豆炭のおこしかた

アウトドアなどで「豆炭」が扱えるようになると便利だなぁ~と思っていました。ただ、この「豆炭」なかなか火がおこりません。

 

着火剤があると便利ですが、身近なものでおこせないかと思って試してみました。

 

今回使うのは一番上の写真の左の「缶ストーブ」と、使用した後に使うのが右の「火消し缶」です。

 

使う材料は

  • 豆炭
  • キッチンペーパー
  • サラダ油
  • チャッカマン
  • うちわ
  • トングまたは火箸
  • 軍手
  • その他、倒伏防止等の為に耐火レンガ(4番目の写真のレンガ)があると便利です。

手順は

  1. 「缶ストーブ」の網の上に豆炭を乗せる(2番目の写真)
  2. 着火剤をつくる(後述参照)
  3. チャッカマンで着火剤に火をつけ、下の通気口から網の下へ入れる
  4. 様子を見ながら着火剤を追加する

着火剤の作り方

  1. キッチンペーパーを四つに折りたたむ
  2. 折りたたんだキッチンペーパーの真ん中部分をコップのようにくぼませる
  3. くぼませた部分にサラダ油大さじ約1杯ほど入れる(3番目の写真)
  4. 入れたサラダ油をくるむように上の部分をひねって閉じ、トングなどではさむ
  5. トングではさんだままチャッカマンで火をつける
  6. ひとつチャッカマンで火をつけた後に追加する着火剤には、既についている火を利用して点火します。

今回は豆炭5個網の上に並べ、着火剤に一つずつ火を付けなが網の下に5個、その後様子を見ながら、火が収まる前に1つずつ追加し、約10分ほどで豆炭に火が起こりました。

 

豆炭に火が起こったら、ひとつずつ豆炭を網の上から網の下に移動(5番目の写真)。豆炭の火が弱いように見えたら、給気口からうちわで風を送って様子を見ます。

 

…1時間以上燃焼しました。

 

注意

  1. 着火剤で使用する「サラダ油」は直接燃えているものの上に振りかけたりすると危険です。くれぐれもご注意ください
  2. まわりに燃えやすいものがない場所でおこなってください
  3. 安全の為に消火用の水を用意してください
  4. 4番目の写真は着火剤を5個入れたところ。意外と大きな火になります。気を付けてください
  5. 使用後の消火に細心の注意を払ってください。火が消えたように見えても意外といつまでも火が残っています。必ず火消し缶などに入れて完全に消火してください。