副梢整理

摘粒の作業(6月14日ブログ)も佳境を迎えていますが、その合間に副梢(ふくしょう)の整理もしています。

 

今年の春から伸びた枝(新梢)・・・その枝についている葉っぱ1枚1枚の付け根に脇芽が伸びます。

この脇芽の事を「副梢」と呼びます。

陽当たりや風通しや生育のために、この副梢の葉っぱを整理していきます。

 

房の付いている所までの副梢、その先の副梢、そして先端の副梢・・・それぞれの部分で残す葉っぱの数は違います。

また、品種によっても微妙に違いがあります。

 

この作業は、後になればなるほど枝が込み合ってきて手間が何倍にもなっていきます。加えて、摘芯した副梢の先から更に脇芽が・・・あっという間に棚の上がジャングルになってしまいます。

 

・・・そうなるともう大変!ジャングルをかき分けかき分け副梢整理・・・きゃぁ~~~・・・とならないように頑張っているんですが・・・摘粒も早くしないといけないし・・・なかなか・・・

 

そんなにいっぱい手をかけても、成らせる房の数は新梢の本数の約6割。いっぱいいっぱい成らせると品質が落ちたり、樹が弱って来年の収穫に影響したりします。