栴檀(センダン)の花

自宅近くの山に、薄紫の花の咲いている木が見えます。どうやら栴檀(センダン)の花のようです。

 

別の場所に同じ木があって、近寄ると深窓の麗人のような高貴な甘い香りがしました。「チョコレートやバニラの香り」という資料もあります。「センダンは双葉より芳し」のセンダンは白檀(ビャクダン)のことだそうですが、こちらのセンダンの香りも素敵です。

 

花の形は紫と白のコントラストが素敵な清楚な花ですが、この花の付き方が変わっています。放射状に延びた茎の先に花がつき、その放射状の茎の一部が長く伸びて葉っぱになっています。

 

この栴檀の種は天然のビーズになるそうです。実がなるのが今から楽しみです。

スイカズラが満開です

ぶどう畑の周りの山々から、なんとも言えない香りが漂ってきます。「スイカズラ」です。花の香りの中で、五つ星の素晴らしい香りです。

 

山々の木々に這い上がって、かなり高い所からも香ります。スイカズラは花の時期が長いので、これからしばらく香りを楽しむことができます。

 

写真はぶどう畑のお昼ご飯を食べている場所のすぐそば。ご飯を頂きながら、美味しい香りも頂きます。

 

味わいの里三日月のルピナス畑

三日月の農産物直売所「味わいの里三日月」の恒例のルピナス畑です。満開を少し過ぎた感じですが、まだまだ美しい姿が楽しめます。

 

桐の花

今、ぶどう畑をとりまく山々は藤が花盛りです。藤にまじって少し明るい紫色の花が咲く樹がありました。近寄ってみたら「桐」の花でした。

 

この木から30メートルほど離れた場所で作業をしていても、甘い香りが漂います。

 

桐の種は埃のように軽く、風に乗って遠くまで運ばれるのだそうです。陽当たりの良い場所を見つけて根付くのだそうです。

 

本郷川の藤

自宅近くを流れる「本郷川」。川沿いに藤の花が今満開です。もう少ししたらホタルが飛び交います。

 

オドリコソウが咲きました

「オドリコソウ」が咲きました。よく見る「ヒメオドリコソウ」とは草丈も高く、花の姿もずいぶん違い、花の大きさも大きいです。空地の一角や庭の端っこに群生しています。

 

ヒメオドリコソウはどこでも生えていますが、このオドリコソウが自生しているのはこの地域に来て初めて見ました。

 

オドリコソウの色は白っぽいものからピンクのものまでいろいろあるそうですが、この地区に自生しているオドリコソウの色はピンクが美しい。

 

もう少しするとウドンコ病で葉っぱが真っ白になってしまうので、まもなく刈りとることになります。毎年刈り取られているのに、いつの間にか毎年美しい花を咲かせます。

モミジの花が咲きました

モミジの花が咲きました。まばゆい新緑の葉っぱに隠れるようにしとやかに控えめに咲いています。

 

モミジは雌花と雄花があるそうです。上から2番目が雄花、一番下が雌花です。雌花の羽が育って、種と共にヘリコプターのように風に乗って散らばります。

 

…で、不思議な花が3番目。羽が3本…調べてみましたがよくわかりませんでした。雌花だと思うのですが…。なかなか一筋縄ではいきません。

 

三日月の桜

三日月周辺今が桜が溢れています。上の写真は三日月中学校周辺の桜。下の写真はJR姫新線・三日月~徳久の区間・三日月駅を出てすぐの桜です。一列に並んだ電信柱の所にJRが走っています。

 

今年の桜は長生きです。昨日はものすごい強風でしたが、それでもほとんど散りませんでした。明日は雨…というか、雪になるかも…という予報。花ちらしの雨になるかもしれませんが、温度が低いので、まだまだ期待大です。

 

香る水仙

庭の水仙が花ざかりです。この家に引っ越してきた時から、特別手入れもしないのに毎年見事に咲いてくれます。いろいろな種類がありますが、それぞれ素敵な個性があります。

 

一番のお気に入りは特に写真の一番下、小さな水仙ですが、この二輪を飾るだけで部屋中が良い香りに包まれます。

 

今日はどんよりとしたお天気でした。でも部屋の中は水仙の良い香りと色合いに、気分も晴れ晴れ!

