セスジスズメの幼虫

久しぶりに大豆畑に行ったら、何だか部分的に変?・・・順調に発芽していたはずなのに、無くなってる部分が???

よくよく見てみると黒っぽい幼虫があっちにもこっちにも・・・

「セスジスズメ」という蛾の幼虫でした。

食性には「マメ科」は載ってなかったのですが、「なんでも食べる」とあったので、多分犯人はこの子達です。食欲旺盛で、あっという間に畑を全滅させるとあります。

 

これはほんとにどこでも見ます。

一般的な姿は左上と中央。ちっちゃいのから、大きいものまでコスチュームは統一されています。

 

たまたま脱皮直後の幼虫に遭遇(右上)。脱皮直後は全体的に黒色が薄く、頭やお尻、それからお尻の触覚や腹脚はきれいな淡い水色をしていました。若干お尻がふやけているようにも見えます(下)。

 

左上の幼虫はお尻を葉っぱにくっつけているようなので、「葉っぱを食べている」というよりは、葉っぱにお尻をくっつけて、今から脱皮の準備をしているのかもしれません。

畑にとっては害虫ですが、この幼虫も成虫の姿も、なかなかかっこいいデザインです。

何でも食べて、どこでも生きていけて、生命力旺盛でイケメン(あ・・・雌かも・・・)。

同じ生き物としては尊敬すべきかも(・・・駆除しちゃうけど・・・)。