ぶどうの花の満開の季節になりました。
この時期に、ほとんどのぶどうは種なしにするためのジベレリン処理をします。(「ジベレリン」については、5月22日のブログをご参照ください。)
ジベレリン処理の時期に大切なのが「花冠取り」です。
写真のつぶつぶ一つ一つは花で、花が咲くときに、「花冠」が元からめくれて、おしべとめしべが顔を出します。・・・感じとしては、ミカンの皮がめくれるイメージかな?
この「花冠」は、すっきりと落ちにくく、これが残ったままだと、病気になったり、粒が汚れてしまったりするので、手作業で「花冠取り」をします。
左下のが「花冠取り器」といいます。
真ん中に花穂を通して何回か上下させて取ります。
取りきれない分は、一個一個つまんで取ります。