山桜が咲きました

春の開花ラッシュ。ヤマザクラも咲き始めました。

 

この時期の一瞬だけ、山々のあちらこちらでヤマザクラの存在を知ることが出来ます。でも、すぐに他の木々に紛れていってしまいます。

 

一番下の写真…庭の水仙の背景にもヤマザクラの並木が見えます。こちらは満開までもう少しかかりそうです。

アーモンドの花も咲きました

アーモンドの花が咲きました。アンズもアーモンドも昨年と同じくらいの時期の開花となりました。あと数日したら、バラ科の花の大トリ、モモの花が咲きます。

 

いちごの花も咲きました

いちごの花が咲きました。このいちごもウメやサクラやアーモンドなどと同じ「バラ科」の植物です。

 

「え~っ!ウメは木でイチゴは草なのに?」と、最初思いましたが、植物の世界では樹木と草が「同じ科」という事が珍しくないようです。言われてみれば、イチゴの花もウメやサクラに似ています。

 

花は似ていますが、ウメとイチゴは果実の姿が随分違います。…実は、厳密にいうとイチゴは表面を点々と覆っている種の部分がいちごの「果実」なんだそうです。

 

イチゴの赤く美味しい部分は、花の付け根の花托(花床)が太ったものなんだそうで、ヘタは「ガク」です。

 

ちなみに、リンゴやナシなどの食べる部分も花托(花床)が果実を包み込むように肥大化したもので、こちらも厳密にいうと果実ではない「偽果」なんだそうです。…で、リンゴやナシなどの「果実」は、芯の部分です。

 

……「果実」の世界も奥が深い……

 

ヒメオドリコソウの森

ぶどう畑の足元に、ちいさな森ができました。ヒメオドリコソウの森です。高さ10センチほどのちいさな草の群生ですが、虫たちにとっては立派なジャングルですね。

 

アンズの花

アンズの花が咲きました。アンズの花は梅と少し表情が違って、花びらがおしべやめしべを包み込むようにまるまっています。ひとつひとつの花が丸っこいので、枝の周りに咲く姿が、お正月飾りの餅花のようです。

 

ウメは甘酸っぱい華やかな香りですが、アンズはその酸っぱい香りが少なく、柔らかい甘い香りがします。

 

花の姿もその香りも控えめな姿に、愛おしさがあふれます。

アンズとアーモンドのつぼみ

春を彩る果樹の花々、第二弾がもうすぐ咲きそうです。10日ほど前に満開になった梅はもうそろそろ終わり。次に膨らんできたつぼみはアンズとアーモンドです。

 

アンズの花はどちらかというと淡いピンク。アーモンドは濃いピンクです。つぼみの段階で、すでにその色合いの違いが分かるほどです。

 

実は、ウメ、アンズ、アーモンド、モモ、スモモ、プルーン、サクラ、ナシ、リンゴ…これ、すべて同じ「バラ科」の植物です。

 

同じバラ科の植物でも、開花のタイミングは微妙に違います。それぞれ自家受粉するものも多いのですが、違う品種のバラ科の植物があると、結実しやすい。…同じバラ科でも微妙にずれるので、植える場所に工夫が必要になります。

 

サンシュユも満開です

庭のサンシュユの花も満開になりました。いよいよ春の樹木の満開ラッシュです。

 

サンシュユの枝には乳酸菌がたくさんあって、数年前、これで美味しいヨーグルトを作って持ってきてくださった方がいました。そのうち自分でも試そうと思いつつなかなかできずにいます…

 

下の2枚の写真はサンシュユの花の拡大写真です。一つの花は1センチにも満たないくらい本当に小さいのですが、四枚の花弁と四本のおしべの真ん中に、黒柳徹子さんの玉ねぎ頭のような可愛らしいめしべが鎮座しています。花が開くと花弁がくるっと反り返り、黄色いちいさな小人のようになりました。

 

いつまでもいつまでも眺めていたい、元気いっぱいの姿です。

庭のしだれ梅が満開です

庭のしだれ梅も満開になりました。

 

この梅、私たちがここに住み始めた時には、玄関側の庭にありました。その後、玄関側の庭を2回に分けて改変させたそのたびに移植を重ね、去年、駐車場を広げた際に裏の庭に移植しました。

 

最初、150センチほどの高さがありました。移植のたびに枝を切り詰め、根っこを整理し…去年、移植した際に、根域制限バッグに定植しました。

 

梅などの樹木は、放っておくとどんどん上に上に高く大きくなります。縦長に育ってしまった樹は、内部に光が入らないので、花の付きも悪くなります。コンパクトに育てるためには、剪定の際に縦に垂直に伸びる枝を整理し、横向きの枝を大切にして、横長のシルエットにすると、樹勢も落ち着き、花付きもよくなります。

 

根っこもある程度制限すると、コンパクトに落ち着くと聞くので、根域制限バッグを試しています。ただ、根域制限バッグに植えつけた際は、樹が乾きやすいので、地植えではありますが植付後しばらくは、様子を見ながら水やりをしました。

