梅の害虫と益虫(冬季)

果樹はほとんどの場合冬場が剪定の適期です。今日は庭の梅を剪定しました。

剪定しながら越冬中の害虫を駆除します。写真上4枚は害虫。

カイガラムシは今は左の写真のような感じ。小さくて樹の柄のように擬態しています。蝋物質を身にまとっていますがまだ柔らかく、へらなどでつぶしながらこそげ取るとすぐに潰れます。右はこそげ取った後。小さく黄色いのが中に入っていた虫です。

 

真ん中はオビカレハ。枝を巻くように卵塊が張り付いています。これを見逃すと、春、とんでもない情景を目にすることになります。できれば枝ごと切り取って焼却処分しますが、切り取りにくい場所の場合は卵を落とさないように剪定ばさみなどで切り取ってはがし、処分します。写真で見るとわかりやすいように思いますが意外と見落とします。そして春には…きゃ~!!!

 

一番下はチョウセンカマキリの卵のうです。カマキリっぽい感じに見えませんがこちらは益虫。大切に置いておきます。