モモの品種

ある方から、ご自宅でとれたという白桃系のモモを頂きました。うちの庭にはない系統の品種。白桃系のモモは、「花に花粉がないものが多く受粉が必要」…だとか…「果肉が柔らかいから、すぐに指の跡がつきやすい」…とか…いろいろ繊細なモモだそうです…モモ農家さんの苦労が偲ばれます。

 

…でも、改めて食べてみると、やっぱり「白桃」って、美味しい!…モモの素敵な香りに包まれて、とろっと甘い果肉を口に含むと、あふれる果汁がのどを潤します…良いですね~…。果樹のカタログを開いてみたら、ひとくちに「白桃系」といっても、いろいろあるんですね。スーパーで売っているモモは、あまり細かい品種名がないので、実際に食べて確かめ難いところが悩みどころ。

 

モモの品種にご興味のある方は、東京豊洲市場の「モモの家系図」も面白いですよ。その数の多さに感動するとともに、育種化の方々の努力の跡が垣間見えます。(この家系図を作った方の「モモ愛」の深さもしみじみ感じます。)