捕食中のエントツドロバチ

自宅の庭の鳥よけ網で、エントツドロバチが芋虫を捕食していました。エントツドロバチは、竹筒などの中に泥を詰め込んで煙突のように伸ばして、中で幼虫を育てるのだそうです。

 

「メイガ、ハマキガ、キバガ、ヤガなどの幼虫を狩る」…とあるので、益虫の中でも、優秀な益虫になります。メイガの幼虫はトウモロコシなどにつきます。ハマキガの幼虫はいろんな野菜の葉っぱ。キバガの幼虫は、ジャガイモや穀類、オクラなどの葉を食害します。また、ヤガの成虫は果樹の果実の汁を吸います。特にヤガは、幼虫の時には果樹園の外の森などに生えているアケビなどの葉っぱを食べて暮らし、成虫になってから果実の汁を吸いにくるので、農薬などでの防除が困難な害虫のひとつです。

 

玄関脇に立ててある「たてす」…傷んできたのでもうそろそろ替え時かも…と思っていましたが、ドロバチにとっては最高のマンションのようです。

 

…それにしても、このウエストのくびれ…うらやましい…