ブドウがつぼみをつけました(ブドウのつぼみ キウイの花 蛇結茨の花 桐の花)

・いよいよブドウがつぼみをつけ始めました(1番目の写真)。…でも、実際に使うつぼみはこの一本のほんの先っちょの十分の一くらいでしょうか。これから何回かに分けて、つぼみを整理していきます。…この作業を「整房(せいぼう)」といいます。

 

枝もずいぶん伸びてきました(2番目の写真)。写真の品種は「藤稔(ふじみのり)」。枝がもう少し伸びたら誘引線に誘引します…が、この藤稔の枝は、とってもとっても折れやすいんです。整房の為にちょっと触れただけで根元からポッキリ折れてしまうこともあります。また、頑張って誘引して、翌朝畑に来たらぼろぼろと枝が折れてしまっていて、心も折れそうになることがあります(TT;

 

…というわけで、枝元がしっかりするまでは、誘引しないことにしています。でも、放っておくと今度は雨除けのテントに枝がつっかえて、やっぱり折れてしまいます。…なので、伸びて来た枝をねじって、下に向けます。…「捻枝(ねんし)」と言います。教科書的には、何回も捻枝するようには書いていないのですが、捻枝してしばらくするとすぐに「ピッ」と上を向くので、また捻って…ねちねちねちねち…で、少し手元が狂ってぎゅっと稔枝したらまた枝がまだ「ポキッ」…と… あ”~~!!折れた~!!

 

・…で折れた心を癒してくれるのが初夏の花々です。3番目の写真は「キウイ」の花。柔らかなスカートのような花びらに、愛らしい雌しべと雄しべ。優しくてちょっとユーモラスな姿に癒されます。

 

・この季節、「光都」から「市の上」の交差点までの28号線沿いに、陽だまりのような色の黄色い花が咲きます。「蛇結茨(ジャケツイバラ)」の花です。(4、5番目の写真)また、山々や国道沿いには、藤の花とは違った紫色の花が咲いています。…「桐の花」です。(6、7番目の写真)桐の花は甘い素敵な香りをあたりに漂わせます。

 

味わいの里三日月のルピナス畑や、田んぼのレンゲも見ごろです。

 

ー 次のブログ更新は6月1日(水)です。この頃、佐用は「ホタル」の季節。ぶどう畑もますます忙しくなります。ー