坂の上の防鳥網

ぶどう畑の一角に梨を育てています。もともと植えてあった樹が数本。新たに植えた樹が数本あります。もともと植えてあった樹も、樹形を整えながら育てていますが、販売できるようになるまではあと数年かかりそうです。

 

斜面が急なので、ここでの作業は昨日のブログのスパイク長靴が大活躍します。

 

梨の植えてある部分の防鳥ネットがたるんで枝にひっかかるので、思いきって谷の部分を高く上げて張る事にしました。

 

支柱を立てたい部分に異形鋼管をハンマーで打ち付け、そこにハウスパイプを立てます。パイプの上に市販の支柱キャップかペットボトルをかぶせて、エクセル線を通します。

 

市販の支柱キャップには線を通す穴が開いていますが、ペットボトルは、ペットボトルの底の部分、対角線に4つ、大きめの穴(エクセル線が2~3本通るくらいの大きさ)をキリなどで開けておきます。穴を開ける際には、対角線上の穴の高さを同じにしますが、交差する穴は、その穴よりもやや下にずらして開けておくと、線を通す時に通しやすくなります。

 

支柱は必要な部分の外郭の他、距離が長い場合は中支柱も立てます。エクセル線は外郭まわりの他、中支柱も含めて縦・横・斜めに渡します。(畑の形が真四角ではないので、一部不定形になっています。)

 

谷の部分の支柱は3m60cm。一本の長い支柱を立ててしまうと、エクセル線を渡す際に調整がしにくいので、1m80cmのパイプを2本繋げています。外したり付けたりしながら調整しました。

 

さて、これでちゃんと風雨に耐えられるでしょうか…。エクセル線が渡っているので力を分散させられる…と踏んでいるのですが…。