蝉の卵?

3月9日のブログでご紹介した中で、「何かの卵かも?」と言っていたもの…「もしかして、セミの卵では?」と相方が言うので調べてみました。

 

やはり、似ているかも…。セミの成虫になる前に土の中にいるような気がしていたので、卵も土の中なのかと思っていたら違うんですね。

 

セミの卵は、夏、枯れ木や樹木の樹皮の下などに卵を産みつけられて越冬。翌年の梅雨から夏にかけての雨の日に卵から孵って、土に落ち、土の中で何年か幼虫の生活をした後、成虫になるのだそうです。(孵化の時期は、蝉の種類によって違うそうです。)

 

卵は樹皮の繊維かと見間違えるほど細く、少し斜めに刺さっているのでまるで樹皮の繊維が突き出ているようにも見えます。擬態を目指しているようにもみえます。

 

写真は昨日のシャインマスカットです。この木にはいたるところにこの卵がありました。もしかしたら、シャインマスカットの樹皮が薄いのをセミが知っていたのでしょうか?

 

鳥たちが時々、ぶどうの木の周りでうろうろしているのは、もしかしたらこの卵をつついていたのかもしれません。