モモの摘蕾

3月18日のブログでご紹介したモモの花芽。今日はモモの摘蕾をしました。時期的には、やや遅めです…ぎりぎり間に合った…といった感じです。本来は2月中旬からできるそうです。

 

木々が花を咲かせるのには、とてもエネルギーを使う事なんだそうです。特に、葉っぱよりも花が先に咲くものは、前年の貯蔵養分で咲かせるので、そこで、ものすごい体力を消耗するのだそうです。

 

モモは特に、花が咲く前につぼみを落とすことがとても大事なんだそうです。つぼみのうちだと花を落としやすいので、作業効率も格段に違います。

 

落とすつぼみは枝の長さなどによって違いますが、写真の枝では、枝の上側と、先端、基部のつぼみを落とした後、それぞれの節の花を一つだけ残して他を落としました。

 

上の写真が落とす前。下が落とした後です。落とした後は、ずいぶん寂しいように見えます。大切なのは3月18日のブログでご紹介した「葉芽」を落とさないように気を付けること。特に、花芽の枝の先に必ず葉芽がある事が大事です。

 

また、伸ばしたい枝の花は思い切って落とすのだそうです。それから、この冬の剪定の強弱によっても、落とすつぼみの加減が違うそうです。

 

今年もおいしいモモができますように…