アナグマの戦い

ぶどう畑で作業をしていたら、畑の横の山で、何かの獣同士が戦っている騒がしい声がしました。最初、「猫かな?」と思ってよく見たら「アナグマ」でした。

 

獣避けフェンスの基礎のコンクリートの下に、大きな穴が開いているのは知っていましたが、どうやらアナグマの巣になっているようです。

 

一番上の写真が、その巣の中にいたアナグマ。真ん中の写真は、そのアナグマと戦っていたアナグマ。一番下は、その場所の遠景です。フェンスのこちら側がぶどう畑で、私たちの仕事場です。

 

真ん中の写真、アナグマの後ろ足の間のおなかが、膨らんでいるように見えます。もしかしたら、おなかが大きなお母さんなのかもしれません。ちょうどよい穴をめぐっての戦いだったのでしょうか。

 

ぶどう畑でお昼ご飯を食べていると、獣避けのフェンスの下をくぐって、のこのことアナグマが入ってきたこともあります。なかなか写真におさめることは難しいのですが、今回は戦いに夢中だったせいか、写真を撮ることができました。

 

「アナグマ」は「ムジナ」といって、その肉は美味なんだそうです。一度食べてみたい気もしますが…