日本列島の真ん中を台風が横断しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
・お陰様で、猛暑も台風も獣害も耐えつつ、ぶどうたちは、日々美味しくなってきています。写真は8月10日頃の藤稔です。
・その隣は数日前に収穫した「幸水」。佐用町主催の果樹講習会も今年が最後の3年目。なかなかものにならなかった幸水も、少しだけ収穫できるようになりました。…でも、幸水は春先の新芽が消えやすいので、これからが難しいのだそうです。
・その下は、こちらも猛暑に耐えてすくすく育ったキュウリとズッキーニ…って…ズッキーニ…育ちすぎました…。大量消費は市販の「こうじ漬けの素」を愛用しています。巨大ズッキーニのこうじ漬けが意外とおいしくて…若干シャキシャキした食感のチーズ…と言った感じでしょうか…。夏バテ防止にも一役かってくれています。
・その下のモシャモシャは「サルオガセ」ではないかと思われます。数年前から自宅の屋根伝いのケーブルになにやらモシャモシャしたものがくっついて、それが、大きくなったり小さくなったりしながら、ず~っと住んでいます。
先日、朝ドラを見ていたら…「これ…かな???」…自然の木に引っかかっている様子とはずいぶん違いますが、暑い夏も寒い冬も耐えて、ずーっとここにいます…よっぽど気に入ったのでしょうか…ここが…???
・その下は、相方の憩いのスペースで咲いた蘭「ショエノルキスフラグランス」のちっちゃいちっちゃいちっちゃいちっちゃい花です。右側の花の縦の長さは2ミリほど。
蕾を付けたころから「つぼみつけたんだ~…」「咲くかな~」「まだかな~」と、気をもんでいましたが、先日ようやく咲いて、嬉しそうに見せに来ました。せっかくなので写真に撮ってインスタのストーリーズに載せたら、まんざらでもない様子。花も可愛いですが、相方もなかなか…
それにしても、このちっちゃいちっちゃい花…どんな虫たちに来てほしいんでしょうか…。
・一番下は台風が兵庫県を直撃した日、出荷準備のために、部屋の建具を外して広々としたところです。これからここに棚やらいろいろセッティングして、出荷場になります。田の字型間取りの日本家屋って、フレキシブルで便利ですね~。
ちなみに、今回の台風、ほとんどど真ん中だったせいか、意外と雨は降らず、一時的に強風が吹きましたが、ブドウも無事でした。天気予報のレーダーを見ていたら、ちょうど台風の目に入った頃、レーダー上では雨雲もなくなっていました。…台風の目に入ったのって、長い人生の中でもなかなかない体験でした。
それにしても、今回の台風の目…ハート型でした。こんな形になることもあるのですね。
昨年は早生の「紫玉」が8月24日初出荷でした。今年はどうでしょう…。また、皆さんにお会いできるのが嬉しくて嬉しくて楽しみで楽しみで…。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
桜の季節もそろそろ終わり…梨の受粉の季節もそろそろ終わりです。ぶどう畑では二ホンミツバチが飛び始めました。
・昨年、ひょうご環境体験館の講習会で、相方がミツバチの巣箱を作りました。その後、切り株をくり抜いたり、知り合いから譲っていただいたりして、ミツバチの巣箱がたくさん手に入りました。…庭やブドウ畑のあちこちに置いています。
1月に相生の「相生園芸センター」でたくさん花芽のついたミツバチ蘭…「金稜辺(キンリョウヘン)」を選んでいただきました。暖かい家の中に置いてミツバチの分峰の時期に間に合うように暖かい家の中に置いていたものが。つぼみをつけ始めました。
蕾の付け根にぷくんと蜜が出ています。花の外の茎などから蜜が出る「花外蜜腺」というそうです。蘭の仲間などにあるそうです…そんな花もあるのですね…初めて知りました。
ミツバチを寄せ付ける「ミツバチルアー」も購入して、巣箱に蜜ロウも塗って…さあ、あとは入居を待つのみ…入るといいなぁ~…
・ところで、下半分の写真は4月2日の日曜日に空で繰り広げられた素敵なショーです。午後4時過ぎ、ブドウ畑で作業をしていたら、太陽の横にちいさな虹色の部分が見えました。
左上の写真の上の方がその様子を縦にパノラマ撮影したものです。上の方に、おわん型の虹(環天頂アーク)、太陽の周りに丸い光(ハロ)、ハロの両端にひときわ明るい虹色の点(幻日)が見えました。
上部のおわん型の虹は、実際には空のほぼ真上に見えました。
・下の二枚の写真は、畑からの帰路で5時30分頃に撮影したものです。ちょうどこの方向から満開の桜並木が見えます。まだハロと幻日が残っていたので桜とのコラボが撮れないかな~…と思ってカメラを構えました。
