ブルーベリーの植付

3月20日のブログのブルーベリー植付けのその後です。

 

あらかじめ、苗をポットから出して、根っこをほぐし、水に浸けておく。

  1. 植穴は深さ30センチ直径50センチ。株間は2メートル。
  2. 圧縮ピートモス15リットル(通常のピートモスは30リットル)を水でこねて溶いておき、掘り出した土と混ぜて穴に戻し、水鉢を作る。
  3. 水鉢に水をたっぷりと掛ける。
  4. さらに圧縮ピートモス15リットルを水でこねて溶いておく。
  5. 掛けた水が引いたら、水鉢の中に溶いたピートモスを入れ、苗を植え、支柱を立てる。
  6. 乾燥防止にもみ殻などをかぶせてから水をたっぷりかける。

ブルーベリーの植えつけ方は、いろんな方法があるそうです。一般に酸度調整していないピートモスを使いますが、これも最近は使わないという説もあります。ピートモスは水を吸いにくいので、使う前に水でこねるように溶かして使います。

 

また、植付した後は上から水をかけないという方法もあります。上から水をかけないことで、土の中の水の循環が下から上の方向に流れるという理由だそうです。

実際にお野菜の苗の植付で、好天続きで土が乾いているときに植えつける場合、植穴には水をたっぷりかけて植えつけ、植付後は上から水をかけないというのを、ある野菜農家から聞いたことがあります。

 

他の果樹などの植付の場合は、樹種などによって、植穴の大きさや株間などが違いますが、1)穴を掘って、2)穴にたっぷりと水をかけ、3)水が引いたら、掘った土に堆肥などを混ぜたものを戻し、4)植付けし、5)支柱を立てる…というのが一般的な植付方法の様です。

 

仕立て方も、苗を中心に円形に育てる仕立て方や、左右に枝を細長く育てる仕立て方、垣根のように仕立てる仕立て方や棚仕立てなど、いろいろあります。

 

植付する苗も、ポットから出したそのままの土を崩さずに植えつける方法もありますが、鉢から出した根っこを剪定ばさみなどでほぐし、数時間水に浸けてから植えつける…という方法が一般的なようです。

 

一昨年育てて昨年収穫した小麦のもみがらがたくさんあるので、助かります。米はいろんな理由で難しいですが、小麦はちょっとハードルが低い。こういったもみ殻やワラの為にも、穀類の栽培は欠かせません。