大豆収穫・根粒

大豆を収穫しました。

まだ少し緑の部分がありますが、小麦を蒔きたいので、根っこごと引き抜いて逆さに立ててしばらく置きます。

置いている間に葉っぱなどに残っている栄養が大豆に蓄えられます。

 

大豆が乾いてはじけても大丈夫なように、大豆は寒冷紗の上に立てています。根っこの部分を数本分一緒にまとめてぎゅっと握ると根っこ同士が絡まって安定します。

 

右下は、大豆の根っこにある「コブ」です。「根粒(こんりゅう)」と言います。大きさは直径5ミリほど。

この中に「根粒菌」という菌が住んでいます。

根粒菌は大豆から光合成で出来る栄養素を貰う代わりに、空気中の窒素を取り込んでアンモニアにして大豆に供給しています。菌と植物の見事な連携です。