残念ながら光度の違いで両方を綺麗に撮れませんでしたが、露出を調整して撮った写真に、龍雲が写っていました。
丸く輝くハロと美しい幻日の中から、金色の夕日を中心に、幾重もの龍雲が生まれ出ているように見えませんか?…左上の雲には、愛らしい眼も見えるような…
新年度が始まりました。今年が幸せ溢れる年になりますように…
ー 次のブログ更新は4月22日(土)です。4月20日には日本の一部で部分日食が観測できるそうです(佐用は観測できませんが…)22日深夜から23日にかけて「こと座流星群」が極大だそうです。 ー
2月の終わりから3月の初めにかけて、寒い日は雪が舞い、暖かい日は春を思わせる陽気になりました。
・春になるのかな~…という陽気が数日続いた3月2日には、雪が舞いました。その様子を撮影していた動画を後で見てみたら、虹のようなものが写っていました。
左側にはうっすらと、もう一つ虹のようなものが見えます。
撮影の時間帯は午後2時過ぎ。太陽の位置はこの写真の右上あたりにあるはず…調べてみたら「ラテラルアーク」とも考えられるのですが、かなり珍しい現象だそうで…カメラのレンズに付いた雪の粒が虹を描いたのかも…?
…なんにせよ、なかなか神々しい光景ですね。
・昨日は「啓蟄」でした。ここ数日、ぶどう畑でも虫たちを見かけるようになりました。テントウムシにカゲロウに…ずいぶん賑やかになりました。
・鳥たちも、つがいでエサ取りしている姿を見かけるようになりました。繁殖期はまだ先ですが、ぶどう畑でも、鳥の巣箱を設置してみました。…この巣箱…相方が冬の間に手作りしていました…入るといいねぇ…
・今日も暖かな一日になりました。まだ少し時間的に余裕があるので、剪定木でバーベキューをしました。おやつは定番の焼き芋と焼リンゴ。パンも焼いてみました…少し…いや…かなり焦げましたが、そこそこちゃんとしたパンになりました。
・乾燥気味の花粉の季節…くれぐれもどうかお大事に…
ー 次のブログは3月24日です。この日、三日月と金星が大接近するそうです。九州の一部や沖縄では、月に金星が隠れる「金星食」が見られるそうです。…地味ですが、レアな天体ショーです。 ー
一番目の写真のようなうららかな日の翌日、いきなり雪が降ったり…なかなか体調管理も難しいこの頃…みなさまいかがおすごしでしょうか…
不安定なお天気に作業を中断させられながらも、剪定が終わりました。4番目の写真は、剪定道具一式。いろいろ持ち歩いての作業です。
5番目と6番目の写真は今日のもの。みーちゃんが遠い畑までニャルソックしてくれていました。ひと休みしたところで、可愛らしいくしゃみを2回…みーちゃん…もしかして花粉症?
6番目の写真は、今日の夕方の星。細い三日月と金星が接近、少し上に木星が見えます。
(最近開始したインスタグラム…現在試行錯誤中です。今のところ日々のショットはストーリーズに載せています。ストーリーズは投降後24時間で消えてしまうので、暫くの間はハイライトに保存する予定です。
みーちゃんのくしゃみも、動画で載せました。気が向いたら「富岡果樹園」で覗いてみてください。)
ー 次のブログ投稿は3月7日(火)です。3月2日の夕方には、金星と木星が接近するそうです。 ー
・10月9日の早朝、空を見上げたら、十三夜のお月様の明かりに照らされて、素敵な龍雲が出ていました。上から下へたくさんの龍たちが右下の小さな龍に向かって泳いでいるような…
・今日は、真っ赤な夕焼けが出ていました。写真を撮ろうと外に出たら、お隣さんのご夫婦も夕焼に見とれていた様子…なかなか素敵な夕方です。
・最近、モズが盛んに鳴くようになりました。モズは渡りではないはずなのですが、夏は静かです。「喉を大きく開けて…口も大きく開けて…」ボイストレーナーの先生が見たら絶賛されそうなフォームです。
・秋…といえば「キノコ」ですね。ぶどう畑に行く途中の道端に、素敵なキノコのフェアリーリングがありました。こんなに野生で群生しているのを見たのは初めてです。
・出荷の途中、闇に紛れていろんな動物たちに出会いました。5番目の写真は「アナグマ」6番目の写真は「タヌキ」と思われます。「タヌキ」が撮れたのは初めて。なんだかとっても嬉しい…
・ブドウ畑で収穫していると、近くで何かの気配が…闇夜に目を凝らしてみると、10メートルほどのところに光る眼2つ…。鹿の目です。あんまり近いと、ちょっと怖い…
・8番目の写真は、早朝、ニャルソック中の隣のみ~ちゃんです。ブドウも残り少なくなりました。み~ちゃん、よろしくねっ!!