 

下の写真の木の右側に途中まで上に伸びている太い幹が、最初に移植した際に切り詰めて残した幹です。2度もの移植に耐えて、今年も美しい花を咲かせてくれました。一生懸命咲く花に、心から感謝です。

 

冬の終わりの野草の花畑

2月ももうすぐ終わり。ぶどう畑の足元の花畑もずいぶん賑やかになってきました。上の写真はナズナ…ワンポイントにオオイヌノフグリを配しています。真ん中はよもぎとオオイヌノフグリの饗宴。一番下はヒメオドリコソウの群舞です。

 

勝手に思い思いに生えているはずなのに、その美的センスはなかなかです。

 

梅の花が3分咲きです

ここのところの暖かさで梅の開花が進みます。昨年は3月12日のブログでちらほら…といったところでしたが、2月の終わりでもうすでにここまで咲いています。

 

梅の開花の向きでその夏の天気を予想すると言われているので、毎年どうかな~と思いながら観察しています。

 

一般に、咲く向きが下向きになればなるほど「冷夏」と予想されるそうなのですが、昨年は猛暑だったにも関わらず、梅の花は下向きが多かったような気がしています。梅の花も、ここのところの異常気象にはついていけないのでしょうか。

ナンバンギセル(南蛮煙管)

ぶどう畑の入り口にうつむきかげんにひっそりと咲く花がありました。「ナンバンギセル」です。

 

ナンバンギセルの花期とぶどうの出荷時期は、ほぼ同じ時期のようです。出荷の時期は忙しいので気が付くことがありませんでしたが、咲いていたのですね。

 

後ろにススキの葉が写っていますが、このナンバンギセルは光合成をせず、ススキなどに寄生して生きる寄生植物だそうです。同じ種類で「オオナンバンギセル」という種類もあるそうで、こちらの花は少しゴージャスで茎も真っ白。深窓の令嬢と言ったところでしょうか。

 

全草を薬草にするのだそうで、生薬名は「野狐(ヤコ)」。別名を「思い草」…万葉集にもうたわれているそうです。昔から日本人の生活のすぐそばに、ススキと共にひっそりと命をつないできたのですね。ぶどう畑の地区は、平家の落人伝説がある場所。難を逃れた平家の人々も、この花に癒されたのでしょうか。

パッションフルーツの花が咲きました

9月22日のブログで、パッションフルーツの花芽の話しを載せました。その3日後、花が咲き始めました。パッションフルーツの「パッション」は「受難」という意味だそうで、十字架にかけられたイエスキリストのようにみえるからなんだそうです。

 

日本では「時計草」とよばれています。トケイソウはいろんな種類があるそうです。日頃見過ごしているような所にもはえているかもしれません。

 

香りをかいでみたら、なんだか花の香っぽくない…クレヨンのような香りがしました。まわりのもじゃもじゃが花びらかな?香りも形も独特な花。特別な種類の虫を呼び寄せたいのでしょうか。

カラスウリの花

ぶどう畑の近くに、小さな白い花をつけた植物がフェンスに絡まって咲き誇っていました。最初、モッコウバラかと思って近寄ってみたら、花の周りに特徴のあるモジャモジャ…カラスウリの花です。

 

撮影したのは早朝6時頃。カラスウリは夕方に咲き始めて早朝に閉じるので、これは閉じかけの花です。夜中にはこのモジャモジャがレースの縁取りのように開いて、なかなか素敵です。

 

雄花と雌花があるそうです。花が閉じかけているので、写真の花が雄花か雌花かははっきりわかりません。

 

夜に活動する「スズメガ」しか受粉できないのだそうで、閉じかけの状態でもカラスウリの花が咲いているのを見られたのはラッキーでした。スズメガはぶどうにとっては害虫ですが、カラスウリにとっては大切な存在なんですね。

 

台所からの眺め

今日の写真は台所からの眺めです。台所の流しの正面に窓があります。台所仕事をしながら時折窓を眺めて癒されます。向きはやや北向き。正面には小山があり、涼しい風が山から吹き降ろします。

 

今の時期はピンクのガクアジサイと紫のギボウシの花とミョウガが大きな生け花の作品のように目を楽しませてくれます。

 

家のどこの窓からも、いろいろな借景を楽しませてもらっています。これ以上の贅沢はありません。

昼顔と赤花夕化粧の花

今日の写真は、ぶどう畑の足元の花です。

 

右側の大きいのが「昼顔」。左の小さいのが「赤花夕化粧(あかばなゆうげしょう)」と思われます。

 

