古いぶどうの樹の伐採

ぶどう畑の冬の仕事のひとつが、古い樹の伐採です。ぶどうの苗木は植えてから成木になるまで約5年かかります。でも、植えてから15年ほど経つ頃からだんだん弱ってきて収量や品質も徐々に衰えてきます。品質を保つためにも、新しい苗に植え替えます。

 

また、気候などの関係で苗木の品質が良くない場合もあり、数年育ててみた後に状態が悪い場合は、その場合も早めに植え替えます。

 

時代によって、市場で好まれる品種も少しずつ変わってきますが、なんせ成木になるまで5年…なかなか大変です。

 

今日の写真は植え替えの為に伐採された古いぶどうの樹です。サイズ感が分かりにくいですが、一本の長さは大体大人の身長くらいです。巨大なムカデが並んでいるように見えなくもないですが…。面白い形をしているので、メルカリかなんかで売ったら売れるかなぁ~…でも、梱包が大変そう…