・9番目の写真は、国道沿いで見た2頭の鹿。お尻のハートが並んで…。デート中でしょうか?走る足取りがルンルンしているように見えるのは気のせいでしょうか…?お邪魔しました…
・最後は、道の真ん中で食事中の鹿です。車の前で、堂々と食事をしています。…あの~…そろそろどいて頂けませんか?…
・ブドウも残り少なくなりました。シャインマスカットとクイーンニーナがあと少し。晩生のオリエンタルスターとマスカットビオレはまだ熟していません。その他、毎年熟さないピオーネの樹がやっぱり熟しません…せっかく何年もかかって育てましたが、ばっさり切って、改めて植えなおすしかないのかな~…
残り少なくなったブドウめがけて、いろんな動物が無銭飲食にやってきます。熟すのが早いか…食べられるのが早いか…
とりあえず、明日から少しお休みを頂いて、来年に向けての作業に移ります。作業の状況と、ブドウのごきげんと、野生動物たちの満腹加減で、時々営業するかも…そのまま終了するかも…。梨も売るかも…。
ー 次のブログ更新は10月27日(木)です。 ー
夕方6時頃。ご予約のブドウを買いに来てくださったお客様が、「もうすぐ月と金星の方向に、ISS(宇宙ステーション)が通るのが見えますよ。」と教えてくださいました。
方向的に2階の窓からの方がよく見えるかも…と、二階に上がり、網戸を開けよう…と、しかけて…久しぶりに、網戸に張り付いているヤモリのやもちゃんに会いました。
最近、ネコがうろうろしているせいか、1階のリビングの窓で虫取りをしているやもちゃんを見ません。「寂しいな~…」と思っていたら、こんなところに…なかなかのコラボです。
ところで、ここ数日、早朝にあの懐かしい「ウルトラセブン」の4Kリメイクバージョンを放送しています。憧れの「ダン隊員」に早朝から会える幸せ…。…で、そのイメージがあるのでしょうか…この写真を見た相方が、やもちゃんを「怪獣みたい…」と言っていました。
ちょうど電線に足がかかっているようにも見えます。「やもちゃん怪獣、三日月に現る!」…ん~…あんまし怖くない…
この土地に来るまで、引っ越しが多かったので、会いたくてもなかなか会えない友人たちが居ます。中秋の名月などの天体イベントがあると、「遠くのあの人も見ているのかな~」とも思えて、なんだか嬉しくなります。
近くに見えて、とっても遠い月。もし、人類が月に住むようになったら、月に住む人たちは、どんな思いで地球を眺めるのでしょうね。
夜明けの空の輝きは、独特の透明感があります。
思わず見とれてしまいます。
昨日と今日は、少しだけ雨足が弱まりました。今のうちに…と、昨日のアライグマ対策プランBの続きを設置してきました。
ブドウ農家仲間の方も、毎日心配して見に来てくださいます。今日はお陰様で、被害ゼロでした。
明日からまた雨が続きます。この時期の長雨は、ともするとブドウの粒が割れてくる「裂果」が出やすくなります。就農して2年目くらいの時、やはりこの時期に雨が多く、どの農家さんも苦労しました。
昨日、自宅近くの川が、今まで見たことないほど増水していました。川沿いで畑をしている農家仲間の畑に、水があふれないか心配になります。
獣害も、豪雨も、異常気象も…どうかほどほどで勘弁してほしいものです。
今日の夕方5時半頃、遠雷が聞こえるな~…と思っていたら、どんどん空が暗くなり、カミナリが大音響でコンサートを始めました。ぼ~っと外を見ていたら、目の前で稲妻が見えました。相方が「ビデオで撮ってみたら?」というので、窓を広く写すように、窓から少し離れた場所にビデオカメラを固定し、雷の撮影を試みました。
雷がやんだな~…もう終わったかな~…と、ビデオを止めると、そんなタイミングで近くに落ちます。意外と「止んだかな~…」と思っていても、実は止んでいる間にエネルギーが蓄えられているのかもしれません。
