コガネグモの卵のう

ぶどう畑で獣除けの網をかけていたら、久しぶりにコガネグモの卵のうを見つけました。長さは約2cm。ふっくらとしたラビオリのようです。

 

コガネグモは今が繁殖期だそうです。秋には子グモたちがこの卵のうの中で孵化して、そのままこの中で越冬し、来年春、暖かくなってから外に出てくるのだそうです。

 

コガネグモの仲間で、「ナガコガネグモ」という種類もありますが、こちらの卵のうはとっくり型。また、イソウロウグモの卵のうは、お祭りの提灯のように上からぶらぶらぶら下がっています。

 

クモの卵のうの造形はどこかユーモラスで、見ていて楽しくなります。無事に育って、畑を守ってね。