ジョウビタキの季節

朝、庭を眺めていたら、小鳥が庭で遊んでいました。「カワラヒワかな?」と眺めていたら「カッカッ」…と特徴的な音が…。ジョウビタキです。

 

しばらく耳を澄ましていると、今度は澄んだ声で「ピッピッ」…と…。カメラで追いかけてみたら、ジョウビタキのメスが、菜園のアーチのところに留まっていました(上の写真)。

 

ジョウビタキは、日本では「冬鳥」。冬越しの為に、今年も遠くから渡って来てくれました。

 

近くにオスらしきジョウビタキも…と思ってよくよく見てみたら、モズでした(一番下の写真)。

 

ジョウビタキのオスが近くにいるはず…とカメラを構えて、ようやく撮れたのが、真ん中の写真です。逆光で、少し見えにくいのですが、背中の紋付模様がはっきり見えます。

 

お腹の色や、羽の模様が似ているので、ジョウビタキとモズをよく間違えてしまいます。

 

違いは、背中方面から見た場合、「紋付模様」があるのが「ジョウビタキ」。正面から見た場合は、目のあたりの模様で、目を貫通して「黒っぽい線」がすっと引かれているのが「モズ」…といったところでしょうか。くちばしの形も、「先がスッとしている」のが「ジョウビタキ」、少し丸みがあって上のくちばしが「カギ型に下に曲がっている」のが「モズ」と思われます。

 

オスとメスの模様の違いはありますが、モズのメスも、うっすらと目のあたりに線が入っています。ジョウビタキのメスには特に模様のようなものは見えません。オスは目の下から首にかけて、真っ黒です。正面から見ると、一番いかついのがジョウビタキのオス。

 

庭にある山ブドウの棚は、もっぱら冬場の鳥たちのエサ場として、大繁盛します。