写真はビデオをキャプチャーしたものの一部です。上から時系列で並んでいます。時間的には1秒ほどの間に、コマ送りで把握できただけで8回、ほぼ同じところに稲妻が走っていました。雷って、一回だけ、ド~ン!と稲妻が走るものと思っていましたが、何回も走っているんですね。
写真の上から、1番目と2番目・3番目と4番目・6番目と7番目は、一つの同じ稲妻です。稲妻って空の上から「落ちる」ものと思っていましたが、下の方から発生して上に伸びているように見えるものもあります。3番目の写真、右下の山の谷間に丸い光の玉が見えます。直後4番目の写真、龍のように光が立ち昇っていき、その先の空一面が光の海になっています。
今日の雨雲の様子を気象庁の雨雲レーダーで確認したところ、荒天になる少し前、北西にやや小さめの雨雲のかたまり、東にやや大きめの雨雲があり、その後、東の雨雲が発達して西の雨雲と合体するような形で、この辺りが雨雲で覆われました。
通常、西の方から雷が来るものと思っていましたが、このところの天気は南東の方向から高気圧が上がってきて、その高気圧の縁で上空の寒気とぶつかる形で、天気が急変する時があります。そういう場合は東の雷がこっちに来るのかもしれません。
ブドウ畑は山の上。以前は遠雷が聞こえると速攻で帰っていました。最近は馴れもあって「東の方で雷が鳴っても大丈夫」…と思いはじめていました。…でも…やっぱり、どこから遠雷が聞こえても、速攻で帰る事にします。
自然を甘く見てはいけませんね。
先日の天気予報のブログで載せていなかった大事なホームページがあります。「気象庁」の天気予報のホームぺージです。先日、ブドウ畑に行って作業を始めたとたんに雨。…そして帰ってきたら雨がやみ…。…で、今日は気象庁の天気予報のホームページで雨雲の動きをチェック。10時以降に雨が止むとのこと。10時まで待ってぶどう畑へ。予報通り雨がやみ、夕方までしっかり仕事ができました。
このホームページには「キキクル」というページがあります。梅雨も終盤。雨が続くような時は、チェックを心掛けたいと思います。気象予報士の方々の、安全を願う熱い想いがこもっています。
天気予報では「午前中は曇り」…というので、ブドウ畑で作業していたら、作業開始後まもなくざぶざぶ降ってきました。「今日はだめかな~…」と早々に帰宅。…すると案外雨が上がって…。梅雨あるあるです。気象予報士泣かせなんでしょうね。
いつも天気予報はテレビニュースの天気予報と、NHKのデータ放送と、ネットのウエザーニュースとウエザーマップを見比べながら、翌日の作業の予定を立てます。今は特に不安定なので、朝、もう一度当日の天気を確認します。
季節によって3つとも同じ場合もありますが、最近は予測がバラバラな事が多いのを見ると、気象予報士さんの苦労が偲ばれます。
…というわけで、袋掛けも終わったし、今日は諦めて久しぶりの休養日にしました。ふと庭を見ると、庭の果樹たちの枝もガンガンに伸びています。あ~…こっちもお世話してあげないとな~。夏季剪定もしないとな~…。
鳥たちも野生動物たちも植物も…この季節の生き物たちの成長のエネルギーには圧倒されます。
ブドウの作業も佳境に入ってきました。いつも毎年、この時期は佐用町内から出ることがありません。
今日は少し蒸し暑い日になりました。ふと空を見たら、低い雲と高い雲が折り重なって、海みたいに見えました。
お陰でちょっとリゾート気分。
今日、ぶどう畑では、相変わらずいろんな鳥たちが賑やかに鳴き交わしていました。目新しい所で「カッコウ」それから、少しだけ「ホトトギス」の声が初めて聞こえました。もう、夏も間近なんですね~。ぶどう畑の作業も忙しくなってきたので、声を聞きながら「あ~…探したい~…」と思いながら、ブドウにせかされての作業です。
ブドウも忙しくなってきましたが、今月は楽しみな事が2つ。一つはテレビ番組。次の日曜日の「ダーウィンが来た」で、大好きな「カラ類」の特集が組まれています。野鳥の中でもぷくぷくとしたカラ類は、可愛さレベルかなり高めです。
