飛行中のトンビ

ブドウの作業は上を向いて行う作業が多いのですが、その目の前を突然大きな鳥の影が通り過ぎる事があります。

 

カラスは「ばさばさ…」と羽音をたてながら羽ばたいて飛ぶので驚かないのですが、トンビは羽ばたかないで飛ぶので羽音がせず、突然目の前を通り過ぎるので驚かされます。

 

上昇気流を利用して、羽ばたかずに飛ぶのを「帆翔(ソアリング)」というそうです。地形などの影響でも上昇気流ができますが、羽の形自体も飛行機のように上昇気流をうむ形になっているそうです。

 

尾羽で器用に舵をとりながらゆっくりと旋回する勇壮な姿には、いつもほれぼれとさせられます。

 

でも…飛ぶ姿はなかなか格好良いのですが、意外とカラスに追いかけられたりしています。このトンビも心なしか羽がぼろぼろのような…

 

鳥の世界もなかなか大変です。