カブトムシのさなぎ

秋、ぶどうの為に毎年落ち葉を集めて積んでいます。夏、その落ち葉たい肥にカブトムシが卵を産み付けます。冬、堆肥を切り返す時にカブトムシのさなぎがたくさん出てきます。

 

そのままにしておくとモグラなどの肉食野生動物にたべられてしまうので、落ち葉ごと肥料袋に入れて家に持って帰りました。たい肥が乾燥するといけないので袋を閉じて上に石を乗せました。…これ、相方の趣味です。

 

「カブトムシはどうしているかな?」…先日久しぶりに袋を開けてみたら、ぽっかりと穴が開いていたそうです。覗いてみるとカブトムシのさなぎが!

 

普通、カブトムシのさなぎを見る事はできません。無理に掘り出すと、適度に作られた空間がつぶれて死んでしまいます。肥料袋が黒いので、そこが天井の壁か何かかと思ったのかそこでさなぎになったんじゃないかと言っていました。

 

数日前から「カブトムシのさなぎが見えるよ。」と、しきりに言います。「見る?」「見る?」…いやいや「見て!」って言いたいんでしょ?

 

相方は時々そっと覗いては、にまにましながら観察しています。幸せだねぇ~。