もう一つは何といっても、26日の「皆既月食」。今月の月は今年の満月のなかで、一番地球に近い「スーパームーン」なのだそうです。月食は月が全て地球の影に隠れると、赤い色になります。皆既の状態になる前から眺めていると、変化が良くわかります。
…が、心配事がひとつ…。梅雨入りしましたよね~…。晴れたらいいなぁ~…。
今日のお昼前11時過ぎ。ぶどう畑で作業をしていたら、もう一つのぶどう畑で作業をしていた相方から「空の上に一直線に虹が出ているよ。あれって、『なんとか』言う特別な虹みたいだよ。」と連絡が入りました。
(『なんとか』って、なんやねん…)と思いながら見上げてみると、虹があります。(虹なんてそんなに珍しくもない…)と思ってふと考えたら、この方向って太陽に近い場所だよね…
スマホで調べたら「環水平アーク」というそうです。上と真ん中の写真は、その時にそれぞれの畑で撮影したものです。横一直線にうっすらと虹がかかっています。
一番下の写真はそれを拡大したものです。よぉ~く目を凝らして、ひろ~い心で見て頂けたら幸いです。
やや下向きの弧をえがき、上が赤、下が紫の虹です。普通よく見る虹は上向きの弧ですが、上下の色の配列は同じなんですね。
この現象は上空の氷の粒が太陽の光をプリズムのように反射して、太陽から46度下方に出来る虹なんだそうです。太陽の高度が高くないと見えないので、見える時期は5月から8月頃。夏至をはさんで前後40日ほどの期間でしょうか。地理的に緯度が低い場所ほど、見える日数が増えるのだそうです。
今日はお天気が下り坂。雨が降るのはちょっとうっとうしい気もしますが、こんな素敵な現象に出会えるかも…と思うと、ちょっとわくわくします。
先日宇宙ステーションに無事到着した日本人宇宙飛行士の星出さんと入れ替わりに、明日、野口さんが帰還されます。日本時間で午前9時35分宇宙ステーションを離れ、午後3時57分頃にメキシコ湾に着水する予定だそうです。
実は明日の早朝も宇宙ステーションの観測可能な時間があります。地上からの観測は前回より早朝ですが、野口さんはいろんな思いを抱きつつ日本を眺めるのでしょうね。
日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんの搭乗した「クルードラゴン」の打ち上げが成功したそうです。宇宙ステーションとドッキングするのは日本時間24日の夜だそうです。
日本から宇宙ステーションが見えるのは、24日の早朝5時頃、だいたい中国地方以西。25日の早朝4時14分頃、北海道以外の場所で。24日に宇宙ステーションと並んだクルードラゴンが見えたらいいなぁ~…と思いますが、時間的にどうかなぁ~…そもそも佐用で見えるかな~…。でも、見えたらラッキーかも…
宇宙ステーションの観測は「KIBO宇宙放送局 #きぼうを見よう」で時間や方向などを確認してくださいね。宇宙ステーションは意外と早く通り過ぎるので、お気を付けて。
最近、雨の日の夕方、雨はまだ残っているのに日没間近の太陽の方向は晴れているようなお天気の日があります。
晴れているのに雨が降っている状態を、「日照雨(そばえ)」「方時雨(かたしぐれ)」と呼ぶそうです。主に「日照雨」は夏から秋に使うそうで、冬は「方時雨」を使うそうです。春間近ですが、今だったら「方時雨」と呼んでもよいのでしょうか。
こんなお天気の時は、太陽の反対側に美しい虹が出ることがあります。先日の夕方、庭で作業をしていたら、ご近所さんが娘さんと一緒に空を見上げながら「虹が見えるよ」と教えてくれました。下ばかり見て作業をしていたので、頭の上にひろがっていた美しい光景を見過ごすところでした。
今日も先日と同じようなお天気。「もしかしたら…」と期待して時々空を見上げていたら、期待通り、美しい虹が現れました。
