アーモンドの花の狂い咲き

アーモンドの花が一輪、狂い咲きしています。今年、各地で桜などの狂い咲きの情報が相次いでいます。狂い咲きの原因として、早期の落葉があげられているようです。

 

秋の葉っぱは、落ちる前に冬越しの為のホルモンを樹に蓄えた後、落葉するのだそうです。この冬越しの為のホルモンは、落葉までに形成された花芽や葉芽を休眠に導くものなのだそうです。

 

数か月後に、このホルモンがなくなって、ジベレリンなどの成長ホルモンが動き出し、温度が上がることで、新芽が休眠から覚め、春の芽吹きとなるのだそうです。

 

今年は、いろんな樹木の落葉が早いという報告もあります。台風や異常気象のせいで葉っぱに負担がかかって、もちこたえられなかったという見方もあるようです。休眠のホルモンが十分に蓄えられないうちに落葉したことで、狂い咲きするということらしいのですが、来年の芽吹きや樹木の生育が気になるところです。