水前寺菜の挿し木

今日から数日はしっかり雨模様だそうです。困った事ももたらす雨ですが、今だからこそできる事…ということで、今日は挿し木です。

 

梅雨が明けてからの挿し木は、水の管理が難しくなりますが、今の時期は水の管理が楽なので助かります。

 

今日は夏場の貴重な葉もの野菜のひとつ「水前寺菜」を挿し木にしてみました。

 

水前寺菜は「キンジソウ」「ハンダマ」とも呼ばれます。いろんな地方でいろいろな呼び方をされていますが、今回は、今水害で大変な思いをされている熊本県への応援の気持ちを込めて、熊本県での呼び方の「水前寺菜」と呼ばせて頂きます。

 

水前寺菜は、調理するとぬめりが出ます。このぬめりの成分は「粘液糖タンパク質の混合物」なのだそうです。

 

この「粘液糖タンパク質の混合物」は、血糖値や血中コレステロールを下げたり血液さらさらにしたり、粘膜保護や抗ウイルス作用もあるのだそうです。

 

抗ストレス作用のあるGABAや抗酸化作用の定番「ポリフェノール」も豊富なんだそうで、これからの季節、是非利用したいお野菜のひとつです。

 

おひたしや炒め物、天ぷらなどにも幅広く使えて、なかなかの優れものです。