虹が出ると、「二重の虹は無いかな~…」と探します。とりあえず、カメラを向けてシャッターを押します。虹が綺麗にとれるように、カメラのISO感度を変えて何枚か撮りました。写真を撮りつつ確認したら、ISO80で写した写真の中に美しい二重の虹が写っていました。
そう思って眺めてみると、なるほど、二重の虹が肉眼でも確認できます。
二重の虹って、主虹の上に色が逆さまの副虹だけがあるものだと思っていましたが、写真を見ると主虹と副虹の間がぼんやりと赤っぽい色になっているように見えます。なんだか主虹と副虹を欄干として、淡い紅梅色の大きな橋が空にかかっているようにも見えて、おとぎ話の世界に迷い込んだような気分になりました。
ダブルレインボーは幸運の印なんだそうです。「今までの苦労が報われ幸福が訪れる」「今までの努力が実を結び、苦しみが終わる」「卒業」「祝福」「ダブルレインボーの写真を携帯の待ち受けにすると願いが叶う」…とか…
みなさんの上に幸せな春が訪れる事を、心から祈ります。
今日は冷たい風が吹いていました。お昼12時半頃、ふと空を見上げたらなかなか格好のよい雲が出ていました。
写真の中央の下から左斜め上にかけてひこうき雲のような雲があり、そこから直角に直線的な雲が羽のように何本も伸びています。
ぶどう畑は空が広いので、いろんな素敵な形の雲によく出会います。こんな風に龍に羽が生えたような雲を見つけると、勝手に「飛龍の雲」と呼んで、幸運の兆しと信じる事にしています。
みなさんの上に幸運が舞い込みますように。
19日のブログでご紹介した「木星と土星の超大接近」。お天気にも恵まれ、夕飯の支度も間に合って、無事撮影することができました。
シャッターを押す時の手振れが多少あって、星の形が歪んでいますが、木星の衛星「ガリレオ衛星」までちゃんと撮影することができました。
ガリレオ衛星は左上から「カリスト」「ガニメデ」「イオ」「エウロパ」。木星はギリシャ神話で「ゼウス」で、衛星はその愛人の名前なんだそうです。
私の場合「ガニメデ」と聞くと、昔夢中になって読んだ萩尾望都さんの「スター・レッド」という漫画を思い出します。
それにしても、こうやって見ると木星って明るいですね。木星はとっても大きな星なので、実は「太陽の周りをまわっているわけではない」のだそうです。詳しいことは私には説明しきれないので、気になった方は、調べてみてくださいね。
12月21日の夕方、南西の空で木星と土星が超大接近するのだそうです。…とはいえ、実際に接近するわけではなく、あくまで「地球から見て」の話しですが…
ここまで接近したのは、697年前の1623年7月17日。日本では春日局に育てられた徳川家光が第3代将軍になった年。実はこの家光の誕生日が7月17日。この10日後に将軍に即位したそうです。
次に超大接近が見られるのは60年後だそうです。お天気がいいといいなぁ~。(もし当日見られなくても前後の数日でも十分近い位置にあります。)
朝ぶどう畑に行ったら空一面が縞々模様でした。「波状雲」という雲だそうです。波状雲はお天気が下り坂の時に現れる雲だそうです。
写真の左下から右上に縞模様がありますが、よく見ると一部右下から左上方向の縞模様も現れていてなかなか複雑な模様になっています。
下の方には波状雲の端から青空が見えていますが、この直後、この見事な波は広がって空一面に溶けていきました。
今日は久しぶりに一日中まとまった雨が降りました。写真は昨日の日没直前のぶどう畑の空。雲の名前のサイトと見比べてみたりするのですが、実際と見比べるといつも悩みます。
刷毛で掃いたような雲は「巻雲」のようにも見えますが、「巻雲」は晴天の時に現れる…ともあって、「ちがうのかなぁ~…」と思ってみたり…。
手前の羊の群れは「高積雲」のようですし、奥には「層積雲」らしき雲も見えます。
…で、天気予報を見ないでこの雲たちだけを見て、天気が予想できるかと言ったら、なかなか難しい…。
まだまだ修行が足りません。
