紐の更新

ぶどうの粗皮剥きと一緒に、太い幹を棚に吊るしている紐も新しくします。古い紐は害虫の卵が産み付けられたり、傷んでくるとぼろぼろになったりするので、定期的に新しくします。

 

古い紐を外す時に、幹を支えている紐の2倍ほどの長さの紐の両端を輪にしてカラビナを付けたもので、仮支えにしています。ある程度の間隔で取り付けた後に、古い紐を外します。

 

少し緩めに仮支えすることで、幹の位置が少し下がり、粗皮むきもやりやすくなります。粗皮を剥いた後、結果母枝の方向などを見ながら幹を持ち上げ、仮支えの紐を2重にしてつけ直してから、新しい紐を取り付け、仮支えの紐を外しています。

 

ちなみに、この幹を結ぶ結び方は「男結び」が良いと言われています。結び方はいろいろなサイトに出ているので、そちらを参考にしてください。

 

ちなみに、このやり方は、オリジナルです。試される場合は無理のないように様子を見ながら試してみてくださいね。