「赤花夕化粧」は明治時代にアメリカ大陸から観賞用として入ってきた外来種だそうです。もともとは夕方に咲くことから「夕化粧」と名付けられたそうですが、今は真昼に咲いて夕方には閉じています。日本の風土に馴染む間に、開花の時間帯も変わってきたのでしょうか。

 

オシロイバナも「夕化粧」というのだそうで、紛らわしいので「赤花」をつけたとか…。

 

名前も開花の時間帯も日本に馴染むためにいろいろ翻弄されていますが、暑い昼日中に、昼顔と一緒にしっかり咲き誇っています。

ぶどうの作業も忙しくなってきました。頭を使う細かい作業が続く中、愛らしいピンクの花に癒されます。

ベリーAの花

今日の写真はベリーAというぶどうの品種の花です。

 

他のぶどうはほとんど軸は緑ですが、このベリーAが軸が赤く、花が咲くと線香花火のように和風な雰囲気があります。

 

スイカヅラの花

ぶどう畑の横にスイカヅラが咲いています。今日は真夏のような暑さでしたが、ジャスミンの香りのような甘い香りに癒されます。

 

白い花と黄色い花が見えます。最初、黄色い花は枯れかけている花だと思っていましたが、違いました。

 

スイカヅラの花の別名は「キンギンカ(金銀花)」というそうで、受粉すると黄色に変わるのだそうで、枯れかけているわけではないそうです。

 

花のつぼみや、「忍冬(ニンドウ)」と呼ばれる茎葉は、薬草になるそうです。

 

スイカヅラの花の時期は長いので、あとしばらくは香りを楽しませてくれそうです。

ジャッケツイバラ(蛇結茨)の花

ぶどう畑の横の森にお陽さまのような色の花が房になって咲いています。ジャッケツイバラ(蛇結茨)の花です。ぶどう畑の近くの「兵庫環境体験館」から三日月の「市の上」交差点までの国道28号線沿の山沿いの所々にも群生して咲いているのが見えます。

 

ジャッケツイバラはマメ科のつる性の落葉低木です。マメ科ですが、カラスノエンドウなどのマメ科マメ亜科ではなくてマメ科ジャッケツイバラ亜科というのだそうです。また、実には毒があるそうです。

 

枝には鋭いトゲがあるので、綺麗だからと摘み取ろうとするとえらい目にあいます。でも、このトゲのお陰で鹿などの動物に食べられることなく山で繁殖できるのでしょうね。

 

 

借景・山の藤が満開です

今日の写真は自宅の庭からの風景です。常緑樹と落葉樹の新緑のパッチワークのアクセントに藤の花が満開です。

 

この山の麓に沿って本郷川が流れています。ホタルの舞う清流ですが、今日は昨日の雨で滝のような流れになっています。

 

雨に洗われた山の息吹が爽やかに香ります。

ちっちゃい春の花束

ちっちゃな男の子が、トコトコトコトコ…歩いてきて、ちっちゃな手を広げて差し出しました。

 

差し出した手には、ちっちゃな春の花々。

 

馴染みのある野の花ですが、男の子の手を介して、すてきなすてきな花束になりました。

 

ちっちゃな花瓶にさして、ほっこり。やさしい気持ちがあふれます。

 

佐用の芝桜

佐用の芝桜が見頃です。場所は、佐用消防署の近く。智頭急行・佐用~平福間の土手です。約1キロにわたり3色の芝桜が美しいグラデーションを見せています。

 

写真の奥に見えるのは、「西はりま天文台」のある「大撫山」です。手前の川は「千種川」です。

ちなみに、「西はりま天文台」は、一般に公開されている天体望遠鏡の中では世界最大の「なゆた望遠鏡」がある天文台。また、「千種川」は、近畿の名水百選にも選ばれた、ダムのない自然河川です。

 

佐用は、特別なお土産やさん街や大規模な観光施設があるわけではありませんが、だからこそ作為的でない自然そのものが味わえます。ちょっと物足りないと思う方もいるかもしれませんが、里山を味わうには最高です。

 

モクレンのめしべとおしべ

美しい姿です。モクレンのめしべとおしべです。

 

モクレン属は地球上の花木の先祖と言われています。1億年前にすでにモクレン属の痕跡があるのだとか…。原始的な花の名残として、めしべがたくさんあります。真ん中に集まっている毛のようなものの一本一本がめしべだそうです。

 

おしべに囲まれた楚々とした立ち姿は、ハスの花に座す仏様のようにも、ボッティチェルリの名画「ヴィーナス誕生」のヴィーナスのようにも見えます。