お昼前、スーパーに買い物をして駐車場でふと空を見上げたら、秋晴れの空に見事な「天馬」が駆けていました。左下が頭、それから何本もの足。長い立派な尾。
なんでこんな形になるのでしょう?どんな空気の流れがあるのでしょう?どう考えてもよく分かりません。きっと気象予報士さんだったら解説できるのかな?…それとも何かが人知れず、秋晴れの空を力いっぱい駆け抜けていったのでしょうか…
昨日十三夜のお月様の話しをしました。…で、ふと、「十三夜」と「十五夜」はあるのに「十四夜」って言わないなぁ~などと考えていたら、ちゃんと名前がありました。そういえば以前、月の名前の話しをどこかで取り上げた気がします。…調べては、すぐに忘れる…。十四夜は「小望月(こもちづき)」。「こもちちゃん」…なかなか可愛い…。
面白いのは満月を過ぎてからの名前。「いざよい」「立待月」「居待月」「寝待月」…月の出がだんだん遅くなるので、最初、「ぐずぐずしているなぁ~」で「いざよい」。次の日は「立って」待っていたのが翌日は「居座って」待って、その次は「寝て」待つ…。…そんなに毎日毎日、月の出を待っている人がいるのだろうか…とも思ってしまいますが、一方で、そんな感性も素敵だなぁ~とも思います。
今日のお月様です。十五夜は拝んだけど十三夜は忘れたわ…という方の為にもどうぞ。
2日後に満月を迎えるので少し欠けています。でもその少し欠けた感じがなんとも優しく、うりざね顔の平安美人のようでもあり…
写真を撮った時は少し薄雲がかかっていて、輪郭がほんのり霞んでいます。ほろ酔い気分のお月さま…といった感じでしょうか。
雲のない完璧な満月も美しいですが、こんな「少し足りない感じ」も、なかなか良いものですね。
10月1日の十五夜の記事で、間違いがありました。十五夜と十三夜を両方拝むという話の中で、十三夜を十五夜の二日前と勘違いしていました。実は十三夜は今週の木曜日…10月29日でした。
十三夜のお月様はこれから満ちる月として、願いをかなえてくれる月と言われています。また、十五夜と十三夜の両方を愛しい人と拝むと結ばれる…とか…。昔からお月様は人々の心のよりどころだったんですね。
月なんか、拝まなくても毎日は普通に過ぎていきます。でも、地球に一番近い星である月は、いろんな意味で地球上の様々な事象に影響を与えています。
さすがに満月には吠えたくなる…なんて事はありませんが、自分の感知できないところで様々な物から影響を受けている事に、想いを馳せる時間って、とっても大切なのかもしれませんね。
十五夜と十三夜の月が美しい…と思えた先人の感性に憧れます。
正真正銘の秋晴れ!ヤマブドウも色づき始めました。収穫期も終わり、ちょっと寂しい気持ちを優しく包んでくれます。
ぶどう畑から、いつも送電線の鉄塔が見えます。夜は灯かりが点滅しているのだけが見えます。今にも動き出してこちらに歩いてきそうな…そんな気がしてしまいます。
この点滅をみていると、昔読んだ絵本を思い出します。「ながれぼしのよる」…調べてみたら「たむらけんじ」さんの作品でした。あらすじを見ると、出てくるのはロボット…あれ?鉄塔って出てこなかったんだっけ?でも、遠くに点滅する鉄塔を見ていると、何故かこの話しが思い出されます。
流れ星の夜はいくらたくさん流れ星が流れても静かです。何年も昔、当時借りていた畑に保温シートと寝袋を持ち込んで寝転がって夜空を眺めた夜…。夏、軽トラの上で親子で眺めた夜…。…今年の12月のふたご座流星群は新月。月齢的には申し分なし。お天気がいいといいなぁ~。
今朝の月は満月。夜空にはウロコ雲。ウロコ雲に満月の光が反射して、夜空一面壮大な曜変天目茶碗のような文様が広がりました。
昨晩は中秋の名月でした。写真は今朝のぶどう畑での写真。いろんな人たちにいっぱいいっぱい拝んでもらっての月の入りです。地球に接近中の光度を増した火星が、月を追いかけるように見えます。
中秋の名月の時期になると、ぶどうももうすぐおしまい。すぐに来年へ向けての作業が始まります。