた後にレンチが杭に噛んでしまって取れにくい時があります。レンチのあごの奥の部分は少し締りが甘くなっているので、杭を叩いて奥に押し込むと外れやすくなります。

 

最近、庭仕事で使っている道具は、レンチ・ツルハシ・トンカチ・バール・一輪車…農作業というよりは、土木作業の様相を呈しています。

 

埋まっている石やブロックが多いと、草刈機の刃が当たってチップが飛び、すぐにダメになります。一枚2千円から3千円するので痛手が大きいです。

昨日の雪

写真は昨日の朝、自宅の2階の窓から撮ったものです。

一昨日の晩から降り始めた雪が、墨絵の世界を描きました。

こうやってみるとすごい山奥のように見えますが、JRの駅まで徒歩5分です。

 

日々変化する山々の表情、川のせせらぎ、頬を撫でる風、季節の匂い・・・それらに触れながら生きていける日々がとてつもなく愛おしくてなりません。

本郷川

自宅から小麦畑までの道は、川沿いの道です。

「本郷川」と言います。

時間のある時は、小麦畑の点検に歩いて行くので、いつもこの川の流れに癒されます。川の水も澄んでいて6月頃にはホタルが飛び交います。川岸もよく整備されています。

 

ここに住むようになって最初に感動したのがこの川の美しさです。

川岸は、流域のそれぞれの地区で定期的に清掃作業や除草作業をおこなっています。ほうっておくと川岸はすぐにうっそうとした荒れ地になります。

川はいろんな意味で住んでいる場所を守ってくれます。

ここの地域ばかりではなく、下流の町も守ってくれます。

そんな川を黙々と守り続ける文化。

大切にしたいもののひとつです。

 

庭のナンテン

今日の写真は、食卓からの眺めです。

今日は冬至。

「ん」のつくものを食べると「運」がつくんだそうで。

朝からカボチャ(ナンキン)の煮物を作りました。

「ん」のつくもの繋がりで、写真左下にナンテンの木です。

 

右下の阿波踊りみたいな木はカイズカイブキの枯れ木。

カイズカイブキは剪定が大変なので少しずつ間引いていく予定です。その奥に写っているミニハウスに落ち葉堆肥を作っています。

左のカイズカイブキの木の上に少しだけ写っているのがヤマブドウの棚です。

 

山々の写っている所にうねうねと何本も筋が見えるのは、窓の外をカタツムリが歩き回った跡です・・・あ~・・・窓掃除しなきゃ・・・

しっかり積雪

昨晩、帰宅時にさらさらと降っていた雪。

朝になったらしっかり積もっていました。

 

上の写真は昼前のぶどう畑。

下は8時頃の自宅。

寒い雪の日も、山々の美しい雪景色に癒されます。

初冬の山々・自宅近くの風景

今日の写真は、自宅近くからの山々の眺めです。

ちょうど洗濯物を干す場所からこの山々が見えます。

晴天の早朝は霧が深く、朝、こんなに近い山々でも霧で全く見えなくなります。

 

春夏秋冬、移ろう季節の山々の表情が日々心を和ませてくれます。お天気によって表情の変わる山々に抱かれる安らぎを日々感じながら暮らしています。